Divertimento

県はきょう新たに３６人の新型コロナウイルス感染を発表しました。 　青森市では新しい職場クラスターが１件発生しました。   　きょう新たに感染が発表された３６人の保健所管内別の居住地は弘前管内が１３人、八戸市が１１人、青森市が１０人などとなっています。 　このうち青森市の職場では新たに２人の感染が判明し合わせて５人のクラスターが発生しました。 　会見を開いた小野寺市長はこの職場について換気が十分でなかったりマスクを外していた人もいたと明らかにしました。 　県によりますときょう発表された感染者のうち５人はこれまでに確認されているクラスターに関連しています。 　一方で１２人の感染経路がいまのところわかっていません。 　県の感染症対策を担う大西医師は９月に入って感染者数は右肩下がりですが高齢者の感染が増えていることに危機感を強めています。  ★県感染症対策コーディネーター　大西基喜　医師 「高齢者施設とか病院とかその辺の所のまた今後クラスターが起こりうることの状況が出てきているように思いますのでそういった所は依然として注意が必要」  　きょう発表された感染者は先週金曜日の４４人を８人下回りました。 　前の週の同じ曜日を下回ったのは４日連続です。 　きょう現在の県内の感染者はきのうから３８人減って４１１人です。 　入院中の患者は９８人で１００人を下回ったのは先月２０日以来２８日ぶりです。 　このうち重症の患者は９人、中等症は１９人となっています。 　感染状況を判断する指標の１つ、確保病床に対する使用率は２９．９％で依然としてステージ３の水準を上回っています。 　一方でもう１つの指標、人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数はＲＡＢの試算で２３．４人と２日連続でステージ３の水準となっています。