昨年末に集英社版の漱石文学全集を処分するため小説作品を通しで読みましたが「草枕」はたしかに読みづらい作品でした。

一方で、あまりメジャーではないけれど、現代的感覚で読むと面白い作品もありました。それは「坑夫」です。まるで町田康の小説を読んでいるような感覚で、コミカルに味わいで、もてあまし気味の自我の流れを書いています。なんで炭坑になんか行ってしまうのよ、と笑ってしまいます。「二百十日」もよかった。

(*^ー゜)vPEACE!!!

(2010.06.04 10:46:23)

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2010.06.03
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テーマ: 読書(10242)
カテゴリ: 本



智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」



 冒頭の一節がとても有名な『草枕』。
漱石はどれを読んでもおもしろいと思っていたら、初期にはこんな読みにくい小説があったのね。
主人公の中年(といっても当時はまだ30代)画家が、独自の芸術論を独白で展開させるのだけれど、聞いたこともないような語彙と漢文があふれてむつかしい!


当時はたいそう人気で、本作の成功が、作家・夏目漱石の足がかりとなったというから、むかしの人は情感豊かで趣があったのね。正直、おもしろさの半分もわらなかったよ。

西洋文化の批判をしているということは、多くの知識人たちがそうだったように、漱石もイギリス留学中には、国民性の違いなんかに悩んだのだろうか。それなら少しは身近に感じられそうだけど。
だって週に一回、ほんの小一時間、英会話の先生と向き合っているだけで、わたしは疲れるもんね(笑)自我が強くて、テンション高くって。


物語は、熊本小天温泉を舞台に、洋画家である主人公が、山中の温泉宿に逗留し、宿の若奥様の那美と知り合い、他愛のない会話を交わす――というもの。
そのなかで、東洋の芸術や文学についてが、「さりげなく」ではなく、どうどうと頁を割いて論じられていく。



じっくり味わいながら読み返せる日は、いつか来るだろうか。
漱石を読むなら、高等遊民の出てくるのが、好きだなぁ。







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Last updated  2010.06.04 01:25:26
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Re:◆草枕◆ 夏目漱石(06/03)  
ジウニー  さん
はるさんが難しいなら
私にはとても読めませんね。。。
シチュエーション的には興味をそそられる感じだけど
確かに言葉づかいが・・・ (2010.06.04 07:43:07)

夏目漱石の臭い枕  
荻々亭主人  さん

ジウニーさんへ  
はる*37  さん
こんにちは。
シチュエーションはいいでしょう。
それから冒頭もいいけれど・・・中身は読みにくかったです。
堅苦しいのを一生懸命読むのが
さいきんは面倒です(笑) (2010.06.06 10:23:10)

荻々亭主人さんへ  
はる*37  さん
>漱石文学全集

そうでしたか~
ラッキーマンさんにも読みにくかったですか。
わたしが中途半端に5巻から持っている全集は
昭和出版社の40年も前のものらしい本ですが
誤字だらけでいけません。
そのちょうど持っていない2巻目が短篇集なので
残念ながら「坑夫」「二百十日」は手元にありませんでした。
いつか、読んでみますね! (^^) (2010.06.06 10:30:01)

Re:◆草枕◆ 夏目漱石(06/03)  
ヤスカイ  さん
こんばんは。

私の読んだ少ない漱石作品のなかで、これと『二百十日』が記憶には残ってますが・・・・
たしかにこの冒頭はよく憶えてる・・・憶えすぎて口をついて出てくる・・・かつてボールペンのテレビCMで使われていたのもあるからかな・・・・
でも内容がほとんど思い出せない・・・・『二百十日』も・・・

文豪と同じお国に留学中のわが次男・・・
あと数日で帰国するというのに・・・
さきほどはじめて電話をよこしました・・・
文豪と同じく、精神的に参ってしまって閉じこもっているのでは? と心配していたのでしたが・・・・

「こっちでゲームソフト(海外版クラッシュバンディクーだとか)を買ったら、日本のゲーム機で動くのかな?」

なにを考えてるんだ・・・・・とほほ

いいから早く帰って来い・・・という気分の今夜でした。
文豪とは違うなぁ・・・・
(2010.06.06 22:55:23)

ヤスカイさん  
はる*37  さん
こんにちは。
ヤスカイさんも『草枕』と『二百十日』は
読んでいますか。

記憶に残る一節があるだけでも
たいそうすごいことではありますが
とっつきにくいのは、内容をわすれる(笑)


>留学中のわが次男くん

ほんとにいい経験をさせてあげられましたね!
いいお父さんだと思う!
いまと昔じゃ、時代が違うから
次男くんの発言は、ちっともトホホじゃないですってば。
淋しくなってきましたか。
次男って、きっとムードメーカーでもあったろうから
しばし静かなヤスカイ邸だったことでしょう。
お土産話の又聞きを、よろしくお願いします(笑) (2010.06.07 12:11:28)

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