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2026.10.02
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〇 学校でも暗記させられる「百人一首」。私は高校時代
に、寝床に臥す折、絵札を一枚取り上げ、上の句と

それに呼応する下14文字を丸暗記し、翌日に順次上積
み足し ながら覚えまていました。

加うるに解説本を数冊、反復して読み、逸 話や人脈など
も覚えました。 

それは扨て置き、天智天皇の

 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ
      わが衣手は露に濡れつつ
の御歌、天智天皇ともあろう方が苫屋に寝られること等
あり得ず、実は藤原定家が後鳥羽院の無念を晴らす為、

隠岐の島にて貧しく棲まれた院を彷彿させるような詠み
人知らずの和歌を天智天皇の御作として

一番最 初に持って来るという、またそれ以降の配列も多
種多様 に工夫してあるという

織田正吉著『絢爛たる暗号――百人一首の謎をとく』の
説を参考にすると、とても印象深いものを感じます。

何故なら『新古今集』の2首目は後鳥羽院の御作

 ほのぼのと春こそ空に来にけらし
      天の香具山霞たなびく
に呼応するかのように持統天皇(後年新古今時代に改作)
の

 春すぎて夏来にけらし白妙の
      衣ほすてふ天の香具山
を百人一首の二番手に挙げてあるのです。





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Last updated  2026.10.02 08:03:17
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