桐まみれの日々 by さきさん

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さきさん1850

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2012年03月18日
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カテゴリ: メイキング
 年取ったからかな・・・。何事もチームで取り組みたいと思うようになった。

 単独の力の小ささを知り、1+1=2.5という数式が成り立つこともあることを知り、正直に1だけでがんばってみることの成果の上がらなさを身をもって知ったからかもしれません。

 もう何年も、1の力でがんばってきたし、それで凌いで来たのだから、今さら、とは思うけれど・・・・・・。

 段取りのやり方ひとつで1+1=1.7にしかならない場合もあるし、ずっと前はその方が頻度が高かったから、その感覚が身についてしまって、力を合わせることの無意味さばかりみ目が行ってしまうのかな。

 これからの会社の進み方について、本当に答えを出さなくちゃいけないと思う。薄利多売に傾倒するのか、厚利少売(造語!?)に傾倒するのか。うちの現状を考えると、薄利多売に傾倒するのは少なからず無理があると思う。少人数で、一つ一つ丁寧に作って、一つ一つ、届けていく方法。知る人ぞ知るという商品を育てて行かなくては、と思う。

 自分自身で納得のいくものを作りたいから、製造工程の隅から隅までをきちんと管理したいけれど、手の数が増えれば、それはまず無理。身がもたない。今、作っている商品は、商品レベルも高くて、多くのバイヤーに受け入れられるだけのものだと、お墨付きを頂いたけれど、生産量を増やすという事はすなわち、たとえば外注に掛けるとしても、製造にかかわる手が増えるということで、そのレベルを維持するのは難しいと思う。

 難しいことを難しい、できないことをできないといってしまうことは簡単だし、私はそうすることを良しとしない方の考えだけど、同じ、何かしらの努力をするとしたら、現在の体制でマックスの生産量を上げて、その生産体制で作ったものをそれなりの価格で納得して買ってくださるお客様に届くための努力をした方が正解だと思える。

 今、薄利多売の方向への舵がとり易い状況なので、そちらもありかな、と考えては見たけれど、チームを組んで取り組むチームメイトを得られそうにない。それに、そちらに傾倒するには、私はもう時を経過ぎてしまったようだ。そのエネルギーが見当たらない。なんて言う様じゃぁ、厚利少売を極めるとしても、似たり寄ったりの取り組みしかできないかもね。





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最終更新日  2012年03月18日 17時34分12秒
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