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米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は七日、東部ペンシルベニア州で開いた集会で安全保障政策について語り、日本などの同盟国を米軍が多額の軍事予算を使って防衛していると指摘し、「途方もない対価を支払うよう要求する」と述べた。
トランプ氏はかねて、日韓やドイツなどに対し、米軍駐留経費を増やすことを求めている。トランプ氏が大統領になった場合、日本などが米軍経費の負担増について交渉を持ち掛けられる可能性がさらに高まった。
トランプ氏は、米国が日本など同盟国に「巨額の資金をつぎこんできた」と指摘。「彼らは経済的に成功した国だ。(負担増を)完全に理解するだろう」と述べた。
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トランプ氏が軍備拡張に意欲を示す一方で、日本などに対してこれからは対価を払うよう要求していくという話をしているが、その対価というのがお金の話しだけなのか、それとも軍事的な参加のオペレーションを増やしていくことを意味するのか。
安全保障関連法が議論された時にいろいろ立法根拠というものが語られていたが、もっとも気になるのはアメリカがいざ日本に何かあったときに守ってくれるという約束になっているが、アメリカの世論にしてみれば、日本が何もしてくれないのに自分たちが一方的に守るというのはどうなんだとなったときに、日本としてもアメリカに対して何かをしないと困っている時に助けてくれないじゃないかというストーリーを持ち出してきたりしていた。
アメリカとしては、軍備拡張を抑えながら各国にそれぞれの安全保障で担う役割を増やしてもらいつつ、一国がすべての地域に口出しするのではなく、ネットワーク的な状況を構築していきたいとしている。
そうしたような状況の中で、アメリカみたいな同盟国に対して日本も何かしなくてはいけないのではないかといった、牧歌的なレトリックを使っているところが気になる。
「友達」、「友情」、「困っている隣人」などといった表現が使われるが、その隣人や友達と言っている相手がトンデモない奴だったらどうするのか、途中で意見を変えたらどうするのかといったことが、トランプ氏によって証明されているようなところがある。
トランプ氏のような人物がリーダーになったときに、安全保障のあり方を見直して、日本がたかだか安全保障の集団的自衛権の一部行使を容認したからといって、別にアメリカの全体的な負担を軽減することにはならないのだから、そんなものは大したことではないと言われてしまえば、その立法根拠の時に語られていたストーリーはさることながら、その論理で語り続けた人は、ではもっと日本の軍備拡張をしましょうということでアメリカの意思に対して応じなくてはいけないという、媚びるかのような姿勢によって結局、日本の自衛隊のあり方を変えるような議論に手を突っ込んでいくことになりやしないか心配である。
・トランプ氏、米軍の増強計画を表明 現実路線も示唆 - ロイター
http://jp.reuters.com/article/trump-idJPKCN11E12C
・トランプ氏、大幅軍拡を宣言 対IS計画は「就任後に軍が策定」 - AFPBB News?
http://www.afpbb.com/articles/-/3100136?cx_part=topstory
・トランプ氏 「米軍拡充」、同盟国負担「丁重に求める」 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160908/k00/00e/030/178000c
Twitterに投稿された写真
やまもと1号mark2 (@yamamoto1go2) - Twitter
https://twitter.com/yamamoto1go2/status/773028816860041216
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