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相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」での殺傷事件で、県は四日、園の職員約百六十人を対象にした心のケアを、市や園と連携して近く始めると発表した。心身状態をチェックするための質問票に記入してもらい、個別に面談をして心理的なダメージの緩和を図る。
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逮捕された容疑者は、衆議院議長に宛てた犯行予告のような手紙で、障害者を抹殺するとか、逮捕後も障害者はいなくなればいいというようなことを言っていると伝えられている。社会的弱者に向けられたあからさまな差別であり、憎悪であり、明確なヘイトクライム(憎悪犯罪)である。
こんな事件は戦後初めてということもあってか、各国の要人もコメントを発しており、例えばロシアのプーチン大統領は安倍首相に弔電を送り、「無防備な障害者を狙って実行された犯罪の残忍さに動揺している」と伝え、フランシスコ・ローマ法王も「障害者施設への攻撃で命が失われたことを悲しむ」と弔意を示した。米国家安全保障会議(NSC)のプライス報道官は「障害者への攻撃だったことが嫌悪と非常識さを一層際立たせている」と語っている。
ところが、ヘイトクライムだったということが意外と日本の政府からは聞こえてきていない。許せない犯行だとか、再発防止に全力を上げる、措置入院制度の見直しなどという話が出ているが、これが弱者、それからマイノリティが憎悪犯罪の対象となった事件だという問題意識があまり日本の政府からは出ていないのはまずいと思われる。
最近はヘイトスピーチをめぐる問題や自国を賛美して周辺の人たちに嫌がらせをするなど不寛容の風潮が強まっているというのが今の日本の状況であり、そんな中で今回の事件が起きてしまった。
また、今回の容疑者は精神的な障害を負っているともささやかれているが、仮に精神に障害を負っていたとしてもそういった人たちの犯罪率は別に高いわけではない。なのに、今回のような特異な例を持ち出し、現行の法制度とか枠組みの中でできることを洗い出しもしないうちから、措置入院制度を見直そうではないかという方向に走ること自体、ある種、障害を負った人に対する政治的な差別などを助長しかねないように思える。
・相模原19人刺殺犯「最後の友人」が初告白 書かれざる動機 - 週刊文春
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6441
・相模原障害者19人殺害事件の深刻さと報道をめぐる2つの問題点 - yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20160802-00060677/
・プーチン大統領が弔電送る「障害者を狙った残忍さに動揺している」【相模原殺傷事件】 - ハフィントンポスト
http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/26/putin-send-a-telegram-of-condolence_n_11192974.html
危険防止のためというなら男子マネージャーも同じ。まったく理屈にあってない。
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