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中医協=中央社会保険医療協議会は、筋力の低下した患者が装着し、歩行機能の改善を図る医療用ロボットを使った治療について、改善効果が認められたなどとして、保険を適用することを承認しました。
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中医協は歩行機能の改善を図る医療用ロボットを使った治療について保険適用承認
筋ジストロフィーなどの難病で筋力の低下した患者が歩行機能の改善を図る
脳からの信号を感知して患者の歩行や立ったり座ったりする動作を補助
ロボットスーツHALの動作原理とは? By Prof. Sankai University of Tsukuba / CYBERDYNE Inc.(2014/01/13)
厚生労働大臣の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)は27日、ロボットスーツHALを使ったリハビリ治療を4月から公的医療保険の対象とすることを決定した。
HALは筑波大学発のベンチャー企業「サイバーダイン」が開発したサイボーグ型のロボットスーツで今回保険が適用されることになったのは、下半身に装着するタイプを使った治療。例えば、筋ジストロフィーなどの難病で筋力が低下した患者がHALを下半身に装着すると、足を動かそうとする時に脳から筋肉に流れる僅かな信号を皮膚の表面から感知し、モーターを動かすことで関節の動きを補助することができる。
対象となるのは、筋ジストロフィーの他、ALS(筋萎縮性側索硬化症)や、脊髄性筋萎縮症など推定でおよそ3400人の患者。

ロボットスーツは、例えば介護現場で力が弱くても人を持ち上げることが出来たり、様々な産業分野で人の力をアシストすることでより重いものを持ち上げたり、いろいろな期待がされている。
このロボットスーツは脳からの信号を読み取って動くという性質がありいろいろな応用が利くことになる。
ALSなどの体を動かすことができなくなっていく病気では、脳からの命令自体は出続けているが、それに体が応えられなくなる。しかし、ロボットスーツがそれに反応して動くことができれば、歩くことなどもできるため場合によっては寝たきりの状態にならなくてもすむ人も出てくるかもしれない。
脳からの命令を読み取るという技術を応用して、例えば手が不自由でも頭で思ってキーボードを入力することができれば、ネット上でSNSをしたり、会話をしたり、いろいろなことが自由にできるようになるかもしれない。
またその一方で、下半身が麻痺していて動かしにくいという状態だった人が、ロボットスーツを利用して足を動かすという運動を繰り返していた結果、それがリハビリとなって実際の足もそれによって動きやすくなっていくという効果もある。
重いものを持つサポートをしてくれる技術として注目されているかもしれないが、一方で、筋ジストロフィーなどの難病患者の人たちをアシストすることにも使ええるし、そうでない病気の人たちとってもリハビリテーションの場において有効活用することができる。
これまでも、リバビリの現場で助成金などのサポートもありながら利用するといったことはあったが、こうした高額なアイテムが実際に保険適用されるとなれば、結果的には本人が自由に動ける部分が増えてくることで医療費が抑制される面も出てくるかもしれない。
何よりも、患者の方々の経済状況に左右されないQOL(Quality of Life = 生活の質)の向上の追求ができることになるので、このような技術開発に関する制度的なバックアップがこれからどのように進んでいくのか注目されるところだ。
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