オードリーの韓流・華流の部屋

この映画は、爆薬も戦車もトマホーク砲も南北朝鮮戦争の時に使われた物を、地雷も本物を爆発させての中、チャンドンゴン様は、膝のお皿の骨を複雑骨折しても、９ヶ月のそのロケハンのなかで、生活をして、大分痩せていましたが、ウォンビンくんも役者の演技力、チャンドンゴン様の、命がけの迫真の演技、自分が死んでも弟をこの戦争から除隊させたいと思うお兄さんの思いとその狂気を逸したような行動も涙を注がれました。韓国の男性に魅力を感じてしまう所は、こういう儒教精神と、徴兵制度という、軍隊に入隊するのが義務という国の制度にもよるもので、本当の戦争のようなリアルさもあり、本当の戦争はまだまだ残酷で非道な、南北の同じ兄弟のような関係のようなのに、今の日本も多国籍軍に参加したような感じになってしまっていて、日本も近いのではと恐ろしくなる感じがしてきます。議員の年金未納問題もあり、訳判らない日本になってしまっていて、まとまらない、人それぞれ好きなように勝手にいきているようなかんじで、この『ブラザーフッド』をみて、自分事のように感じた一日でした。でもお奨めの映画です。