「アイ・ミー・マイン」(I Me Mine)は、
ビートルズの楽曲である。
1970年に発表された12作目の
イギリス盤公式オリジナル・アルバム
『レット・イット・ビー』に収録された。
ジョージ・ハリスンによって書かれた本作は、
1970年4月に解散する前に
レコーディングされた最後の楽曲となった。
歌詞は、人間の身勝手なエゴイズムを皮肉ったもので、
ワルツ調のヴァースと
ハードロック調のコーラスが
繰り返されるという構成になっている。
( wikiより )
正式なレコーディングがされたのは
1970年に入ってからで、
解散前にビートルズ名義で制作された
最後の曲として知られています。
ですが、休暇をとっていたジョンは
この曲に関わることは一度もありませんでした。
シンプルかつ強烈なタイトルに表れているように、
この曲は解散前のメンバーの態度に対する、
ジョージのフラストレーションが題材になっています。
メンバーの中でも特に誰のことかは
言うまでもありませんが(笑)、
アーティストとして着実に成長を遂げるにつれ、
膨れ上がってきた4人のエゴはまさに、
「ビートルズ」という殻を破ろうとしていたのです。
ジョージはその様子を独特の感性で感じ取り、
哲学的な関心とも関連づけて鋭い詞を構築していったのでした。
聴きどころは、コーラス部分で
「♪I me me mine」と畳みかける
ポールとジョージのハーモニー。
“Two Of Us” で口論が繰り広げられたように、
この時期特に関係が良くなかったのが
ポールとジョージの2人でした。
映画『Let It Be』では、ポールがあれこれ指示を出す傍ら、
ひときわムスっとした表情でセッションに臨む
ジョージの表情が映画の暗さを引き立たせます。
それがひとたびマイクを共にした途端、この息の合い方。
ポールもレコーディング中の自己主張は何処へやら、
がっちり力強く、かつ曲の雰囲気にピッタリの声色で
ジョージを支えています。
思えばデビュー後数年までの嵐のツアー期間中、
常にこの2人はマイクをシェアして、
パワフルなジョンのボーカルを支えていたのです。
衝突は数あれど、その結束が簡単に消え去る訳がありません。
バンド活動が終焉を迎える直前の、
しかも人間のエゴを厳しく扱った楽曲でさえこのチームワーク。
ビートルズが現在まで親しまれている所以の一端を
窺うことのできる楽曲です。

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