ラスタ・パスタのレレ日記

2003年09月07日
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ちょっとジャズ・フュージョン話を。

先日、Marcus Miller (b)がproduceする「7 days jazz」というイベントに行ってきました。メンバーが凄くて、ドラムスにオマー・ハキム(ex. Weather Report, Sting band, 渡辺香津美のトチカ、MOBOなど)ギターにDean Brown、サックス、トランペットというバンドに、次々にケニー・ギャレット(sax)、レイラ・ハサウェイ(vo) Take 6 (アカペラ、コーラス・グループ)がゲストとして登場し、最後に全員のセッションとなりました。

マーカス・ミラーは、今回はソプラノ・サックスまで吹いていました。マーカス・ミラー、オマー・ハキムのリズム・セクションは強靭なのは言うまでもありませんが、ケニー・ギャレットのブロー、Take 6のアカペラなど、期待以上の演奏を見せてくれました。

そして何よりも、「People Get Ready」「Someday We Will be Free」などの名曲や、ジョン・レノンの「Jealous Guy」などを、熱唱してくれたのは感激ものでした。これらの曲は、故ダニー・ハサウェイがかつて歌っていた曲です。

ライブ終了後、CDやTシャツなどを会場で買った人に限り、サイン会に参加できる、というので、ミーハーにも、マーカス・ミラーの黒いTシャツを買って、サインをもらうというよりは、サインをもらいながら各アーティストと手短にお話をしました。マーカス・ミラーもオマー・ハキムも、80年代、20年前の渡辺香津美との仕事をちゃんと覚えていて、なつかしいなぁ、などと言っておりました。

マーカス・ミラーの演奏は、来日時、時々みにいきますが、オマー・ハキムのプレイを見るのはかなりひさしぶりだったので、嬉しかったです。ただちょっとかつてのスピード感あふれて叩きまくるという感じではなかったのがちょっと気になりましたが。

マーカス・ミラーのいろんなところでの今までの演奏(NYボトムライン、Blue Note Tokyo、よみうりランド・イースト、等々)の中でも最高の演奏ではなかったかとおもいます。ベーシストとしてだけではなく、全体のサウンド・クリエーター、プロデューサーとしての見事な仕事だったと思います。

さて、マーカス、オマーとバンドを組んだ渡辺香津美が、あたらしく、ひさびさにエレクトリック・ギター・トリオのCDを発売しましたが、そのお話はまた後ほど。





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最終更新日  2006年01月23日 20時31分22秒
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