想い出記念

想い出記念

2007年10月17日
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カテゴリ: 硫黄島 体験記


午後から愛犬(Mダックスフンド)が手術をした。

全身麻酔をされるときは心細さに満ちあふれた眼をしていた。

麻酔を終了したのを見届けて帰宅したが、どうしているかと気にかかった。

預けてから4時間後に迎えに行ったが、麻酔から覚めて元気そうだった。

しかし、家に帰ってきても本来の騒がしさはない。

帰宅した娘が「人間でも麻酔から覚めたと言っても半覚醒状態の人もいるよ。」との言葉に、正に言葉を発することができない愛犬にとってはその状態であったのかもしれない。

妻と交互に抱いていて、少しは落ち着いたようだが、今夜は一緒に付き添って寝るという。

いつもは五月蠅く感じるのだが、シュンとした態度と若干たれ眼で見上げられるとかわいそうでもある。





外周道路の海側にこのような道路がある。

前方を行く二人は、隊司令のI1佐と戦史を勉強していたK1尉です。

日中は日差しが強いことから帽子と水は必需品であり、道なき道を歩くためにズボンと長袖は欠かせません。

二人の鞄の中身は、水、線香、懐中電灯、長い紐、サバイバルナイフ又は雑草、低木を切り開くために鎌が入っています。

この日は、藪等に入らないとの約束で歩き始めたのですが、守られた事はありません。

この先は箱庭浜に出て、その先が北の鼻ですが、道路が雑草、トゲのある低木で覆われていて、四苦八苦しながらの散策となりました。

当時の将兵もこのような絶壁と海まで続く崖の間に作られた細い道を使用していたのでしょう。

昨日も書きましたが、このコースは歩くしかない場所です。

そして、戦局が厳しくなり、米軍を避けて師団司令部に合流するにはこのような道しか残されていなかったのです。

それでも、待ち伏せされて全滅の状況に置かれたのです。

単に硫黄島に行ってきた、勤務したで終わらせないで、戦史を読み、自分の足で戦跡を回って如何に祖国防衛のために生死をかけて戦い抜いたのかを感じて欲しいと思います。



自衛隊は平時にあっては、戦争・紛争・平和を脅かす行為から事前防衛する事が重要な任務です。

勿論、有事には矢面に立って戦いますが、戦争にしないためにも、国際貢献や外交が必要なのです。

福田総理が野党の質問に何度も答えて曰く、「何度お答えしても結局は反対なんでしょう・・?」と・・・!

祖国のために生死をかけて戦った旧軍将兵が今の世を見て、何と思うでしょう?

戦績を歩いた写真を見ると、そんな事を考えてしまいました。



それが硫黄島なのです。








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最終更新日  2007年10月17日 23時37分04秒コメント(0) | コメントを書く
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