しろうと自然科学者の自然観察日記
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☆1月のウォーキングコース(玉川上水緑道)です。12月初めから開花し始めていたニホンズイセンの花が見ごろになっています(2023年1月22日撮影)。☆白い6枚の花被片(外側の萼3枚、内側の花弁3枚)とともに、オレンジ色の副花冠が目立ちます。副花冠について調べてみると、「副花冠は雄蕊の付属物」、「副花冠は花冠や雄蕊の一部が変形してできたらしい」という記事や、「副花冠は雄蕊の花糸が花弁化したうえで、その花弁どうしが合弁したものと考えられる」という記事がありました。副花冠は、スイセンなどのヒガンバナ科やキュウリグサなどのムラサキ科、キョウチクトウなどのキョウチクトウ科で観察できます。☆「スイセン」という名は、中国名の「水仙」を音読みしたもので、水仙という名は、水辺で咲くスイセンの姿を仙人に例えたと言われています。☆ニホンズイセンについては、2016年12月3日の日記で詳しく紹介しました。◎11月末からニホンズイセンの花が咲き始めました(2016年12月3日の日記)。☆年が明けてからは、ソシンロウバイの花が開花しました(2023年1月6日撮影)。☆ソシンロウバイ(素心蝋梅)の名は、漢名の素心蝋梅を音読みしたもので、ソシン(素心)の名は、中国では花弁(萼)や花芯まで同じ花を素心と呼ぶことに由来しているそうです。☆ソシンロウバイの花については、2016年1月4日の日記で詳しく紹介しました。◎ソシンロウバイの花が咲いています(2016年1月4日の日記)。☆葉が落ちて、クロガネモチの果実がたわわに実っているのが遠くからでも目につきます。☆このたくさんの実も、2月頃にはヒヨドリがやってきて全て食べてしまうそうです。クロガネモチについては、2016年11月19日の日記で詳しく紹介しました。◎クロガネモチの鮮やかでたわわな赤い実が目立つようになりました(2016年11月19日の日記)。
2023.01.30
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