桐まみれの日々 by さきさん

桐まみれの日々 by さきさん

PR

プロフィール

さきさん1850

さきさん1850

カレンダー

2008年11月13日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 このところ、衣装盆のクレームが続いている。組み立ての機械の調子が悪かったのが最大の原因だけれど、ちょっとした小傷がチェック対象になっている。
 桐は柔らかいので、本当に小さなゴミでも、それが硬ければ小傷の原因となってしまう。盆にせよ、小物にせよ、立てて側面を仕上げる時、下になった側面とテーブル面の間にそういったものが挟まると、必ず傷が入ってしまう。押し付けただけでもへこんで仕舞うが、運悪く位置をずらしでもすれば、引っかいたような傷がつく。それでも、それに気づき水をつけて、さらに、アイロンで温度を掛ければ、元通りに修復することはそれほど困難なことではない。が、そこを見過ごして、次の工程、特に塗装をしてしまった場合は、その修復にために塗料を落とさなくてはならなくなり、数倍もの手間をとってしまう。

 一番大事なのは、作業をする台の上に、チリひとつ落とさないようにすることだ。その次に大事なのは、万が一、傷が入ってしまった場合、躊躇することなく、修復作業をすることだ。このくらい、何とかなるかも知れない、などと甘っちょろいことを言っていると、必ず、傷口を広げてしまうことになる。

 早期発見 早期治療

 先んずれば人を制す

 急がば回れ

 これらの格言、あるいは、標語と同じくらい大事なことは、作業環境を整えること。がんばりましょう!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年11月23日 18時08分09秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: