女将の鎌倉ものがたり

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2005年08月25日
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西岸良平の「鎌倉物語」 第5巻 第49話    「ナンジャモンジャの木」

「ナンジャモンジャの木」とは、昔外国から渡ってきた人が持ってきて植えた木が、何という名前の木か分からないので、「ナンジャモンジャの木」とよんだそうです。

第49話に登場する「ナンジャモンジャの木」は、推定樹齢800年。

主人公の推理作家「一色正和」が住む長谷の町の「ご神木」として、近所の住人が毎日この木の下に「お供え物」をしていました。

この辺りは昔から平和な町で、それもこれもこの木が守ってくれていると信じていたからです。

この木の上に「カラス天狗」が巣を作り住んでいました。

それが分かったのは、住人の反対を押し切ってマンション建設のために、この木が切り倒されたからです。

「カラス天狗」は毎日住人が供えてくれる「あんぱん」や「油揚げ」のお礼にこの町を守っていた・・・。

というのが、「鎌倉物語」第49話のお話。



「神奈川銘木百選」にも選ばれており、木の幹周りは4メートルも・・・!

もちろん「カラス天狗」は住んでいないけれど、350年もの間ここに立ち鎌倉の町を見続けていた訳です。

古木には一種の神秘性を感じますね。

こちらの写真の「タブの木」は、長谷寺のタブの木です。
割れている幹の中に、「ツワブキ」などが生えています。

タブの木 長谷寺

昨日の記事の「極楽寺坂切り通し」を過ぎると、左側に「力餅屋」があり、そこを左折すると「御霊神社」があります。

鳥居の前を「江ノ電」が走っています。





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最終更新日  2005年08月25日 18時28分48秒
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