ケンさんのお天気とマラソン

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2026年09月29日
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カテゴリ: 気象
9/28、午後、札幌は記録的な短時間強雨に見舞われ排水が追い付かず複数地点で道路の冠水が報告されました。札幌では初となる レベル4の大雨危険警報 が発令され、JRは千歳空港と結ぶエアポートなど75本が運休し交通網の混乱が続きました。豊平川の支流である精進川、月寒川、望月寒川は増水し氾濫寸前で避難勧告が出された地域もありました。

札幌の日降水量(9/28)は9.5mmと少ないのになぜ?と疑問に思った人もたくさんいましたので説明します。札幌気象台のある中央区では少なく、豊平区や白石区で大雨となったためですが、アメダス地点がありません。(注1)ですが近郊のデータから推定できます。強い弱いはまだら模様でした。

実況天気図

気象衛星

天気図から原因は秋雨前線でも台風26号でもありまん。温帯低気圧の接近と通過による雨でした。

たとえば恵庭島松では15:13までの1時間に38mmの【激しい雨】。特に強いわけではありませんが、 10分間に14mm の降水量がありました。これを1時間あたりに換算すると84mmになり短時間強度の最高レベル 【猛烈な雨】 (注2) に相当します。滝のような雨で息苦しくなる強さで一気にザーザザーと襲いかかります。

豊平区や白石区でも同じレベルの雨が短時間10分~30分続いたと推定できるでしょう。視界が見えず真っ白になり、息苦しく恐怖を感じるレベルで傘をしていても風がなくてもずぶ濡れになります。排水が追いつかず道路の冠水になったのです。
わが家の豊平区平岸から見た景色は吹雪のときのようなホワイトアウトでした。

10分間降水量は19.5mm (〃3位)で1時間換算で117mmに相当。
2位は檜山・石崎で47.5mの激しい雨で観測史上9月1位。
そのとき 10分間で20mmの雨 。これは1時間に換算すると120mmの猛烈な雨に相当します。

長い時間をかけての大雨は冠水などありません。充分に排水されるからです。ですが、時々、 1時間以下の強い雨が一気に降ると排水を妨げ低地の浸水、道路の冠水 を引き起こしやすいことに注意してください。雪に慣れていても雨に慣れていない道民は特に注意が必要です。今後、秋雨前線や台風の北上によって想定以上の大雨になる恐れがあります。

注1:
アメダス地点が少なすぎます。増設を要望します。昔は農業用としてアメダスを設置しましたが、近年は都市型の雨災害を防ぐためにアメダスの増設が必要だと考えています。

注2:
1時間に80mm以上の雨と猛烈な雨と定義します。





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最終更新日  2026年09月29日 08時17分54秒コメント(0) | コメントを書く


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