札幌から

札幌から

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2016.04.29
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カテゴリ: 徒然に


以下北海道新幹線についての樂天ニュースからの引用。

  毎年300億円の赤字を出している会社が、先月から新規事業を始めました。しかしこの新規事業ではさらに毎年50億円ずつの赤字が見込まれ、毎年 350億円ずつの赤字が続くことがわかっています。しかも15年間。その新規事業開始を皆で大喜びしている会社があります。どこの会社でしょうか。

そして、その新規事業に関する報道はこんな感じでご祝儀ムード一色。

「『夢に近づいた』『歴史的な日』。北海道新幹線が開業した26日、最北の新幹線の駅となった新函館北斗(北海道北斗市)では乗客らが目を輝かせた――」

みんな状況をわかって「目を輝かせている」んでしょうかね?

■本当に必要なんでしょうか

  この毎年350億円の赤字はすべて、100%皆さんの税金で埋め合わせされるのですよ。北海道新幹線、そこまで必要なんですか? 飛行機じゃだめなんですか(蓮舫さんっぽいですね)? 私にはどうにも納得がいきません。

  こ の構図は、新幹線が走ることで赤字が拡大するJR北海道という会社があり、必要なのかどうかわからない(経済効果がきちんと精査されていない)北海道新幹 線を走らせることで、なぜか経営安定化ということで補助金が入るという不都合な真実があるわけですよ。そんなことはどこのメディアも報じないのは、まあお 祝いムードによるご祝儀なんでしょうか。

実際、報道によりますと「開業初日の26日(土)は1万4200人が利用し乗車率は61%と最高 だった。27日(日)は8700人で37%、28日(月)は6800人で31%とガタ減り。開業9日間の平均予約率は24%と低調を極めた」とあります。 それを国民が大喜びしている。潰れそうな会社を救済してみなさんで喜んでいるというのはどう考えても脳天気としか言いようがありません。

ここにはいくつか指摘するべきポイントがあります。まず、2050年に向けて人口減少、特に生産人口が減少していくことが確実な日本においてこれ以上高速鉄道が必要なのかどうか、という点。

そ もそも鉄道は人口がどんどん増えていくという状況において、労働力の迅速かつ効率的な移動を可能にするというのが持ち味です。高度成長期においては、新幹 線のような高速鉄道はある意味必要があったと言えますし、実際には東海道新幹線は経済活動に多大な貢献をした、と考えられています。

 以上が引用です。

  「北海道新幹 線を走らせることで、なぜか経営安定化ということで補助金が入るという不都合な真実」

   何のことはない、原発と同じような構図です。

  税金を使って、金持ちをもっと太らせるために無用とも言える新幹線を作り、大手ゼネコンがもうけ維持費に当たる分の赤字は、税金で補填と言うことなんです。

  札幌から東京へ行くのに、新幹線で長距離、長時間車内で行く人がどれだけいるというのか。

  新幹線の開通はしたが、一方で赤字ローカル線の大幅な切り捨てがある。

 弱い者、貧しい者は移動手段が奪われているのだ。

  交通は、大規模で高速化するほど、周辺の赤字の在来線の廃止とセットになっている。

 函館札幌と函館の新幹線なんて、絶対に黒字になるわけがない。

  大手ゼネコンをもうけさせるための新幹線延長なんていらない。






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最終更新日  2016.04.30 03:53:40


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