
前略
岡田教授が突然に暴露を開始
以下は彼女の発言である。言い直しや「あのー」という発言など、一部は割愛した。
《プライベートなことは言いたくないんですけども、中枢にある政治家の方からも、「こういう説明を受けたんだけど、これは解釈、本当にこれでいい?」とか、よく電話がかかってくるんです。
公的負担に関しては「できたよ」という風な電話があったんですけども、正直言いまして複数の先生から、クリニックから直接(註:民間に検査できる)かということについては「ちょっと待ってくれ」と言われている。「だから、それはまだ分からないんだ」と。
「じゃあ先生、待ってくれというのはどういうことなんですか」ということをお聞きしました。
私は穿った見方をしていました。経済の方とかご同席すると、「オリンピックってのは巨額なんだよ」と。「そういうために汚染国のイメージはつけたくないんだよ」と、そういう大きな力なのかって思っていたんです。それは抗いがたいくらいの大きな巨額な力なのかなと思っていたんです。
先生方にぶつけました。そうしたら「はははは」と笑われて、「そんなね、肝が据わったような、数をごまかしてまで、そんな肝が据わった官僚は、今どきはいません」と。
「これはテリトリー争いなんだ」と。このデータはすごく貴重なんだ。衛生研(註:地方衛生研究所)から上がってきたデータを全部、感染研(註:国立感染症研究所)が掌握すると。
このデータを「感染研が自分で持っていたい」ということを言っている専門家の感染研OBがいると。「そこら辺がネックだったんだ」ということを仰っておられて、私がその時に思ったのは、ぜひ、そういうことは止めていただきたいと。
後略
8回目の診察でようやくPCR検査
新型コロナウイルスのPCR検査をめぐって、私は「検査を拡充すべきだ」という立場から、2週連続で厚生労働省の対応を批判してきた。だが、すでに遅し。検査が間に合わず、患者がたらい回しされたり、容態が悪化した例が相次いだ。
亡くなってから「陽性」判明のケースも
危なかったのは、山梨県に住む20代の男性会社員が自宅で倒れて、発見された例だ。彼は2月27日に38.5度の発熱があり、28日と3月2日に別々の医療機関を受診した。そこでは、PCR検査は行われなかった(https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/03/09/kiji/20200308s00042000456000c.html)。
男性は2月29日から会社を休み、不審に思った同僚の連絡で、家族と警察が3月6日に自宅を訪問したところ、部屋で倒れていた男性が発見された。男性は山梨大学病院に救急搬送され、入院し検査を受け、7日に陽性と判明した。髄膜炎を発症し、意識障害が起きていた。
新型コロナウイルスと髄膜炎の関係は不明だ。だが、これも検査を早く受けて、新型コロナウイルスへの感染が分かっていれば、もっと早い段階で隔離なり、入院できていた可能性がある。
「悪化してから検査」では無意味だ
以上の3例は、いずれもPCR検査が遅れ、本人と医療機関が新型コロナウイルスの感染を確認できず、対応が後追いになった、とみられるケースである。2番目の例は、検査で感染が分かっていれば、意識障害が起きるほど悪化しなかったかもしれない。
病気は「早期発見、早期治療」が大原則なのは、当然だろう。だが、いまは「発熱が続いて悪化したら、初めて検査」とまったく逆なのだ。
なぜ、そんな状態になったかといえば、先々週から指摘してきたように、厚労省が「保健所→帰国者・接触者外来」という、普通の患者が思いつかない診察ルートを作ったからだ。なぜ、そうしたかといえば、最大の理由は、厚労省の外郭団体である国立感染症研究所(感染研)が疫病研究のために、感染データを収集しやすいようにしたからである。
なぜ、感染研が感染データを独占したかったのか、と言えば、感染症の研究が「自分たちの存在証明」であるだけでなく、データを独占していれば、将来のワクチン製造や治療薬の開発にも一枚噛める、という既得権益を守るためだったのではないか。
これこそ「医療崩壊」なのでは?
厚労省をはじめ、現行体制を守ろうとする人たちは「PCR検査を一般のクリニックや民間検査機関に開放したら、患者が殺到して医療が崩壊する」と言い続けてきた。だが、 紹介した3例の患者にとっては、いまの体制でも「医療崩壊」したも同然ではないか 。
詳しくは 本文
[東京 2日 ロイター] - 安倍晋三首相は2日の参院予算委員会で新型コロナウイルスの感染拡大に関連し、検査数を増やせば感染者の絶対数は増える可能性があると述べた。福山哲郎委員(立憲・国民、新緑風会・社民)への答弁。
新型コロナウイルスを検出するPCR検査について、安倍首相は「受けたい人がすべて受けられるようにするわけでない。何らかの症状がある方が、医師が判断した場合にすべての患者が受けられるようにする」と説明した。
福山氏が、検査を増やせば感染者が増えるのではと質問したのに対し、首相は「検査を増やせば、絶対数が増える可能性がある」と述べた。一方、「必ず増えると断定的には申し上げられない」と付け加えた。
(竹本能文)
[27日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド局長は27日、新型コロナウイルスが物質の表面でどの程度長く生存可能で、感染力を持つかをCDCが積極的に調査していると明らかにした。(以上↑2020.3/2 追加情報)
局長は下院公聴会で政府のウイルス対応について説明。「銅と鉄の表面では2時間程度だが、段ボールやプラスチックなどほかの物質の表面ではより長時間となる。われわれはこの点を注視している」と述べた。


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