眼科医のひとり言

眼科医のひとり言

外傷性視神経症(視神経管骨折)



(原因)
まゆ毛の外側のあたりに衝撃が加わった時に、
視神経管という骨の中を通っている視神経が障害されるもの。
視神経管は骨折しているときもあれば、していないときもあります。

(症状)
視力はわずかに低下する場合から、ほとんど見えなくなってしまう場合もあります。
視野もわずかな欠損から、広範囲に欠損してしまうこともあります。

(治療)
骨折した骨片により視神経が直接障害されてしまった場合には残念ながら有効な治療はありません。
衝撃による障害で、視神経にむくみが生じただけの場合にはステロイドホルモンを大量に全身投与することがあります、手術による方法もありますがあまり有効ではないようです。

(予後)
受傷後の視力低下が高度な場合には視力の回復は難しくなります。
軽度の場合にはかなり回復しますが、完全な回復はいずれにしても難しいです。

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