
Écrin な暮らし | 鎌倉山・稲村ケ崎・由比ヶ浜
本棚の前に立ったとき、あの静かな高揚感が好きです。背表紙を眺めているだけで、どこか遠くへ旅をしているような気持ちになれる。
今回ご紹介するのは、鎌倉エリアで私が気になっているブックカフェ3店。竹林の丘の上に佇む古書カフェ、谷戸の奥に隠れた秘密の隠れ家ブックカフェ、そして江ノ電沿線に赤い扉で佇む絵本カフェ。
遠方で行けない方のために、おうちで「ブックカフェ気分」を楽しめるアイテムもあわせてご紹介します。


写真:公式サイトより
鎌倉山の竹林に面した、ブック&カフェ。漫画家・田中正雄さんのアトリエを受け継いだ空間に、1,000冊ほどの本が静かに並んでいます。
📖 新刊も古書も「定価」で販売(区別なし)。本の感動は変わらないという思いから
♻️ 読み終わった本は7割の値段で買い取り。本を「循環」させるユニークなしくみ
🌱 SDGsを意識してセレクトされた約1,000冊
☕ カフェで飲みながら、店内の本を自由に読める
🎵 コンサートなど定期イベントも開催(2026年5月:箏・尺八のカフェコンサートなど)
「惣(そう)」とは500年ほど前に日本各地の集落で自然発生的にできた自治組織のこと。本を通して人々が集い、感動を共有するコミュニケーションの場——という意味が店名に込められています。

写真:公式サイトより
稲村ケ崎の谷戸の細い小道を入ったところにある、住所非公開の隠れ家ブックカフェ。2025年5月から営業を始めた新しいお店で、自宅のリビングを改装した「秘密の読書空間」です。
🦉 大人のための児童文学・自然系の本を中心にセレクト
🌿 緑の風と鳥のさえずりを聞きながら、五感で自分を整える時間
🤫 サイレント読書会・夏至の読書会・音読会など定期イベント開催
📵 デジタルデトックスにもぴったりな異空間
「本はポケットに入れて持ち歩ける庭のようなもの」(アラビアのことわざ)——その言葉が店名の由来。住所は非公開で、場所の詳細はDMでお問い合わせを。まるで宝探しのような入口も、このお店の魅力のひとつです。


写真:PHP研究所【えほんとりっぷ】より
江ノ電・由比ヶ浜駅から徒歩5分、白い壁に赤い扉が目印の絵本カフェ。シンガーソングライターで絵本作家の中川ひろたかさんがオーナーを務める、鎌倉でも個性際立つブックカフェです。
📚 国内外の絵本・CDが壁一面のこども目線の棚に並ぶ
🍰 厚みたっぷりのスコーン・ハート形のチーズケーキ・パフェ・ランチプレート
🌿 体に安心な食材を厳選して使用
🪑 店内中央の大きなテーブルで相席スタイル。一人でも家族連れでも
🎶 オーナーの中川ひろたかさんの絵本・CDも購入できる
大人が絵本と向き合う贅沢な時間。「ゆっくり読む」という行為そのものを思い出させてくれる、懐かしくてあたたかな空間です。
📍 神奈川県鎌倉市笹目町6-6 大栄ビル1F ☎ 0467-25-0359
🕐 11:00〜17:00 🗓 火・水定休
🚃 江ノ島電鉄「由比ヶ浜駅」より徒歩4〜5分 / 「和田塚駅」より徒歩6分
遠方の方も、雨の日も。お気に入りの本と飲み物があれば、どこでもブックカフェ。おうちで「本のある時間」をもっと豊かにしてくれるアイテムをご紹介します。
本の時間には、一杯の丁寧なコーヒーや紅茶を。スペシャルティコーヒーのドリップバッグや、水出し日本茶など、少し上質なものを用意しておくと読書がさらに楽しくなります。
「好きな器で飲む」だけで、いつもの時間が少し特別になります。陶器の素朴なマグや、透明感のあるガラスのカップなど、本の内容に合わせて器を変えるのも楽しみのひとつ。
読書を快適にする小道具。ブックスタンドがあれば両手が自由になって飲み物も一緒に楽しめます。お気に入りのしおりを探すのも読書生活の楽しみのひとつです。
本と海風と珈琲と。
鎌倉エリアのブックカフェは、どこも「ゆっくり時間を過ごす」ことへの敬意に満ちています。次のおでかけの候補に、ぜひ一軒加えてみてください。そして行けない日は、おうちに好きな本と好きな飲み物を用意して。本のある時間は、日常の中の小さな贅沢です。
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