2006/03/14
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カテゴリ: クロ歴史!
監督:八木 毅/特技監督:鈴木 健二/脚本:小林 雄次

その歴史と比べれば、ほんの幼年期にさしかかったに過ぎない人類にとって、壮大な宇宙はまだ神秘に満ち溢れている。何しろ1800年前、プトレマイオスが天動説を唱えてからコペルニクスが地動説を提唱するまでの1400年もの長い間、人々は地球こそがすべての中心であり、星々はその周りを回っているのだと信じて疑わなかったのだから。

時は流れて21世紀。
人工の光であふれた街はまるで日中のような賑々しさを湛えています。
それは夜空の星も遠く霞ませるほどに。
しかし、私たちはあの時と同じように知るべきことが多いのではないでしょうか。
今回はそんなお話に思いました。


【あらすじ】
星空の下、望遠鏡を覗くカイトとミズキ。

人々が星空に郷愁を抱くのは、異星人の遺伝子が眠っているからで、星が輝くのは故郷を忘れないための目印っていう話もある。
その時、突如異変が起こった。
星の配列が変わり光が結ばれるとその姿は怪獣となり、地上に降り立ったのだ。
まるで光を嫌悪するかのように暴れまくる怪獣。
迎撃したダッシュバードが閃光弾で威嚇するとその怪獣は逃げ去った。

消失ポイントに向かったミズキは古ぼけたプラネタリウムで成宮(萩原流行)という紳士に出会う。
現れた怪獣は天球の想像と終焉を司る星空の守護獣ケプルスで、夜空に星の輝きを取り戻すため、地上の悪しき光を消し去ろうとしているというのだ。
成宮は続け、ミズキと以前に会っていること、そしてさらに驚くべき秘密を彼女に告げた。

ケプルスに襲われた街はどうなってしまうのか!
カギを握る成宮という紳士の正体は?
そしてミズキにまつわる秘密とは一体何なのか??




星獣ケプルス /星空創造主サトン星人

【マックスの使用武器】

マクシウムカノン


【活躍アイテム】

バンダイHGシリーズウルトラマン45最強!最速!ウルトラマンマックス登場編(全6種セット) ダッシュマシンシリーズ01 ダッシュバード1号 ダシュマシンシリーズ05ダッシュバードβ(ウルトラマンマックス) ウルトラマンマックス 変身アイテム DXマックススパーク 【予約商品/送料無料!】 帰ってきたウルトラの星計画 ウルトラマンマックス 可動フィギュア...

***

“光”という存在は脈々と続くウルトラシリーズにとって、おそらくもっとも重要なテーマの一つです。平成ウルトラマン以降、主にそれは“闇”を引き合いに出して追求されてきましたが、今回は星空に代表される“自然”の光と、人類が電気を支配してこしらえた“人工”の光を対比させて訴えかけてきます。

太陽の光の化身のイメージのあるウルトラマンと星空の守護獣をマッチアップさせるとは何とも粋な計らいでしたね。戦いの決着はどうなるのかを注目しましたが、人工の光にも救いを差し伸べたウルトラマンマックスの慈愛にサトン星人が希望の光を見出しノーゲーム、といったところでしょうか。

地上の光と星空の光どちらも守るべき。
(すべての)光は希望の証というミズキ流の楽天的解釈は置いておくとして、私たちもそろそろ気付く必要があるということではなかったでしょうか。

過剰な光は私たちの生活を便利にしているが、それは豊かさとは違う。
自然との調和をとって、文明をより豊かなものに導くべきであると。

「人類に星空を愛する心があれば、きっとまた扉は開きます。
人類とサトン星人の末裔が再び出会えるかもしれない。
未来で逢いましょう。」
成宮と星獣は星の扉の向こうに帰っていきますが、このメッセージを好意的に解釈しないほうが私たちにとってはよいと思います。
彼は星の瞬きほどの短い間、モラトリアム期間を設けてくれただけなのでしょうから。


劇中では豆腐屋さんのラッパの音や、ポンプ式の井戸、舗装された道路に根ざした樹木などが印象的に配されていましたが、効率優先の開発より、身の丈に合った生活の価値に目を向けるべき、というメッセージに感じました。
このテーマは来週から始まるマックス最終章へのつなぎのストーリーなのでしょうね。


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Last updated  2006/03/14 11:24:28 AM


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