特許の思想体系

特許の思想体系

2006.02.04
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カテゴリ: 01 特許ゲーム
こんちくは。

消尽論を議論する前に、そもそもの原則を考えないと理解できません。

その原則は「実施行為独立の原則」

特許権の効力上、各行為はそれぞれ独立であり、1つの行為が適法であるからといって、他の行為が適法であるとは限らない。
(「特許法概説」より)

つまり、違法に誰かが特許製品を製造して、その製品を他の人が使用することは、
2人とも侵害行為を行っていることになります。

2番目の人は、自分は製造していないから関係ないとは言えないのです。

これが、原則。



この原則をそのまま適用すれば、特許権者から購入して使用したこの人も侵害になってしまいます。特許権者から購入したのにです。

そこで、消尽論がでてくるわけです。



キーワード 実施行為独立の原則

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最終更新日  2006.02.18 16:24:50
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