読書の部屋からこんにちは!

読書の部屋からこんにちは!

2007.02.11
XML
カテゴリ: エッセイ
広瀬光治ってご存知ですか?

その容貌と雰囲気から、人呼んで「ニット界の貴公子」
最近ではリーブ21のコマーシャルにも出てますね。

彼の作品は、ロマンチックでエレガント、レースや小花の量も適度で、ほんとうに上品です。
1955年生まれ51歳の彼は、いつも実際にそのセーターを着ていてよく似合っています。
気持ち悪いって思う人も多いかもしれないけど、完全にあの人だけの世界ができあがっています。
それはもう、中年とかおやじとか、俗世間の男性の範疇から完全に逸脱していて、
どっちかというと宇宙人に近い、誰もついていけない独特の世界の中にいる人です。



彼が頭が薄くなってきたことに気づいたときは、多分愕然としただろうなあ。
泣きたくなっただろうなあ。
私は頭の毛の本数で人を差別するなんてことは、断じていたしませんが、
はげてもいい職業、はげられない職業があるとするならば、彼こそはげられない人の代表だと思います。
なにしろ、貴公子なんだもん。
はげであのセーターを着る姿なんて、ファンに対する裏切りですよね。
リーブ21があって、よかったね。大成功してよかったね。
と、手を握って心から言ってあげたい。




この人くらいの先生になると、ニットの歴史とか外国のニットとか、いろんな知識を持っていて、ニットに対する情熱も想像できないくらい熱いものがあるんだろう・・・
私も編み物は好きな方だし、ニットに関するエッセイなら、すごくおもしろいんじゃない?

それははっきり言ってハズレでした。
だって、エッセイの論旨はいつもおんなじ。
「男の編み編みに市民権を!」こればっかり。


だけど、エッセイ以外にも指編みの方法も出ていたりして、楽しむことができました。
指編みって、脳の活性化にもいいらしい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.02.11 12:38:00
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: