イギリス人は親切な人種だ。言葉づかいからしてとっても親切だ。そのなかでも、いつも「あーこう言うのね。」と感心させられるのだが、自分ではなかなか言えないのが、この"for you"。イギリス人は口がうまい人種でもあるので、言っている人は別に深い意味を込めているわけではないと知っているのだが、それでもこの一言を加えたと加えないとでは、全然印象が違ってくる。お店で商品のありかを尋ねて、"I will find it for you." 電話で資料請求をして、"I will send it out for you." みんなが私の為にわざわざ快く動いてくれているように感じる。もっともこれ、日本語に訳したら「あなたのため」でなくて「してあげますよ。」くらいのもの。そんなことはわかっているけれども、やっぱり気持ちいい。だから、私も誰かに言ってみたい。でも、なかなかすんなり出てこない。"for me, please." は、なんとか言えるようになってきた。これも「私のためにお願い」ではなくて、「してもらえないかしら」くらいなものだ。お願いごとの多い私は、けっこう使う。 ぱなっちはさすがにネイティブなので、すらすらこの表現も使いこなす。先日朝シャワーを浴びて部屋にもどったら、ぱなっちが"I put the telly on for you!"(テレビつけておいてあげたよ!)ダディ注:正しくは、I turned on the telly.です。BBC1のニュースが流れていた。親ばかな私は、「わざわざ私のためにテレビつけてくれたのね。」と嬉しく、大げさに「ありがとう!」と言った。ぱなっちも満足そうだった。チャンネル5の子供番組が見たかったけど、そこまで辿り着けなかったんだなとはわかっていたけどね。だって、私は朝テレビを見る習慣はないんだもの。ラヂオ派なのだ。