桐まみれの日々 by さきさん

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さきさん1850

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2006年11月24日
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 高二の晃子は22日に、中一の耕平は今日、それぞれ二学期末の試験発表があった。晃子は、勉学に向き合おうとする姿勢は感じられるが、向き合うと睡魔に襲われる様子がありありと見える。不憫だ・・・・・。耕平は3時限の後、給食を食べて学校を開放されたのに、帰ってきたのは6時からの英語の塾へ出かけるべき時間がいよいよ迫った頃だったらしい。夕べ、テレビを観ながら、こそっと言ってた。

 現在、がらがらどんさんから貰い受けた放置自転車は、ハンドルが両端がはねあがっらように向きが変わっており、どう見ても黒縁メガネの真面目な学生さんが乗っている代物には見えない。それにさらに改造を加えようと企んでいるらしい。
 耕平は決して「不良」の部類ではないと思う。かつあげや喫煙などとは程遠いところに居る。なのに、自転車を改造するとか、学生服の裏ボタンを取り寄せるとか、ズボンのベルトがちょっと派手とか、優等生とはかなりの距離を置いている。この点においては姉の晃子も同じスタンスだ。彼女の場合は、さらに、よくない自分を先生に誇示するようなところが見受けられる。例えば、掃除を真面目にしているくせに、先生が通りかかるとサボっているような恰好をする。自分を大きく見せるというパフォーマンスなのかなと思うが、理解出来ない。
 かく言う私も、先生に良いところを見せようとするのは嫌いで、例えば自習時間、おしゃべりをしてる時、先生が監視に来ても、いっこう構わず喋り続けるような子だった。あえて、おしゃべりをやめて黙るのは点数稼ぎだと、私の中では定義付けていたからだった。
 ただ、課せられた課題は黙々と果たした。けれど高校に上がってそれは見事に覆された。こと提出物に関しては常にクラスのラストワンだった。

 夫については詳しく聞いてないが、まぁ、こんな母親の子だから、優等生と言うわけには行かないだろうが、もう少しだけ、試験勉強に前向きになってくれればと思う。

 さて、太田総理の番組を観た。いじめをなくそうというスローガンを禁止するというマニフェスト。結果から言うと可決されたが、確かに、お役所のすることは全く、現場の活動に即していない割りにお金ばかり掛かる理不尽なものだ。いじめをなくすのにお金なんか要らないと私は思う。もし使い道をといわれれば仏教でもキリスト教でも良いから、隣人を愛する心を諭すありがたいお話を頂戴するためのお布施に使えばいいと思う。宗教がいけないのなら、何でもかまわない。ありがたいという気持ち、モノや人を慈しむ気持ち、そう言う心が育つ話を聴く。それが一番の近道のような気がする。





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最終更新日  2006年11月25日 10時04分44秒
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