桐まみれの日々 by さきさん

桐まみれの日々 by さきさん

PR

プロフィール

さきさん1850

さきさん1850

カレンダー

2007年07月02日
XML
カテゴリ: 罪状認否
こんな話

 角界も震えた。新弟子検査を受ける人が一人もいなかったんだそうだ。稽古を見学には来たものの、余りの厳しさに怖気づいてしまったらしい。本当かなぁ。

 昨日は、広島県内の地域の若者で組織する消防団の団員が減って困っていると言うニュース。そりゃぁ、うちの父さんだって、消防だとか、タイコ踊りだとか、そう言う地域に貢献する活動に参加するような人だと、正直、思ってなかった。でも、子供が出来たと思ったら、いつの間にか引きずり込まれていた。さらに、小学校のPTA会長。それだけ、家庭を持つと言うことが人を変えるってことかな、と思ったものだった。

 最近は、なんでも、本人は消防団やタイコ踊りに参加してもいいと思っていても、お母様(と言ってしまうと語弊が有る?)が「うちの坊ちゃんはお仕事で忙しくって、そんなことしている余裕はないでございますのよ、オホホホ・・・・・」とお断りになるそうな。それも本当の話に思えないが、嘘であれば、もっと団員は増えているはずだ。

 父さんに「過保護っていつ始まるのかな。」と訊くと、「おみゃぁの言うことはわからん。」と相手にもしてもらえなかった。でも、すごくそれを思う。
 もし、うちの耕平が社会人になってうちに住むようになったら、そして、地域の消防や踊りの仲間から、お誘いを受ければ、一も二もなく即入団だ。もし耕平が二の足を踏めば、私は背中を思い切り押してしまうだろうな。

 何年か前、消防への入団を断る人が出始めた頃には、団員のみんなは、冗談交じりに「あいつのうちが火事になっても消しに行っちゃるまぁで!」なんて話してた。でも、そんなことが出来るわけない。だから、逆に、そうなった時に気兼ねがないように、誘われるまでもなく、消防団へ入るのが人としての道だと思う。 誰にだって仕事の都合も家庭の都合もある。それを遣り繰りして、みんな、灯を消さぬよう頑張ってきたんだ。

 こんな社会に誰がした?なんてよく聞くフレーズだけど、それは誰でもない。他ならぬこの私だろうな、と思う。


 この前の学級懇談会で、何の話からか、私は、格差社会云々に言及してしまった。高収入の人は、その上に胡坐をかいて、決して、下に向けてては差し延べないんだ、なんてね。それは、私が低い位置にいることを前提にものを言ったんだけど、考えてみれば、通帳こそマイナスだらけだけど、私には、住む家も有れば家族もいる。数日前に、 もし世界が100人の村だったら をやっていた。あれに出ていた子供たちは、

「あんたがいるところは天国じゃないか!」

って言うだろう。なのに、その私が上に向かって不満を言う。全く馬鹿な話しだ。

 政治家は政治屋に成り下がり、議事堂の席を確保するために奔走する。国のため、国民のためと謳いつつ、胸中は自分の次の四年間の就職のことばかりだ。中には、政治の何たるかすらわからないのに、席取り合戦に担ぎ出されて、ほいほいと声高に何かを叫ぶ者もいる。

 窓の外はひどい雨が降ってきた。今夜はパソコンを持ち帰り、また、夜中まで仕事をと思ったけれど、この雨の中にパソコンを持ち出してやるのは不憫だなぁ。
 晃子は明日まで、耕平は明後日まで期末試験。二人とも、何教科。平均点を上回れるのかな。ちょっと怖い・・・!?
 明日は高校のPTA広報の編集会議。明日と来週の火曜日で完成。夏休み前に手元に届く。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年07月02日 20時59分29秒 コメント(2) | コメントを書く
[罪状認否] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: