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2015.03.25
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テーマ: ニュース(97038)
カテゴリ:

bluearrowドイツのジャーマンウイングス旅客機が仏のアルプスに墜落。
bluearrow乗客乗員150人全員死亡、山岳地帯で、救助活動は難航。
bluearrow墜落機体は運行から24年経っており、耐用年数に問題はなかったか。


150人乗り独旅客機墜落 仏南東部、全員死亡か
日本経済新聞 2015/3/25 0:05
引用元:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG24HBD_U5A320C1CC1000/

24日午前、スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かう独航空会社ジャーマンウイングスの航空機がフランス南東部に墜落した。航空機はエアバスの小型機「A320」で、乗客144人、乗務員6人が乗っていた。フランスのオランド大統領は事故を受けてテレビ演説し「生存者はいないようだ」と述べ、全員が死亡したとの見方を示した。
・・・
エアバスによると、事故機は1991年に就航。これまでに4万6700回、5万8300時間を飛行したとみられるという。
・・・
 墜落した場所はイタリア国境からほど近い仏南東部のバルスロネット近郊。アルプス山脈に近く、機体の残骸が標高2000メートル付近の山中で見つかった。自動車では近づけない山岳地帯で、調査が長引く可能性がある。
・・・


France plane crash: What went wrong?(15/3/24)


映像:CNN

格安航空会社(LCC)による事故

最近だと、去年12月、インドネシア沖に墜落したエアアジア機がジャワ海に墜落して162人が死亡する事故がありましたが、この飛行機もLCC、格安航空会社でした。

今回事故を起こした航空会社、ジャーマンウィングスの親会社がルフトハンザである。
ルフトハンザは、労働者と経営者との間で賃金でもめたりでストライキが頻発している。経営が安定していない状況にあると聞くと、航空会社は人命にかかわるだけに不安を感じてしまう。
もう1つは、LCCというビジネスモデル自体が、安全性という面で本当に担保されているのかも気になる。
格安料金なのは利用者にしてみればとてもありがたいですが、安全性もそれに引っ張られるようでは困るわけで、安全と価格のバランスが狂ってはいないのか。

またパイロットの資質という面はどうなのか。
去年、格安航空会社のピーチ・アビエーションが、那覇空港に着陸しようとした際、空港の約7キロ手前で海面に異常接近するという重大インシデント起こしている。アルゼンチン国籍の男性機長が「管制官から降下の指示を受けたと勘違いした」ことが原因でした。外国の機長を雇った場合の、日本での訓練などどうなってるのでしょうか。


故障なのか、操縦ミスなのか

事故機は就航してから24年たっていました。また、飛行回数で約4万6700回、飛行総時間は5万8300時間に上るようです。定期点検や前日の最終点検でも異常はなかったということですが、飛行回数もかなり多く、飛行時間も6万時間に迫ろうとしていたことから、何か機体に不具合が生じたのではと考えてしまう。
管制官との交信がなかったということで、何らかの原因で急減圧が起きてパイロットが意識を失ったのではとも言われている。尾翼部分や水平安定板のトラブルで制御不能に陥るという最悪の事態ではなかったとしても、トラブル対応が適切に行われず、さらなる脅威を招いてしまった可能性もあるかもしれません。
いずれにせよ、機体のブラックボックスはすでに回収されており、原因究明が待たれる。


墜落したジャーマンウィングスの飛行経路(フライトレーダー24)

D-AIPX - Aircraft info and flight history
4U9525.jpg

墜落機は24日午前10時1分(日本時間同日午後6時1分)、スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向けて離陸。
10時45分には、約1万1500メートルの正規の高度に達した。
その後、まもなく急降下が始まり、8分程度降下した後、10時53分にレーダーから突然姿を消した。
激突した山の標高:約2000メートル。

※「FlightRadar24」は、航空機に搭載された機器が発信する信号(ADS-B)を元に、現在地の情報を表示するものです。


ジャーマンウィングス

ジャーマンウイングス(Germanwings)は、ケルンに本社を置くドイツの格安航空会社である。
1997年にユーロウイングスの一部門としてスタート、2002年に100%出資の独立した企業となった。2009年1月、ユーロウイングスとともにルフトハンザドイツ航空の完全子会社となり、ドイツ国内・欧州各地への運航を行っている。
出典:ジャーマンウイングス - Wikipedia



フランス南東部のアルプス山中 墜落現場の地図



関連記事

・傘下LCC機墜落、ルフトハンザの苦悩深まる
http://jp.wsj.com/articles/SB10580876513169934209404580539483521200108

・仏アルプスに墜落のA320型機、今回含め11回の死亡事故
http://www.afpbb.com/articles/-/3043484

・ドイツ旅客機墜落で150人全員死亡、邦人2人が搭乗
http://jp.reuters.com/article/jp_crash/idJPKBN0MK11P20150325




危ういハイテク機とLCCの真実

発売日: 2013年04月26日頃
著者/編集:杉江弘
出版社:扶桑社
航空機の設計上の問題とヒューマン・エラー。空をより安全にするために解決すべき課題とは何なのか。ボーイング747の乗務時間で世界一の記録を持ち42年間パイロットを務めた元機長による検証報告。ハイテク機への過信に警鐘をならし、事故を防ぐための改善策を提言。併せてLCC(格安航空)の安全性、機内で浴びる放射線、そしてB787の事故など、航空界の新たな問題点も指摘。









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Last updated  2015.03.25 22:57:29
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