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2011.01.01
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テーマ: 読書(10247)
カテゴリ: 本


2011年、書き初めは、お世話になっているヤスカイさんおすすめのガルシア=マルケスです。
1955年、友人たちの手によって、無断で印刷所に持ち込まれたという処女作『落葉』。
わたしにはけっこう難解でした。


舞台は架空の街マコンド。とある医師の葬儀が、大佐家族によって執り行われようとしている。
家族の父、娘、孫、が交互に繰り返す独白は、三世代それぞれの視点から見た、男の生前の真実。医師の謎や軌跡が次第に明らかにされていく――。


死人についての説明がまったくなく、三人の独白だけが事実を知る頼り。
父娘はともかく、母親に連れて来られただけの孫(少年)が語れるのは、目に見えている状況だけで、真実はしばらく見えないまま。
ずいぶん過去に、マコンドにやって来た医師を、自宅の離れに住まわせた大佐(父)だけが、彼の半生を知っている。


人々に疎んじられ、その死を歓迎された不義の医師の過去を知るにつけ、孤独の色濃く、胸がどんよりとしてくるのでした。
形式的な難解さばかりではなく、なにかしらメタファーを秘めたような、それぞれの独白に迷い込んでしまい、釈然としないままの読了。
つぎは『百年の孤独』『コレラの時代の愛』など有名どころが読んでみたい。


短編集 といえ、206ページの本に表題作『落葉』が130ページを占めています。
残りは、『世界で最も美しい男の溺死体』『大きな翼を持った老人』他、4編を収録。それぞれが10ページほどの小品。『大きな翼を持った老人』は、同名映画の原作。
ご子息が映画監督だという点でも、映画界と造詣の深い方なのかもしれません。今春、劇場公開となる『愛する人』は、子息ロドリゴ・ガルシア監督の最新作。







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Last updated  2011.08.27 21:40:48
コメント(6) | コメントを書く


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あけましておめでとうございます  
ひろ さん
ガルシア=マルケスで映画化されているものといえば「エレンディラ」が有ります。話しも割りと分かりやすくて映像がきれいです。是非。原作も面白いです。


そんな感じで、今年もよろしく!
(2011.01.03 14:27:02)

ひろさんへ  
はる **  さん
あけましておめでとうございます♪

「エレンディラ」ですね。メモメモ
探してみます。原作も。
「予告された殺人の記録」、これもどこかで聞いたことありますね~。
ガルシア=マルケスさんだったんだ。

そうそう。
ひろさんの所で観た「BUNGO」シリーズのドラマが気になっていて
昨日、レンタルしてきたのでした。
太宰治版、山崎まさよし主演「グッド・バイ」
とても良かったです。

それでは、今年もよろしくお願いいたします。 (2011.01.03 15:06:09)

Re:◆短編集 落葉(おちば)◆ G・ガルシア=マルケス(01/01)  
ヤスカイ  さん
あけましておめでとうございます。

遅くなりました。
すみませんです・・実家巡りに出かけていたもので・・・。

『落葉』は未読ですが、収録されている短編のいくつかは読みましたよ。
以前ブログでちょっと取り上げたかな・・・?
『エランディラ』という作品が表題になっている文庫が、ちくま文庫から出ています。羽の生えたじいさんの話や、美しい水死人の話など7編の短編集です。

はるさんの『落葉』の感想から、どうやらこれは『百年の孤独』の基礎になった作品みたいですね。マコンドも、大佐も、バナナ会社の存在とマコンドの興亡も・・・すべて『百年の孤独』に共通した構成要素です。ちなみにこのバナナ会社のことは、コロンビアの近代史を調べたら出てきました。史実のようですね。あの有名なアメリカ企業ですわ。
と・・『落葉』がどこまで書いているかわかりませんが・・・。

『百年の孤独』は私がブログで取り上げましたよ。当時・・誰も作品には無反応でして・・・それはそうだな・・・と。
とはいえ「難解」というのもわかります。
感じてください・・・という気持ちかな?

『予告された殺人の記録』・・・これも取り上げましたね。
ジャーナリストであったマルケスならではの緻密なルポルタージュ的作品です。その構成はなかなか見事。最後まで読者を引っ張る仕組みになっていて、やめられなくなりました。

去年はすっかり開高さんイヤーだったから・・久々にマルケスを読もうかな・・・って気分になりました。
ありがとう♪


(2011.01.04 00:23:56)

Re:◆短編集 落葉(おちば)◆ G・ガルシア=マルケス(01/01)  
ジウニー  さん
コメントしたら消えちゃいました。。

おめでとうございますー☆!
今年の幕開けにふさわしい本ですねー
難しくても最後まで読めたところがすごいですー
何か気になるものがあったんでしょうね~

かどうかわわかりませんが
今年も宜しくお願いしますー(_)♪ (2011.01.04 07:29:43)

ヤスカイさんへ  
はる **  さん
実家への帰省、お疲れちゃんでした。

『落葉』は、『百年の孤独』の基なんですね、やっぱり。
完成されたものよりも、捉えにくくなっているのは、その辺にわけがありそうです。
『百年の孤独』を先に読んでいたらよかったですね~。しっぱい。
難解に増して難解だったもの。

ヤスカイさんがアップしてらした『百年の孤独』の記事を
懐かしく読みました。
長いおつきあいですよねーほんとうに(笑)
やっといま、手に取っているなんて!


>去年はすっかり開高さんイヤーだったから・・久々にマルケスを読もうかな・・・って気分になりました。

できれば、『落葉』もいつか読んでみてください。
感想がお聞きしたいです。 (2011.01.04 21:09:01)

ジウニーさん  
はる **  さん
>コメントしたら消えちゃいました。。

うんうん。わたしもよく消して、がっかりしています。


>難しくても最後まで読めたところが

年末、時間だけはあって、ヤスカイさんがおすすめしてくれた本なので、最後まで読みました。
けれど、内容の深みが読みとれない、わたし、、。

今年もたくさんジウニーさんの作品を見せてください。
楽しみにしています。 (2011.01.04 21:15:56)

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