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2008.05.21
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前回
前回は、オゾン利用のはじめから現在までの経過を紹介しました。


オゾンの利用は冷凍庫内での食材保存(1909年)に始まり、加工食品による食品流通が盛んになった高度成長期(1980年代以降)に食品加工工場で利用されるようになりました。

そして、1998年の病原性大腸菌O-157による食中毒発生を切欠に、新種ウィルスや薬剤耐性菌などにも対応できる殺菌方法として期待されています。


このように100年以上に渡って、食品や食品加工・流通が変化、そして薬剤耐性菌や新種ウィルスなどの変化に対応して、一つの物質で利用できるのはオゾンだけです。


それは、前回紹介したように、オゾンの特徴によるものです。

■  他の殺菌剤とは殺菌機構が異なるため、薬剤耐性菌にも有効性がある。
■  オゾンガス、オゾン水、オゾン氷など形態で利用できる。
 オゾンは分解して酸素に戻るので残留性がない。





1)他の殺菌剤と異なり、薬剤耐性菌にも有効性がある。

オゾンはその酸化力によって、殺菌、脱臭、鮮度保持などの効果を発揮します。

他の薬剤反応による殺菌と違い、細胞膜を破壊して細菌を溶かす機構のために、
耐性菌が発生せずに、さらに薬剤耐性菌や新種ウィルスを不活性化にも有効です。


2)オゾンガス、オゾン水、オゾン氷などの形態で利用できる

「食の安全」を確保するためには、食材の生産、貯蔵そして食品の洗浄、加工、搬送、包装など過程を通して使用できる必要があります。

オゾンは、物理的条件の異なる現場に対応して、気体、液体、固体の形態で利用されます。

■ 冷蔵庫内の食品や工場内の空気の殺菌、脱臭にはオゾンガスで使われ、
■ 食品の洗浄・殺菌や機器、配管、床などの洗浄にはオゾン水で使えます。
■ 更に、鮮魚の輸送にはオゾン氷の形態でも使用できる

などの利便性があります。


3)オゾンには残留性がない

オゾンは自然に分解して酸素に戻るため残留性がありません。
また食品添加物でもあるので、食品洗浄後にすすぎ洗いが不要で、薬品洗浄に比べて作業性を改善できます。



このことが、「 オゾンは、21世紀環境改善の切り札 」と言われている由縁です。



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Last updated  2008.05.21 13:55:24コメント(0) | コメントを書く


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