
ノエルか誰かがアイデアを思いついたら、
それを発展させたり、アレンジを加えたりすることもあった。
私は、リージェント・ロードのすぐ角を曲がったところにある
リアムの家に居て、話し合ったところ彼も乗り気だったので、
私たちはプリムローズ・ヒルまで歩いて行って、
彼が金色の額縁の中に納まっている姿を撮影したんだ。
撮影を続けていると、突然、大きな叫び声が聞こえてきた。
これまでにも何度か中断はあったんだ。
公園で撮影していて、そこにリアム・ギャラガーがいたら、
そういうこともあるだろう。
だけど、その時は男の叫び声しか聞こえなくて、
そいつはタクシーの窓から叫んでたんだ。
するとタクシーが急停車して、その男が降りてきた。
「無視しよう。無視して、このまま続けよう。」と思ってたら、
そいつが叫びながら私たちのところまで駆け寄ってきたんで、
「おいおい、この男は何者だ?」と思いながら振り返ってみたら、
そこに居たのはノエル・ギャラガーだった。
クリエイション・レコーズに向かう途中で、
偶然私たちに出くわしたんだ。
ノエルは、「おい、一体何をやってんだ?」って感じだった。
「ああ、『wonderwall』のジャケット撮影をしてるんだよ。」
「何だって? うちのクソガキをジャケットに?
あり得ない。これはラブソングなんだぞ。
うちの子なんかジャケットに使う訳ないだろ。
こんなもん時間の無駄だ。」
そう言って、彼はタクシーに戻っていったんだ!
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