実録・サラリーマン時代

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November 3, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
宝物



 退職の日が刻々と迫ってきた。
保護者からもいろんな贈り物をもらい、生徒は授業中に、いらなくなったコピー用紙の裏に手紙を書いてくれたり(授業サボんなよ!)、だんだんとお別れの時が近づいているんだなぁ、という感覚が生まれてきた。
 最後の会議では、山梨の室長達みんなが色紙にメッセージを書いてくれて、やはり花をたくさんもらった。
甲府のエリアマネージャーはわざわざ東京の本部にいったとき、全グループリーダーからやはり色紙にメッセージをもらってきてくれて、俺にくれた。

 そして退職の二日前の金曜日(講師数が最も多い曜日)だったと思う。
高梨先生(以前このブログの講師編でも紹介した、いろんな場所で写真を撮り、ポエムにもしてる人)をはじめとした、その日の講師達が集まってきて、「これ、よかったらどうぞ」と言って、あるモノを俺にくれた。
 それは赤い装丁の冊子だった。色紙ではない、それは紛れも無い「本」だった。
それは高梨先生の手作りによるものだった。

 これまた秘密裏のうちに回覧版のように講師達の間でまわり、着々と作成されていたものらしい。
一行や二行ではない、一人につき一ページニページと割かれ、こってりたっぷりとしたメッセージがそこには敷き詰められていた。

 ごくごく自然に涙が出た。やべ!っと思ってすかさず裏口に避難した。
こうして塾人生最大の喜びが、先日の宴から数週間後に早くも塗り替えられてしまった。
俺はなんて幸せ者なんだろうって思った。

五年前、悔しくて情けなくて惨めで俺は自然に涙を流したことがある。
方向を見失った俺は何よりまず働くか!と思い、職について4年とちょっと。
辞めぎわに今度は嬉しくて、ありがたくて、自然に涙を流した。
この違いが全てであろう。
いろんなことがあったが、俺のサラリーマン生活は最高にハッピーだった!

(つづく)次号、ついに最終回です。





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Last updated  November 3, 2006 12:02:23 PM
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Re:Vol.49「感無量」(11/03)  
初の写真取り込み作戦成功。

生きた証の宝物なり。 (November 3, 2006 11:58:33 AM)

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