パリ始発 東京日記

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かれん0715

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Jul 28, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
やっと少し涼しくなったパリより、読んだ本の感想などを・・・。

仲良くさせて頂いている、昔の上司がいます。
彼は、芸術的感性豊かな、ユーモアのセンス溢れる、優しく温和で、でも、私などが立ち入ってはいけない自分の世界をお持ちの、とても魅力的な家族想いの男性です。

そんな彼から貸して頂いた本、

「ぼくの出会ったアラスカ」 星野道夫 著
http://www.michio-hoshino.com/colle-photoessay.html


アラスカでの四季を追った美しい写真とエッセイ。
(故星野氏による、1985年~1997年に発表したエッセイにより構成された文庫本です)

私の感想として、一言で言うなら、「ピュア」でしょうか。



厳しい自然の中で、生活する勇気は私にはないけれど、惹きつけられるまま自分の行きたい所へ赴き、その景色を私達に伝えてくれた、星野氏に謹んで哀悼の意を捧げます。

ちなみに彼は、1996年、44歳の若さで、カムチャッカ半島にて取材中、ヒグマに襲われて命を落としたそうです。

大切な奥様とお子様を残して。

彼の文章より、ひときわ心に残った一節、
「・・・ノスタルジアからは、何も新しいものは生まれてはこない。自然も、人の暮らしも、決して同じ場所にとどまることなく、すべてのものが未来へ向かって動いている」。

ねえ、やっぱり、変わらないものなんて、ないのかもしれませんね?

全てが動き、変化し続けている。

でも、分かってはいるけれど、変わりたくない、と一つ所に頑なにしがみついているのは、私かもしれません。


素敵な本を貸して下さった、大切な上司に心より感謝。

ありがとうございます。また、教えて下さいね。

パリにて


以前、大学の先生より聞いた話、太平洋戦争より帰還した日本兵が、戦中の体験があまりに酷くて、無事生き残った今でも、「あの時、死んじゃえば良かったんだよ」。って言うそうです。
無事帰還して平和に過ごしている今でも越えられない程の過去・・・。
そう言えば、車の保険に加入する際、事故にあった後の、トラウマ保険(trauma insurance)というものがイギリスにあると、数年前に聞きました。
事故後の、精神的なカウンセリング料などが該当するそうです。こういった保険って、日本にもあるのでしょうか?

PS 2 素敵な上司様、あれ!本に折り目がたくさんついているんです・・・。







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Last updated  Jul 28, 2006 05:30:54 PM
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