公園人の散策記

公園人の散策記

2003年12月16日
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アメリカ軍に捕らえられたフセインが、アメリカの取調べに対して色々と供述しているようだ。今のアメリカにとって、最も重要な情報は、イラクに残っている反米勢力がどこにどれくらいいるかということ、そして、大量破壊兵器がどこにあるかということである。
残存反米勢力に関しては、フセインはかなり協力的な供述をしているようで、彼の供述によって昨日、残存勢力がずいぶん捕獲されたらしい。ところが、大量破壊兵器の問題になると、フセインは「あれはアメリカがイラクを攻撃する口実にすぎない。大量破壊兵器などない」と供述しているらしい。同胞である残存勢力の所在についてあっさり口を割っているフセインが、こうまで言うからには、大量破壊兵器は本当に無かったのではないかという感触が強まる。実際、たった3週間でバグダッドを陥落し、フセイン政権を崩壊させたアメリカ軍が、その後半年以上経っても大量破壊兵器を発見できずにいるのだから・・・
小泉総理が、以前、国会で「大量破壊兵器は見つからないじゃないか」という追及に対し、「今、見つかっていないだけで無いとは言い切れない。フセインが見つからないからといって、フセインがいなかったということになるのか」という詭弁を言っていたが、フセインは4時間ごとに場所を変えて逃亡していた。広いイラク国内で、敵から身を隠すように移動していたフセインを今まで見つけられなかったのはいたしかたない。それでも8ヶ月もかかったが見つけることができたわけだ。しかし、もし大量破壊兵器は存在したのなら、イラク政府が崩壊して8ヶ月、場所を変えながら隠すことなど不可能な大量破壊兵器がなぜ見つからないのだ。やはり大量破壊兵器など無かったと考えるのが自然だろう。

すると、今回のイラク攻撃は、例えてみるならこういうことになる・・・

A:「お前、ピストルを持っているだろ!」
I:「そんな物持っていない」
A:「嘘をつくな! 早くピストルを出さなければ撃ち殺すぞ!」
I:「持っていないものは出せない」
A:「5つ数えるうちに出さなければ撃ち殺す!」

D:「そう、撃ち殺すのは身体検査してみてからでも遅くないでしょう。」
A:「俺はこれ以上待てないんだ!」
E:「私も手伝いますよ」
J:「そうだ。そうだ。やっちゃえ!やっちゃえ!」
・・・
そして、本当にピストルを持っていなかったIはAによって撃ち殺された・・・

こんなことが許されるのだろうか。

ブッシュの声明を聞くと「ジャスティス」という言葉がやけに耳につく。
これが銃社会アメリカの「ジャスティス」なのか。





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最終更新日  2003年12月17日 00時04分45秒
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