おとったん日記

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2007.01.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
むかし、むかし、あるところに一人の男の子が住んでいました。

男の子は、両親が共働きで、おばぁちゃんの家でいつもご飯を食べていました。

両親の帰りも遅く、21時頃おばぁちゃんの家から自宅まで一人で歩いて帰っていました。

お休みの時も、朝早くからおばぁちゃんの家に行っていました。

兄弟もなく、おばぁちゃんが遊び相手、話し相手。

おばぁちゃんが用事があるときは、一人で家にいて、乾いたおにぎりを食べていました。

それでも、男の子に不満はありません。

それが、普通の生活だと思っていたから。


小学校低学年から、高学年に成長するにつれて、他の家のことが見えてきました。



小学校6年生の時おばぁちゃんに聞いてみました。

「どうして家は、家族仲良くしていないの?」

男の子が小学校6年生の時、両親は、家庭内別居。

嫁姑問題で家族はばらばら。

おばぁちゃんは、「ごめんね.....」と一言話すだけ。

男の子は、おかぁさんにも同じ質問をしてみました。

おかぁさんも、「ごめんね.....」と一言話して、涙を流しました。

おかぁさんを泣かせてしまって、男の子も悲しくなって、涙を流しました。

誰も悪くないのになんで自分だけこんなにさみしいんだろう。

その時、男の子は、分かりました。

「自分が明るくしなきゃ、みんなが悲しくなる。だから笑おう!」って。



男の子は、夜が大嫌いでした。まわりが真っ暗になる夜が。

やがて、夜が明けて、太陽の光が見えてくると安心して眠ることができました。


その子も大人になりました。

なぜか、むかしのことをいま思い出していました。

心の中で、忘れようと、忘れたと、思っていたことを。




自分には、もったいないくらいの家族です。

今振り返るとなんで、男の子の家族は、ばらばらだったんだろう。

答えは、見つかりませんでした。

ただ、いまは、幸せな家族があります。

「むかしの男の子と同じ思いは、させたくない」

ただ、それだけを強く願って、生活をしている男の子でした。











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Last updated  2007.01.20 23:20:31
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