桐まみれの日々 by さきさん

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さきさん1850

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2010年03月20日
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 去年の夏、二階の北西に位置する息子の部屋には、やたらに、スズメバチが出現していた。帰りの遅い息子が夕食を済ませ入浴して床に就くため自分の部屋に上がると、畳の上に死骸があったり、ブンブンと飛んでいたり、電気を消していよいよ寝ようとすると、暗闇の中で羽音がして、あわてて殺虫剤を振りまくと言うことがしばしば起きていた。
 そのような事が起こり始めた頃には、高一とは言え、まだ息子も子供なので、「母さん、母さん。」と私に助けを求めていたが、いきなり危害を加えては来ないと理解するに従い、自力でスズメバチを駆除できるようになっていった。

 そうするうち、秋が来て気温が下がり、その頻度は減り、スズメバチは出現しなくなった。この次、暖かくなり再びやつらが活動を始める前に、巣を除去し、屋根裏への出入りをシャットアウトすることが必要だったので、スズメバチの駆除業者へたずねてみると、1シーズンを過ごした巣は、おそらく、今は空き家だと言う情報を提供してくれた。空き家なら、素人でもどうにでもできるさ!!!と除去費用の35,000円を節約するため、父とは母立ち上がり、まず、屋根裏への進入経路を確保するため、屋根とか、壁とかにつける枠をホームセンターで買った。やつらが出入りする通気孔へかぶせる目の詰まった金網は、取り敢えず、そこまで言ってサイズを測ってからにしようと言うことになった。

 かくして、父さんは息子の部屋の押入れの天井のベニヤ板を切った。そして私を呼びつけ、天井裏を覗いてみろと言う。・・・・・私?父さんは怖かったのだ。のこぎりを持って二階に上がるとき、帽子を探していた。スズメバチに襲われない様にするためだと言った。業者は空き家だと言ったのに、警戒している。父さんは小心者だ。きわめて怖がりだと思った。

 私が頭を突っ込んで見てみると、あった、あった!恐ろしくでかい直径40センチはあろうかと言うスズメバチの巣が、な、なんと二階建てになっていた。蜂らしき物はまったく見当たらなかった。はりとかあって、見えにくくはあるが、とにかくでかいのだけは確認できた。ただ、穴から天井裏に上がっても、巣のところに行く途中が、どうも体が通りそうにないほど狭い箇所がある。行けない理由が見つかって少し、ほっとした。しかも、仮にそこに辿り着けても、通気孔の内側は、はりや柱が入り組んでいて、スズメバチをシャットアウトするほどきちんと網をつけることはかなり困難なようだ。となると外から付けるという事になる。となると、素人のできることではない。結果、大工さんを頼むことになった。スズメバチマンション
 と言うことで、携帯で撮ったお粗末な画像ですが、ご覧下さい。白い光は通気孔からの光です。その右側にぼ~っと見える茶色い物体がスズメバチに巣。くびれたところが1階と2階のつなぎ目です。心霊写真ではありません。何のたたりもございませんのでご安心下さい。
 火曜日には大工さんが処置に来てくれて、我が家に平穏が戻ります。



ノーモアースズメバチ!!!





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最終更新日  2010年03月20日 12時35分53秒
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