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[東京電力]魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>[PDF]
原発事故後、2年もすると魚もこんなに汚染されてしまうんですね。
東京電力が18日、福島第1原発の港湾内で採取した魚、ムラソイから、魚類では過去最大値となる1kg当たり25万4000ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表しました。国が定める一般食品の基準値(1kg当たり100ベクレル)の2540倍に相当します。なんと、この汚染魚ムラソイを200グラム食べると、0.8ミリシーベルト(mSv)内部被曝すると推定されるそうです。これまでの調査で魚から検出された放射性セシウムの最大値は、去年8月に南相馬市の沖合1キロで採取されたアイナメの2万5800Bq/kgでした。それと比べると、10倍近く汚染されているという、恐れおののく驚愕汚染魚が見つかったことになります。こうした魚が外側の海と行き来しているおそれがあるため、東電は今後、港湾内の魚が外洋に移動しないよう港湾口に網を設け、港湾の内外で駆除も進めるらしいのですが、それってなんか意味あるんですかね?
海が汚れている限り、汚染魚は後を絶たないと思うのですが。
今回発表された検査結果で、基準値を超えた放射性セシウムが検出された魚には、ムラソイ以外にもタケノコメバル10万1000Bq/kg、アイナメ4万Bq/kgなど、5種類ありました。
同じ海でたかが100キロほどしか離れていないところでは普通に漁業が行われているわけですが、食品の放射性物質検査で基準値以下とはいえ、スーパーに陳列されているそういった魚をどうしても食べる気にはなれないという人も多くいることでしょう。風評被害と言われようが、海は汚れ、汚染された魚が泳いでいることは事実なのです。これからも、食品の放射性物質検査を続ける必要があり、あとは個人個人がどこまで許容できるか判断するしかありません。
事故当初、故意に海へ放出された放射性物質の影響は膨大で、生態系と人類に対する影響は計り知れず、放射性物質で汚れた福島の海は、もう二度ときれいな海には戻らないのかもしれません。終わりなき放射能汚染は、終わりなき闘いであることを忘れてはいけません。
食品に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果
今週、1月15日~1月18日までに厚生労働省から発表された食品中の放射性物質の検査結果。放射性セシウム40ベクレル/kg以上を検出した食品のみ抜き出し表にしてあります。
表はクリックで拡大↓
【基準値超過】(最大値)
岩手県産シカ肉 Cs:320 Bq/kg
群馬県産ニホンジカ Cs:170 Bq/kg
群馬県産ヤマドリ Cs:170 Bq/kg
群馬県産イノシシ Cs:250 Bq/kg
福島県産アイナメ Cs:190 Bq/kg
福島県産コモンカスベ Cs:440 Bq/kg
福島県産シロメバル Cs:800 Bq/kg
福島県産ウスメバル Cs:340 Bq/kg
福島県産ババガレイ(ナメタガレイ) Cs:110 Bq/kg
福島県産ヒラメ Cs:190 Bq/kg
流通品の検査で放射性セシウムが検出された食品
製造所:岩手県一関市 清涼飲料水 4.1Bq/kg
茨城県産 レンコン 13Bq/kg
北海道産 マダラ 20Bq/kg
製造所:神奈川県 茶(飲用) 2.1Bq/kg
宮城県産 シカ肉 60Bq/kg
茨城県産 ミソ豆 23Bq/kg
など
厚生労働省 報道発表資料
・ 食品中の放射性物質の検査結果について(第559報)
・ 食品中の放射性物質の検査結果について(第560報)
・ 食品中の放射性物質の検査結果について(第561報)
・ 食品中の放射性物質の検査結果について(第562報)
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