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今週の食品中の放射性物質の検査結果ですが、目新しく気をつけなければならないものは特にないですかね。岩手県産のフキノトウが結構高かったようですが、キノコ類同様に山菜類もやたらに採ってきて食べるのは危険です。
今週はなんといっても18日、月曜日に起きた福島原発大停電による冷却システム停止というニュースに驚かされた。長時間にわたる電源喪失は、まさに3.11が再びやってきたおもいだ。福島第一原発の1号機から4号機と共用プールには全部で約9000体もの核燃料が冷却中であるが、冷却が停止することで、再び暴走して大量の放射性物質が撒き散らされることになりかねない事態に陥っていたのだ。
原子炉や使用済み核燃料の冷却が止まれば、取り返しのつかない深刻な被害をもたらすことを2年前に痛感したはずなのに、なぜ私たちはまたもこんな危険にさらされなければならないのでしょうか。
今回の件で、発生から好評まで3時間も要していることや、故障したメタクラ(配電盤)が2年前の事故当時に設置した仮施設のままであったことなど、東電の危機意識の欠如には呆れるばかりである。
約30時間もの間、冷却が停止していたわけですが、原発にとってこれほど長時間にわたって電源喪失することは絶対にあってはならないこと。ましてや、今回の停電の原因がネズミ1匹!?ネズミに生活を脅かされるなんて本当に勘弁してほしい。
今回は、たまたま仮施設のメタクラ(配電盤)の故障でしたが、なにも仮施設なのは配電盤だけではない。これまでも、汚染水処理に使われている配管からは、何度となく汚染水漏れを起こしているわけですし、汚染水を溜めているタンクも耐用年数5年ほどの仮設タンクである。1千トン級のあのバカでかいタンクが1週間ほどで溶接なしのボルト留めで組み立てられた恐ろしい代物だなんて、怖い。
とにかくスピード優先で作業が行われ、そもそも、長期の使用を想定していなかったわけですが、状況は汚染水が減るどころかどんどん増えるばかり。今後もタンクを増設する予定である。
最近は、溶接したタンクを導入し始めたようだが、仮設タンクが増えれば増えるほど、後々の改修も困難を極めるだろうと容易に想像がつく。
もちろん、作業は被ばくを強いられる困難なものであることを忘れてはならない。
食品に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果
今週、3月18日~3月22日までに厚生労働省から発表された食品中の放射性物質の検査結果。放射性セシウム40ベクレル/kg以上を検出した食品のみ抜き出し表にしてあります。
表はクリックで拡大↓
【基準値超過】(最大値)
千葉県産イノシシ肉 Cs:130 Bq/kg
千葉県産イノシシ肉 Cs:260 Bq/kg
千葉県産シイタケ Cs:120 Bq/kg
千葉県産シイタケ Cs:110 Bq/kg
福島県産アイナメ Cs:250 Bq/kg
福島県産イシガレイ Cs:130 Bq/kg
福島県産コモンカスベ Cs:260 Bq/kg
福島県産シロメバル Cs:230 Bq/kg
福島県産ババガレイ(ナメタガレイ) Cs:380 Bq/kg
福島県産マダラ Cs:190 Bq/kg
福島県産ムラソイ Cs:140 Bq/kg
福島県産ウスメバル Cs:340 Bq/kg
福島県産ヤマメ Cs:270 Bq/kg
福島県産大豆 Cs:110 Bq/kg
流通品の検査で放射性セシウムが検出された食品
製造・加工場所(福島県伊達市) 豆みそ 42Bq/kg
など
厚生労働省 報道発表資料
・ 食品中の放射性物質の検査結果について(第602報)
・ 食品中の放射性物質の検査結果について(第603報)
・ 食品中の放射性物質の検査結果について(第604報)
・ 食品中の放射性物質の検査結果について(第605報)
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