公園人の散策記

公園人の散策記

2005年09月18日
XML
カテゴリ: 花鳥風月
春の花見に対して、秋には月見という風習がある。
旧暦では一、二、三月を春、四、五、六月を夏、七、八、九月を秋、十、十一、十二月を冬と呼び、七、八、九月のうちでも八月を「中秋」と呼んでいた。
現在の暦では9月である。
その「中秋」の十五夜に、団子や里芋、ススキを供えて満月を愛でる。
これが「月見」である。

ここ数日、綺麗な月夜が続いていて、日に日に満ちていく月を眺めるのが楽しかったが、ついに今日は十五夜の月である。
会社勤め時代の友達を誘って、北の丸公園で月見としゃれこんだ。
6時半に田安門で待ち合わせ、武道館の前を通って北の丸公園を散策。
今夜、武道館ではプロレスが催されているようだ。

月が綺麗に見える場所はないかとしばらく園内を歩いてみたが、どこも木の陰になってしまうので、結局、公園中央の芝生の広場に腰を据えて月が木の上に昇ってくるのを待つことにした。
日本酒の小瓶とパックの惣菜を広げ、チビチビ始めていると、10分程して真ん丸の月が木の背後から昇ってきた。7時過ぎ頃である。
オレンジ色の月。
木々の上に完全な姿を現した月は、やけに大きく見える。
そんな中秋の満月を眺めながら、夜空の下、里芋の煮物、ヒジキの煮物、つくね団子といったお惣菜を肴に日本酒を飲む。なんとも風流な趣向ではないか。
このように「お月見」をしたのは始めて。
夜風は暑くもなく寒くもなく心地よい。
広い芝生広場には他に3~4組、中秋の月を眺めながら夜の散歩を楽しんでいる人達がいる程度で、春の花見スポットのような喧騒がないのが良い。
月見の場合、花見以上に天候に左右される要素が大きいが、今日のように晴天に恵まれれば、花見よりはるかに風流を楽しめることを実感した。

小一時間ほど芝生の上での月見酒を楽しんだ後、飯田橋、神楽坂方面にくり出したが、連休の中日とあってシャッターが閉まっている店が多い。
結局、お気に入りのネパール料理屋で更に飲んだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年09月20日 00時17分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[花鳥風月] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: