桐まみれの日々 by さきさん

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さきさん1850

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2007年07月29日
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カテゴリ: 超特ダネ
 日付けが前後するが、8月1日夜、仕事をしていると、電話のベル。夜遅いので、我が子だろうと受話器を上げると高三の娘。バナナジュースが飲みたいから、早く帰ってと言う。声が弾んでいる。

 きりの良い所で仕舞い、帰宅すると二階へ上がって勉強中。夕食を済ませ、顔を見ようとあがると、堰を切ったように話し出す。

「今日、Yちゃん(元カレ)と進路のことで話したんだけどね、S市立を薦められたけど、どうせなら、母さんの言ったK市立K大学にしようかな、って言ったら、あそこ結構レベル高いんで!って結構ビックリしてたよ。」と妙に嬉しそう。確かに、今は、結構難しくなっているらしい。当時は、とにかく、授業料の安さに惹かれて受験した。語学を究めようと思っていたが、外国語学部の米英学科はちょいと偏差値不足で断念。結果、文学部の英文学科に落ち着いたというわけだ。
 私はあの頃から、ケチだった。高い授業料だけは払いたくなかった。って、払うのは親だから、私には関係ないけど、とにかく、勉強は自力でするもので、勉強するためにお金を使うのはじゃどうだと思っていたのかもしれない。と言う割には、3ヶ月に二回の割で、広島市内まで、オーボエのレッスンに通っていた。だけど、新幹線は時間に余裕がない時だけ使うようにして、殆ど、在来線で通った。実は、軽く「鉄子」だったことも、それを助長したのだが。

 まぁ、それはそれとして、どうやら娘は、私がかつて学んだ大学を受験しようと目論んでいるようだ。そのためか、妙に勉強に力が入っている。何事も、具体的な目標を持つと言うことが、何より「やる気」の基になるってことかな。そして、その考えに至った理由に一つは、父親の同級生で飲食業を営むM氏の「出来れば4大を出ておいた方がいいよ。」と言う話を聞いたことだ。私に言わせれば、自分のウデで人を喜ばせることが出来る、これほど判り易い仕事はないと思うのだけれど、人生、直球ばかりではダメってことかなぁ。





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最終更新日  2007年08月02日 18時43分08秒
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