死んだ親父の家を片付ける娘のブログ

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2017.06.08
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タイトルを『桐島、部活やめるってよ』に近づけようと頑張ったけど、精度の悪いカーナビばりに離れた題名になりました。

本日は実家の片付け日!
と思ったんですが、親の亡き後に一人暮らしをする統合失調症の兄貴の支援会議開催の為、片付けは早速お休みに。
ついでに、子供も預ける事が出来なかったので作業のさの字もありません。
うう、残念。

長らく社会的引きこもりとなっていた兄貴ですが、数年に1度起こる病状悪化の度に医療や福祉サービスとのつながりが出来て、今に至ります。
病気の加減で延々と眠り続ける兄貴を、親父は死ぬ直前までなじっていました。
文化的にも精神障害者は家の奥や、山の奥、とにかく働ける健常者の邪魔にならないよう、離れた場所へ難癖付けて追いやっていた時代を生きてきた両親ですから、精神疾患を患う息子を過剰に叱咤激励するのも無理は無い話。

兄貴は、小原庄助さんの唄みたいに、生きているだけで家の財産を食い潰して何も残さない、何も産まない人に思われて居たんですよね。多分。


病気持って生きるって、大変ですから。
これ、親が統合失調症の中村ユキ先生の受け売りですけどね。


マンガでわかる!統合失調症 [ 中村ユキ ]



さて、親が死んでなし崩しに一人暮らしになった兄貴ですが、自分のできる事とできない事を自覚するにはおよそ半年の時間が要しました。
電気料金の支払い手続きという小さいところから、冬場の水道管破裂の対処という大きなところまで、まずは自分で対処。わからなければ、そこで周囲の誰かが登場。
そんなこんなを繰り返した半年後。
やっとでヘルパーさんを利用するという段階になって、兄貴は手伝って欲しい事を明確に支援者に話していました。

人間、何かを決める時は、ちゃんと困らないと決められない。
困るまで待つって、凄く大事と思った瞬間です。

色んな人に支えられて、兄貴は人よりゆっくりですが一人暮らしをしています。
親父も母ちゃんも、あんなにガミガミ兄貴を怒らなくても、思い切って息子を手放してしまったら、もっと早く兄貴は色々と出来るようになっていたかもしれないよと、娘は思うのです。

ゴミをゴミ箱に忘れず入れる事もうまく出来ない兄貴ですが、誰かの声がかかるときれいに掃除も出来るようになりました。



親父の荷物の片付けは、まだまだ始まったばかり。兄貴と私でまだまだ頑張ります。







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最終更新日  2017.06.08 23:25:56
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