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豊洲新市場で土壌汚染対策の「盛り土」が一部行われていなかった問題です。東京都の小池知事が都の幹部を集め、本格調査を指示しました。
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これは共産党都議団が撮影した豊洲市場の地下の写真。空洞に水がたまっています。土壌汚染対策のため、市場全体で行われるはずだった「盛り土」が、青果棟などの建物を中心に、市場のおよそ3分の1で施されず、空洞になっていたことが明らかになりました。
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・作業が適切だったのか
あるはずの盛り土がないことで、耐久性など建築的にどのような問題が生じるのか、また、土壌汚染の問題は大丈夫なのか。
・適正な手続きで行われたのか
都がこれまで説明してきたことと食い違う部分が明らかになったわけだが、なぜそうなったのか。
・コストはそれに見合うものなのか
移転する豊洲市場の場所は、もともと東京ガスの工場跡地でベンゼンなどの汚染物質があるため、これに対して850億円をかけて対策を実施。汚染を除去するため敷地全体で2メートル掘り下げ、その上に4.5メートルの盛り土をしたとしてきた。しかし、実際には汚染対策をしていく過程で盛り土ではなく、別のやり方の方が良いのではというような形で仕様が変更されていったようだ。
共産党都議団が入手した内部資料から東京都が遅くとも2013年12月までに盛り土をしない設計図を作っていたことが明らかになった。設計図が作られた時点では土壌汚染対策を検討する有識者会議が開かれていましたが、設計図を会議に示した記録はなく、東京都が有識者の意見を聞くことなく独断で工法を変えていた実態が浮き彫りになっている。
専門家の議論などからすると、今の形で安全性の面や建築的なところでは大きな問題はなさそうだが、もう1つの問題は汚染対策をするという機能の要件は満たしているが、当初、盛り土するとされていたはずなのに計画が変更されたのであれば、そのことが当然報告されてしかるべきであるが、そのことがわからないまま今日に至っていたことだ。プロジェクトが進行していく中で、なぜ変更されたのか、最終的な意思決定は誰がどのように決めたのか、その情報公開はどうなっているのかという問題がある。
建物の下の盛り土が行われず空洞になっているところには、約1.2センチの水たまりがあるという。地下水管理システムがまだ稼働していないので地下水だろうとのことだったが、本庁に聞くと、地下水システムはすでに稼働しているということのようだ。そうなると、この水が雨水なのか、地下水なのかがまだわからない状況なので、専門家が検証する必要があるようだ。
また、これは氷山の一角にすぎないとの見方もあり、一層、都の情報公開とともに、土壌汚染や建築などさまざまな専門家たちによる多角的な検証が行われる必要がありそうだ。
・豊洲市場「盛り土なし」は設計当初から 都、専門家の了承得ず - ハフィントンポスト
http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/12/trouble-of-toyosu_n_11983780.html
・【築地移転問題】「豊洲市場棟床下の空洞」謎の水たまりの正体は - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/masakiikegami/20160912-00062069/
・小池百合子都知事、突然「都庁全職員を粛正」ヒステリー発言の波紋 - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20160911-00062067/

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