医療保険のからくり

医療保険のからくり

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

保険の異端児・オサメ

保険の異端児・オサメ

カレンダー

お気に入りブログ

🍇小説 (69) 「忠敬… New! 神風スズキさん

逸材を輩出する 米… New! lavien10さん

本日のポチッ セリメーヌさん
丸くとも一角あれや… 双葉学習院の村松さん
『 しら's Cafe 』 Hunny15さん

フリーページ

2020/12/10
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類





医療費2割負担、年収200万円 75歳以上 首相と公明代表が合意
こんな記事がありました。


75歳以上の方が負担する医療費が1割から2割に上がる。
負担が増えるから大変!


2割負担の上限が決まっているのをご存じでしょうか?
医療費自己負担額の上限は ​ 高額療養費助成制度 ​ で決まっています。


75歳以上 年収200万円の方が治療にかかった医療費に対して1ヶ月に負担する上限は
  • 外来で18,000円 (年14万4,000円)
  • 入院で57,600円 4ヶ月目~最大12ヶ月目まで44,400


例えば、通院での1ヶ月間の医療費総額が9万円になるまでは2割負担

医療費の総額が9万円以上になると、いくらになっても負担は18,000円。

これを毎月繰り返すのです。


ワンポイントアドバイス
治療は同一月に集中し、翌月にまたがらないようにできるならすること。
2割負担の上限が18,000円と決まっているのだから
同じ月の治療費はもっと増えても負担は増えない。

つまり、持病で毎月定期的に通院されている患者様は
通院の仕方を工夫することで負担を減らせるかも。

例えば
毎月の窓口負担額が1万円だとすると、医療費の総額は5万円

毎月治療費が5万円かかって、2割負担額は1万円だと



これに対して通院するのを各月にして、月初と月末の2回を各月で繰り返す。
治療費は5万円+5万円で10万円になります。
2割負担だと2万円ですが、上限額は18,000円ですから2,000円節約できます。

それを年間にすると2000円×6回=12,000円節約できます。


通院の仕方を考えるだけで年間12,000円節約できるのです。



こまめに確認されることをお勧めします。




入院も同じです。
同一月に治療費が集中するようにすれば、負担上限は同じですから
翌月にまたがる入院にならないようにできる場合は入院する日を考えたほうが良いと思います。

検査などで病気がみつかり、緊急入院を要しない場合です。
病院は月末の入院を勧めあれる場合が結構あります。


それは、月末に入院させたほうが診療点数が多くなるようです。
つまり利益が増える。


入院日は、うまく都合をつくろって
月初になるように交渉される、若しくは2ヶ月にまたがらない入院になる入院日を指定されることをお勧めします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020/12/10 02:52:02 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: