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2007.05.18
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カテゴリ: 映画




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



人形劇が好きなので楽しみにしていた映画です。
天から伸びる糸=命を繋ぐもの、として普通なら見えないふりをするはずの糸が、上手に物語と絡んでいます。
2004年デンマークの作品ですが、日本公開にあたって庵野秀明監督が手を入れていることもあり、吹き替え版しかないのが残念。


ヘバロン国と森の民ゼリス。
長きにわたって争ってきたふたつの国は、褐色のゼリスと白肌のヘバロン、まるで黒人・白人を思わせます。
もともと住んでいた民を殺し、その土地を奪うという過去は、歴史の縮図かもしれません。
褐色でも白でもない、金色の肌をもつ王ハルを主人公に、新しい世界を切り開いていくまでの物語。
復讐の旅、叔父であるニゾの策略、ゼリスのジータとの恋。
様々な出来事をとおして、父親がなせなかった国の平和をなすまでを描きます。



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  「冒頭・遺書を書き自害する王」       「嵌められたハルは奴隷として拾われる」


操り人形の糸が命である――この設定が面白いですね~
たとえば牢屋の壁や国の城壁が上空にあったり、戦いの場面では糸を切られると死んでしまうという、新鮮な驚きが楽しめます。
操り人形の世界には独特な魅力がありました。
物語はとてもシンプルですが、そこで生きてる人形たちに命は吹き込まれているのを感じます。

吹き替えは可も不可もなく、ただ草なぎ君はおしが弱いかも・・・
劇団ひとりは流石。
ダイナミックさと世界観がいい。
ただ川本喜八郎さんの作品を幼い頃からみてきて、どうしても動きの繊細さを求めてしまうのが、物足りなさが残った理由かもしれません。。
人形の表情は変わらないのに様々に変化して見える――それは人形劇の素晴らしさのひとつですね~

“それぞれの糸はみな天で繋がっている”
これが大きなテーマです。
人は他人との繋がりがあってこそ生きていけるもの。
ジータに教えられて、飛翔する方法を知ったハルは、初めて見えない糸も見える糸も、みんな繋がりあっていることを実感します。
そして自分の国が犯した罪も受け止めることができるようになるのです。


本編が終って、エンドクレジットが流れ終わるまで、誰も席を立たなかったのは、とても久しぶりのことでした。
声優陣のおまけもありましたよ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 監督  アンデルス・ルノウ・クラルン 、庵野秀明(日本版)
 脚色  長塚圭史
 撮影  ジャン・ウェインク 、キム・ハッテセン  
 声   草なぎ剛 、中谷美紀 、劇団ひとり 、優香
      小林克也 、香取慎吾 、戸田恵子

  (カラー/93分)







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Last updated  2016.07.18 21:52:59
コメント(10) | コメントを書く


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Re:【ストリングス~愛と絆の旅路~(STRINGS)】 2004年 デンマーク映画(05/18)  
Spinnaker  さん
エヴァンゲリオンで有名な庵野秀明が日本版の監督をしていることで
その筋でも話題になっていましたね。
彼の主張したいことは何だったのかも興味があります。
DVD化されたら観てみようと思っている一品です。
(2007.05.18 13:32:56)

Spinnakerさん   
こんにちは。
その筋では話題になったんですね!
以前からデンマーク発の人形劇~ときいて楽しみにしていましたww
オリジナル版も観てみたかったな~。
是非DVDでご覧になったら感想聞かせてください♪ (2007.05.18 14:09:46)

Re:【ストリングス~愛と絆の旅路~(STRINGS)】 2004年 デンマーク映画(05/18)  
ベティ333  さん
ただマリオネットを使ってると思ってたんですけど、糸にも意味があったんですね!
アニメとか人形ものは苦手ではあるのですがこれは観たいと思ってます。
日本版もオリジナルも両方観たいです。 (2007.05.18 16:17:32)

ベティ333さん   
こんにちは。

>糸にも意味があったんですね!

そうなんです~
そこがふつうのマペット映画と違う新しさですw
繊細さはもかく、ダイナミックな人形劇でした。
オリジナルはDVDで観られそうですね~~
(2007.05.18 19:08:38)

Re:【ストリングス~愛と絆の旅路~(STRINGS)】 2004年 デンマーク映画(05/18)  
この映画、チラシを見ていても、邦画なのか洋画なのかどちらに分類するのか悩みました。
庵野監督、脚色が長塚圭史、「ゲロッパ!」では役者で、なんか不思議になごませる雰囲気を出してましたね。長塚京三さんの息子さんですよね。
ああ、この人が関わってるんですね。
チェコアニメとは違う、操り人形の映画、いろんな映画があって面白いです。
(2007.05.18 21:03:07)

迷っています  
racquo  さん
こんばんは。

今行きつけの映画館にこれがかかっていて、予告編は3~4回見せられていて、どうしたものか迷っています。アニメはともかく人形や影絵はどちらかというと苦手でもあり・・。でもこの日本語版は庵野秀明の作品として見るべきなんでしょうか?。あと予告編で見た感じではテンポがかなりゆっくりとしているといった感じでしたが。糸でつながっているということを除いて、実写映画ではなく人形劇映画である良さは何でしたでしょうか?。 (2007.05.18 21:13:00)

chappie the gogo!さん   
こんばんは。
長塚京三さんの息子さんでしたか~~
顔型がそっくりですね!

こちら、どれくらい手を入れられたのでしょう。
そこは分からずじまいです。
ただオリジナルで観たくなりました。
操り人形を動かすのは本当に難しいと思うので、繊細さを要求してはだめだったかな・・・。
(2007.05.18 21:34:13)

racquoさん   
こんばんは。
観て損はないと思いますが、ずいぶん前から期待していたわりには、それほどでもなかったかな・・というのが正直な感想です。

たぶんオリジナルを尊重していると思うので、庵野秀明氏の作品としてあえて観なくてよいのかもしれません。
テンポの遅さはあまり気になりませんでしたが、寒気がするようなショットがなかったのは淋しいです。

>人形劇映画である良さは

今回は操り人形でしたので、その糸との関わりも、大きな見所のひとつになっていました。
吊糸がなければ始まらない物語です。
ただスケール大きく人物が演じているような演出にしすぎて?ぞくっとするような人形の良さをあまり感じなかったのは残念でした。
人形劇は、動かす側の技術もすごく魅力と感じます。

(2007.05.18 22:27:00)

Re:【ストリングス~愛と絆の旅路~(STRINGS)】 2004年 デンマーク映画(05/18)  
この映画、草なぎ君がよく宣伝しているなぁと思っていましたが、こんな内容の映画なんですね。
いままで全く興味がなかったのですが、オコジョーさんの解説を読んで面白そうだなと思いました。
>操り人形の糸が命である
ここが肝なんですね。
(2007.05.19 02:18:01)

アネモネ99さん   
こんにちは。
吹き替えに芸能人が絡むと・・宣伝が大きくなりますね。
興味が湧いたら是非w
あまり期待しないで観てみてくださいw (2007.05.19 11:01:10)

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