公園人の散策記

公園人の散策記

2003年07月07日
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今日は7月7日、七夕である。小学生の頃には学校の行事で、笹の枝に折り紙で作った飾りや短冊を結びつけたものだ。7月7日だった。ところが、東北三大祭りの一つ、仙台七夕祭りは8月6日~8日に開催される。そう、本来、日本の伝統行事は旧暦で行われなければいけないのだ。「七夕」といえば「織り姫」と「彦星」が年に1度だけ天空で会うという、星空の祭典のはずである。それが、こんな梅雨の真っ只中に設定されているのはおかしいのだ。これが旧暦の7月7日(西洋暦の8月)なら、梅雨も明けていて納得できる。

似たような事だが、「お盆」は8月13~16日と思っている人が多いようだが、実は旧暦の7月13~16日が正しいのである。「お盆」は仏教用語の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」から来ている。さらに、この「盂蘭盆会」はインドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字したもので、 「逆さまに釣り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」という意味であり、お釈迦さまの弟子、目連尊者(もくれんそんじゃ)が母を救う話に由来している。

目連尊者は神通力によって亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいることを知る。 そこで、どうしたら母親を救えるのかお釈迦さまに相談したところ、「夏の修行が終った7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことが出来るであろう」と言われた。目連尊者がお釈迦さまの教えに従い、その功徳によって母親は極楽往生がとげられたとのこと。それ以来(旧暦)7月15日は、父母や先祖に報恩感謝をささげ、供養する日となったわけだ。

だから、本来は「7月15日」という日付に意味があるのだ。「七夕」が西洋暦になっても「7月7日」という日付に意味を持たせているのとは丁度逆の形だ。






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最終更新日  2003年07月08日 13時35分16秒
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