レビー小体型認知症介護日記

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2005.06.26
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カテゴリ: 介護
熱田神宮の近くの図書館に行ってきた。


医療関係の本をのぞいていると「リウマチとプール療法」福原須万子が目に付いた。

人間の体は、動かさなくなると血液が流れなくなり、栄養状態が悪くなる。
寝たきりになると、体重の負荷がかからないので、すごい速度でカルシウムが抜けていく。

こんなことが書いてあった。
そこでプール療法となるわけである。

これは何もリウマチ患者だけでなく、高齢者にも当てはまることだと思った。
水の浮力を利用して、動きにくくなった体を動かすことで、寝たきりからの脱出を図るのです。


下降線をたどった体力を、引き上げるにはリハビリは早ければ早いほどいいと言うことです。

母は四ヶ月ほど前には、ベットに座ることもできませんでした。
最初の入院で誤飲しかけていたのでその防止策がとられました。

食後の30分は、座ることを心がけたのです。
でもずいぶん寝たきりとなっていた体では、それができませんでした。
だから座椅子などを利用して、倒れないようにしてすごさせました。

それと平行して作業療法を始め、リハビリにも取り組みました。
頭のリハビリも大事でしたが、体のリハビリが予想を上回る効果があることがわかりました。

退院してからほぼ二ヶ月。
目覚しいほど母は、回復しています。

トイレもいまでは自分でできます。


車椅子も自分で乗り降りできるまで回復しました。
あと少しで、杖を使っての歩行もできるでしょう。

そこまで回復すれば、母が悪くなる前までの回復になります。
そこでリハビリでの目覚しい回復は、止まるでしょう。
後はまた元に戻らないよう、日常での母の努力が必要となるでしょう。


月・水・金とデイサービスに行く。
火曜日はデイケア(主にリハビリをしてくれる)に行く。
月・木・土の三回鍼灸マッサージを頼む。

木・土曜日は私が、温水プールに連れて行く。
この温水プールをどこにしようかといろいろあたりました。

身体障害者が無料で利用できるものもありました。
でも身障がリハビリするには、不向きな施設でした。

近くに少し料金はかかりますが、身障向きに作り変えられたプールができました。
先週行ってきました。
これなら通える設備だと思いました。

今週は木曜日と、昨日今日と行ってきました。
見事に母も私も筋肉痛になりました。

プールで小学生の弾んだ笑い声、力強い生命力。
それらを感じながら、元気をもらい、楽しくなった母子でした。







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Last updated  2005.06.26 22:55:22
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