2025年11月17日
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カテゴリ: 記録
  8)腐植土の効用 東国のクール産み出す本来の旨さ、本当のおいしさ”=釧路の街の魅力ABCD26題―3-240217

 スライド3rdには、「腐植土の効用」のタイトルで囲み記載が紹介されています。
 そこで注目されるのが植物プランクトンや発酵微生物の働きではないでしょうか。
 その囲み記載の内容は、気仙沼市で牡蠣養殖業を営む畠山重篤さんという方が『森は海の恋人』本から抜き出しています。赤太字の記載に注目しておきましょう。

 「植物プランクトンは、基本的には二酸化炭素、水、太陽の光で増えるが、その他にチッソ、リンなどの養分が必要である。特にチッソは、たんぱく質を作るのに欠かすことができない養分である。
  ところが、植物プランクトンは、先に鉄を体内に入れておかないと、チッソを取り込めない構造になっている。さらに鉄は、クロロフィルなどの光合成色素の生成に深く関わっているというのだ。


 スライド3rd「腐植土の効用」を読み続けてみます。どんな点が見えてくるのか。


 では、鉄はどこから、どのように供給されているのだろうか。沿岸域の鉄の供給源は森である。
  鉄が海に届くには水に溶けなければならない。
   ここで森の腐葉土が重要な役割を担っている。腐葉土はそれ自体植物にとって最良の肥料であるが、山の岩石や土に含まれている鉄を水に溶かし、植物プランクトンが吸収しやすい形に変える役目をしているというのである。


 私たちが「本当のおいしさ、本来の旨さ」を説明できることに努めませんか。加えて、来訪のお客様には地域に戻り、伝えてほしい点です。それは、暮らしのなかで<森と川と海が水でつながるモノ>で、あることです。
  そのうえで「地球の再生に役立てていただくこと」も、喫緊の課題であると考えているのです。





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最終更新日  2025年11月26日 09時41分39秒
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