桐まみれの日々 by さきさん

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さきさん1850

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2012年02月13日
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カテゴリ: メイキング
 進まない。本当は製造にがっつり当たるつもりなのに、見積もりだとか、雑用が多い。多過ぎる。尤も、見積もりを雑用と言って良いものかどうなのか・・・・。全ての仕事は見積もりから始まると言って過言ではないのである。

 一年半余り前、展示品として納品した小さな収納。売れたので同じものを一つ作れと注文が来た。図面は残してなかった。現物の写真を送ってもらえばある程度、正確なものも作れたはずだ。でも、私はそこまで要求しなかった。全体のサイズのと詳細について口頭で聴いただけで、おおよその見当で物を作った。

 納期を二日過ぎて先方に届いた商品は、展示品と同じものといえる仕様ではなかった。作り直し。仕方ない。塗装した色もかなり違う。当初は、色あせによる違いだと思っていたが、先方より写真が届いてそうではないと思った。

 一時、あるお客様からの依頼で、手盛りの塗料以外のものを使っていた時期があった。私はその塗料を使ったのだと思った。担当者と話してみると、別の塗料は入れたことが無いという。仕入れの履歴を見ても、やはり、違う塗料を仕入れた経緯はない。私の勘違いだったのだ。

 最大の弱点。それは図面を残せないこと。残せない、と云うより残さない。ならばせめて現物の写真を様々な角度から撮影して残しておかねばならない。
 今回のようなことが繰り返すと、通常商品の製造が絶対に遅れる。そうなってはいけない。





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最終更新日  2012年02月14日 00時05分07秒
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