2005.04.21
テーマ： 今日の出来事(299001)
カテゴリ： 介護
私が中学生のころ、近所に真新しい消防署ができた。
そのころは田舎だったので、出動もすくなく隊員の方も暇そうでした。
学校帰りに遠くから眺めていると、いつも整備点検をしているようでした。
私は消防車隊員が、機敏に走り回る姿が見たかったので残念でした。
あるとき走らないままの消防車を、期待を込めて眺めていました。
いつかっこよく走るのだろうと。
「おい坊主、暇ならそばに来て眺めていいぞ」
「邪魔にならない」
「かまわないさ」
何回か見させてもらったころ、
「坊主、心臓マッサージを知っているか？」
「テレビでよくやっているやつ？」
「見ただけではよくわからんぞ。きちんと教えてやろう」
消防車を見させてもらっているてまえ、いやいや教えてもらいました。
あるときてんかん症状を持つ友人と、山へ自然薯取りに出かけました。
彼は、芋の自生している場所をよく知っていたからです。
奥深い山に入っていたとき、発作がおきました。
前に見たものよりひどかった。
見る間に彼の顔が青ざめ、体が硬直していきました。
パニックに陥った私は、人工呼吸と心臓マッサージをしようと思いました。
「ボキ！」にぶい音がしました。
肋骨を折ってしまったのです。
私は、あわてて山を降り、大人に助けを求めました。
幸いにも一命を取り戻したものの、彼は肋骨の骨折で入院しました。
母に説得され、一人で謝りに行きました。
でもあってしまいました。
逃げ出したいのを必死でこらえ、「ごめんなさい」やっとのことで言いました。
「気にしなくていいのよ。これからも○○と仲良くしてね」
彼のお母さんさんの、明るい笑顔が今でも忘れません。
生兵法は怪我の元。
父を心筋梗塞で失った私。
母は、それだけは避けたいと思い、今回講習を受けました。
今までにも何回か講習は受けました。
でもパニックに陥ったとき、冷静でいられるか自信がありません。
消防署でも、半年に一回は、再講習を受けてくださいとのこと。
今回ご指導をいただいた女性隊員の皆さん。
皆さん素敵な笑顔でした。
こういった笑顔に出会うと、救われます。
そのころは田舎だったので、出動もすくなく隊員の方も暇そうでした。
学校帰りに遠くから眺めていると、いつも整備点検をしているようでした。
私は消防車隊員が、機敏に走り回る姿が見たかったので残念でした。
あるとき走らないままの消防車を、期待を込めて眺めていました。
いつかっこよく走るのだろうと。
「おい坊主、暇ならそばに来て眺めていいぞ」
「邪魔にならない」
「かまわないさ」
何回か見させてもらったころ、
「坊主、心臓マッサージを知っているか？」
「テレビでよくやっているやつ？」
「見ただけではよくわからんぞ。きちんと教えてやろう」
消防車を見させてもらっているてまえ、いやいや教えてもらいました。
あるときてんかん症状を持つ友人と、山へ自然薯取りに出かけました。
彼は、芋の自生している場所をよく知っていたからです。
奥深い山に入っていたとき、発作がおきました。
前に見たものよりひどかった。
見る間に彼の顔が青ざめ、体が硬直していきました。
パニックに陥った私は、人工呼吸と心臓マッサージをしようと思いました。
「ボキ！」にぶい音がしました。
肋骨を折ってしまったのです。
私は、あわてて山を降り、大人に助けを求めました。
幸いにも一命を取り戻したものの、彼は肋骨の骨折で入院しました。
母に説得され、一人で謝りに行きました。
でもあってしまいました。
逃げ出したいのを必死でこらえ、「ごめんなさい」やっとのことで言いました。
「気にしなくていいのよ。これからも○○と仲良くしてね」
彼のお母さんさんの、明るい笑顔が今でも忘れません。
生兵法は怪我の元。
父を心筋梗塞で失った私。
母は、それだけは避けたいと思い、今回講習を受けました。
今までにも何回か講習は受けました。
でもパニックに陥ったとき、冷静でいられるか自信がありません。
消防署でも、半年に一回は、再講習を受けてくださいとのこと。
今回ご指導をいただいた女性隊員の皆さん。
皆さん素敵な笑顔でした。
こういった笑顔に出会うと、救われます。
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Re:普通救命講習(04/21)
愚公移山
さん
肋骨を折るのはよくあるみたいですね。
私も過去に講習を何度か受けましたが、講師の方が「折っちゃいますから、場所をきちんと覚えてください」といってました。
私は実際人工呼吸や心臓マッサージはやったことないですけど。 (2005.04.21 10:39:33)
私も過去に講習を何度か受けましたが、講師の方が「折っちゃいますから、場所をきちんと覚えてください」といってました。
私は実際人工呼吸や心臓マッサージはやったことないですけど。 (2005.04.21 10:39:33)
Re:普通救命講習(04/21)
ココア4755
さん
私も経験ありませんが・・・
ヘタにすると肋骨折れるのですか？
「ボキッ」は痛そうですね＾＾；
このお話を聞いて、私には出来そうにありません♪と思いました～ (2005.04.21 14:59:50)
ヘタにすると肋骨折れるのですか？
「ボキッ」は痛そうですね＾＾；
このお話を聞いて、私には出来そうにありません♪と思いました～ (2005.04.21 14:59:50)
愚公さんへ
Ｋ・Ａ4072
さん
ココアさんへ
Ｋ・Ａ4072
さん
肋骨は、鎖骨についで折れやすいです。
若いときは折っても、自然に治癒します。
子供、年寄りは、少し応えます。
でも一度講習を受けられると、何かあったときの対応だけは、覚えます。
実際そんな場面に遭遇しないのが幸せなのですが。
年寄りを家族に抱えると、そうもいっていられないので、がんばってみます。 (2005.04.21 20:58:03)
若いときは折っても、自然に治癒します。
子供、年寄りは、少し応えます。
でも一度講習を受けられると、何かあったときの対応だけは、覚えます。
実際そんな場面に遭遇しないのが幸せなのですが。
年寄りを家族に抱えると、そうもいっていられないので、がんばってみます。 (2005.04.21 20:58:03)
Re:普通救命講習(04/21)
lemon☆lime
さん
失敗したことで、貴重な経験になったのですね。
人の命を守るために、講習を受けることは とても良いことですよね。
いざというときに 焦らず、実践できると良いですね。
(2005.04.21 21:37:52)
人の命を守るために、講習を受けることは とても良いことですよね。
いざというときに 焦らず、実践できると良いですね。
(2005.04.21 21:37:52)
れもんさんへ
Ｋ・Ａ4072
さん
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
がん評論家@中嶋
レビー小体型認知症の母を介護して、今年で７年目になります。ねずみは、母の干支。８４才になります。母のはは、母のははのハハは、８３歳で天寿を全うしました。母の家系で最長寿になります。ありがたいことです。
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