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2022.06.07
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「真のお父様の孤独なる四〇年生涯」

「世界基督教統一神霊教会」創立四〇周年記念式典を迎える一週間前
一九九四年四月二十四日 ベルベディアの礼拝で語られた御言


  第二次世界大戦直後の摂理を再蕩減

 きょうは四月の最後の聖日であり、次の聖日は五月一日です。五月一日は、私たちの教会が創立四〇周年を迎え、記念行事を行う日です。そのため、韓国の本部教会では大々的な準備を行っています。「世界平和宗教連合」や、あらゆるサミットクラブなどの、有名人たちが集まってきます。そのため祝賀の宴を催す準備をしていることを皆さんは知らなければなりません。

 第二次世界大戦以後、キリスト教を中心として、一つになるべき世界で一つになれなかったために、ヤコブから今までの四〇〇〇年歴史を、再蕩減するため四〇年生涯が必要でした。



 四〇年の間にこのことができなければ、歴史的に大変なことが起こるのです。四〇年間で、四〇〇〇年遅れた歴史的なすべてのことを、この世界を中心として再整備しなければなりません。考えてみれば、今日まで四〇年間、歴史も大きく変わりました。四〇年が過ぎた今、世界が一つにならなければならない時になっているにもかかわらず、どのようにして世界を一つにするのか、その方法が分からないのです。

 問題は何かというと、歴史を今日まで発展させてきたのは、ただ人間の力だけではなかったということです。このことを人々は知りません。そこには必ず悪なるサタンが先行し、神様が後からこれを復帰してこられたということを知らないのです。私たちの原理からみれば、カイン、アベルの関係です。カインが先行して、アベルが蕩減復帰してくるのです。

 人類歴史は、宗教圏と非宗教圏でなされてきました。非宗教圏はカイン世界であり、宗教圏はアベル世界です。全世界には多くの国がありますが、その多くの国々は、終末になるとみんな国の行くべき方向が分からなくなります。宗教も終わりの日になって、行くべき道が分からないのです。なぜかといえば、根本がはっきりしないからです。

 人類歴史の非宗教圏も、人間がどのようにできたかということが、はっきりしていません。宗教圏も神様のことを信じて奉ってきましたが、根本がはっきりしていません。はっきりしない歴史を経てきたのです。アダムとエバの堕落ゆえに、はっきりしない世界が出発し、その世界がそのまま続いてきたのです。アダムとエバが根本を分からなかったために、復帰摂理を歩んできたアベルやカインも分からない立場でした。

 神様はすべての歴史を知っておられながらも、アダム、エバのときに知らない状態で堕落したのと同様に、人類に堕落の事実を教えてあげることができません。もし、いま教えてあげることができるならば、アダム、エバのとき、堕落が生じなかったという結論になります。そして、長い歴史も必要ありませんでした。瞬く間に復帰できたはずです。

 それで神様は、神の息子である完成したアダムをこの地上に送られて、知らない人たちに教えてあげなければなりません。神様と一つになった完成したアダムを送るための運動をしてきたのが、数多くのキリスト教と、数多くの宗教の歴史です。これは、キリスト教でいうメシヤです。メシヤが来るということです。

 仏教では、弥勒仏が来るといい、儒教では孔子、イスラム教ではマホメットが再び来るといっています。このように、すべての宗教には再臨思想があります。再臨主はどのような人物かといえば、すべてのことが分かり、全人類が堕落しないように、神様とサタン世界のことが分かる内容をもってこられるかたです。それがメシヤです。メシヤはサタンの正体が分かり、カインとアベルが何であるかが分かり、今まで宗教が何をしてきたかをはっきり知っているかたです。そして、神様のことがはっきり分かることによって、一つの方向を立ててすべてを地上天国、天上天国へつなげていこうとするかたです。これが救援摂理であり、蕩減復帰摂理の歴史なのです。

 神側から、最後の日の全宗教や人類を救うことのできる、ただ一人のメシヤを送るのです。天の側の人です。ですから、数多くの宗教がありますが、この宗教は僕の僕の立場から、僕、養子、庶子、息子へと復帰してくる環境的条件をつくるための、すべてを準備した宗教でなければなりません。

  四〇年間で歴史的右翼と左翼を清算

 宗教圏を中心としてみれば、宗教は主に男性よりも女性たちが信じてきました。堕落した世界を見ると、男性と女性は半々です。ところが、宗教圏の七五パーセントは女性が占めています。なぜ女性たちの方が宗教をたくさん信じているかが問題です。

 来られるメシヤは、女性世界を収拾した後に、世界を収拾しなければなりません。男性は何かというと、天使長です。真のアダムは神様と同じ位置にいます。神様は、女性と子女を持っていません。失ってしまいました。神様は創世以後、人間の堕落のため、女性と子女を持つことができなかったのです。ですから、終わりの日になれば、全世界の女性と、宗教圏の女性を一つにしなければなりません。



 これが世界的には、右翼と左翼になっています。復帰は逆に上がらなければなりません。アダム家庭で堕落したことによって、アダムの子女は、カインが左翼、アベルが右翼になったのです。アダム家庭からこの言葉が出たのです。

 イエス様の時代に、アダム家庭が失敗したことを国家的レベルで復帰して、カイン、アベルにあたる、イスラエル民族とユダヤ教を一つにしようとしましたが、イエス様の死によって再び右翼と左翼が戦うようになりました。右翼と左翼が現れ、それが現在まで続いています。イスラエル民族がカインで、ユダヤ教がアベルです。カイン、アベルが一つにならなければ上がっていけないのです。宗教圏、非宗教圏がありますが、代表はカイン、アベルです。(ボードに書かれる)宗教圏、非宗教圏が一つになることによって、カインとアベルが一つになるのと同じです。父母さえ一つになれば、国家的な統一がなされるのです。

 再臨の時代には、左翼と右翼が一つにならなければなりません。イエス様の時代に戦ったものが、統一されなければならないということです。ですから、母を中心として、父が来なければならないのです。母の役割をするのがキリスト教です。キリスト教は新婦の宗教です。

 ところで、再臨主は新郎の資格をもって天から来た父です。その父は天の父と一つになった立場です。米国がアベルなら自由世界がカインになって、これらが母を中心として父と一つになったならば、アダム家庭で失ったすべてのものを、世界的に蕩減復帰できるのです。第二次世界大戦以後の世界は、キリスト教を中心として一つになった世界です。英・米・仏と日・独・伊のアベルとカインが一つになった世界で、キリスト教文化圏、すなわち新婦文化圏と、カイン文化圏が一つになり、自由世界、全世界が一つになって、来られる再臨主を迎えれば、新婦を迎えて統一世界へ入るのです。このような概念を持たなければなりません。

 終末には神様は、女性と息子・娘を訪ねてこられるのです。そして、神様の代わりにアダムが捜すのです。エデンの園で、母を中心として子女を失ってしまったので、復帰摂理においても、母を中心として子女を捜すのです。それが成し遂げられると、その次には父が来て、その母と子女を捜さなければなりません。新婦とその息子・娘を失ってしまったので、新婦の宗教であるキリスト教が誰のものになるべきかというと、アダムのものにならなければなりません。

 アダムとエバの堕落によって、カインとアベルが左翼と右翼に分かれました。このカインとアベルをイエス様の時代に、国家的次元で統一して、一つにしようとしたのですが、イエス様の死によって失敗し、再びカインとアベルが左翼と右翼として戦うようになったのです。それで、再臨時代に世界的レベルでキリスト教文化圏を中心として、カインとアベルを一つにし、母の教会、すなわちキリスト教を中心として、来られる再臨主を迎えなければなりません。そうすれば、エデンの園で母と子女を失いそれを復帰するために、宗教圏とその中にいる子女を収拾して天国へ入ることのできる道が開かれるはずだったのです。しかし、これができず失敗したので、もう一度蕩減しなければならないのです。これが先生の四〇年生涯です。

 世界的レベルにおいて、母とカイン・アベルが父と一つにならないので、韓半島を中心として、分裂という結果を生んでしまいました。北朝鮮の金日成主席と韓国の文鮮明先生は、偽りの父と真の父です。ここで一つになっていれば、韓半島が分断されることはありませんでした。ですから現在アメリカは、韓国を離してしまうと大変なことになります。今、金日成主席がアメリカに対してどなりつけています。その理由は、アメリカが「トゥルーファーザー」と言っているからです。天使長がアダムと一つにならなければならないのに、そうならないので「この野郎、この野郎」と言うのです。

 このように歴史が失われたので、四〇年間で共産世界が現れ、左翼、右翼がまた出てきたので、再び先生を中心として清算しなければなりません。ですから、先生が反共の戦線に立たざるを得ませんでした。左翼を打ち、右翼を守らなければなりません。理論的に左翼を屈伏させ、理論的にキリスト教を収拾しなければなりません。歴史的にこれをきれいに整理すべきです。

  お母様を中心とする摂理

 神様がどのように摂理されてこられたのか、今日、この世界は知りません。先生はアメリカを中心として、ここ、新婦国家で失ってしまったものを取り戻し、今は韓国へと向かっているときです。それで昨年からは天使長国家のアメリカでカイン、アベルを中心として、国会と国連を連結しています。お母様が連結するのです。女性解放運動を中心として、お母様が連結しなければなりません。新婦国家の代表がアメリカであり、国連は自由世界の代表国家と同じです。アメリカが失敗したことを、お母様が一つにして、日本を経て韓国へ入っていきます。

 日本も統一教会に反対していますが、お母様が収拾し、日本をエバ国家と任命して今、韓国へ入るのです。平面的に入っていくのです。韓国にはご父母様がいるので、ご父母様を中心として二世だけを収拾すればよいのです。大学の原研と学生運動圏だけを収拾して、南北の学生たち、カイン、アベルを連結できれば、二つの国があっても問題になりません。自然に一つになります。ですから、お母様が四〇の大学に入り、そこで第二次大戦以後の母と自由世界を代表し、カイン、アベル形態を代表する蕩減条件を立てるのです。

 このようにすれば、英・米・仏と日・独・伊など、自由世界が一つになった基盤の上で韓国へ入って、父母がカイン、アベルを抱いているので、金日成主席も、北朝鮮も問題になりません。現在、韓半島の南北統一は先生でなければできません。韓国も、金日成主席もそう思っています。このような時が訪れているので、堕落していないアダム家庭において、神様と共に暮らすことのできる「真の父母と成約時代」を先生は今、世界的に発表せざるを得ないのです。

 お母様が、世界四〇か国で「真の父母と成約時代」を発表します。これらの国に、今まで勝利したすべての基盤を接がなければなりません。お母様を中心として、韓・日・英・米・仏をはじめ、四〇か国で一つになる基盤をつくらなければなりません。そうすることによってアメリカを中心として、キリスト教文化圏、西欧文化圏が一つになって、お母様の前に至り、第二次世界大戦以後の摂理を蕩減復帰できる条件が成立したのです。

 自由世界はカインの立場、アメリカはアベルの立場で、この二つが子女として一つになり、母と一体になったならば、真の父が再臨主として来られます。そこから神様の理想世界が始まります。

 四〇年生涯を通して誰がやったのですか。誰にも知られないようにして、先生一人でやってきたのです。ですから、アダムとエバが堕落したとき、神様が干渉できなかった、それ以上のすべてをアダムが捜し出して、全部編成し、サタンを屈伏させることのできるこのような体制を備えて地上に再臨しなければならないのです。

 歴史が整理できましたか? 誰も知らない歴史ですが、間違いのない歴史です。先生一代を通して戦ってきた記録です。では、これからの歴史はどうなるべきですか? これから残るものは理想的世界だけです。宗教世界は混乱し、国家世界も混乱しています。堕落した後、心と体が混沌としたように、心の世界を決めるのは宗教の仕事であり、体の世界を決めるのは政治の世界ですが、この宗教世界と政治世界に混乱が生じているのです。なぜこのようになったのでしょうか? 堕落したからです。ですから、堕落前の状態に戻っていかなければなりません。これを今まで知らなかったのです。

 私たちが分かっていることは、再臨主である真の父母が現れることによって、アダムが堕落するとき神様が干渉できなかった、それ以上のすべてが分かる位置に入ってきたので、このようなことはすべてきれいに整理されるのです。未完成的アダム圏内を干渉できなかったのですが、完成的アダム圏が出てくることで、神様と一体となり、神様と直接関係を結ぶことができる時代へ入っていくのです。

  国家的母となるべき女性たち

 ところで、きょうの説教の題目は、「真のお父様の孤独なる四〇年生涯」です。その四〇年生涯は、誰も経験できない闘争の生涯でした。これまでの歴史にない、悲壮な闘争の歴史をたどってきたのです。四〇年前に、このようなすべてのみ旨を知って、当時のキリスト教文化圏が先生を受け入れていたならば、七年以内に地上天国、天上天国がつくられたのです。ですから、サタンはレバレンド・ムーンが四〇年間どのように蕩減してきたかがすべて分かるので、英・米・仏をめちゃくちゃにして、この四〇年間で完全に地に落としてしまいました。来られる主が収拾できないくらい、めちゃくちゃにしてしまいました。サタンは地上地獄を拡大しておいたのです。

 アダムとエバがティーンエイジ(一〇代)の時に堕落したので、すべてをサタン主管圏にして、ティーンエイジを完全に堕落させてしまいました。フリーセックスだの、ホモだの、レスビアンだの・・・。

 サタンはこう言います。「神様、アダムとエバがあのようにしたのだから、私が占領したこの世界を私の好きなようにすべきではないですか?」。サタンがそのように言ったとしても、神様は止めることができません。そのため現在、アメリカや自由世界が病気にかかって死んでいくのに、治せないでいるのです。

 それはアメリカの力でも、自由世界のいかなる宗教の力でもできません。また政治力、軍事力でもできません。ただ一人、レバレンド・ムーンしかできません。そう思っていますか? そう信じますか? 知っているのでしたら、皆さんが医者にならなければなりません。皆さんが、アメリカの三三〇〇の大学の若者たちを全部救わなければなりません。それは女性たちがしなければなりません。お母様の代わりに、皆さんが国家的な母にならなければなりません。

 それで、家庭から転換しなければなりません。自由世界のアメリカの思うようにはなかなかできません。国ではできないのです。家庭からやっていかなければなりません。ですから、氏族的メシヤを中心として家庭を全部転換するように話しました。家庭が基本にならなければなりません。氏族的メシヤを送り、一つの地域内に一二名以上の氏族的メシヤができて、完全に消化していけば、七年もかかりません。

 本来、先生は第二次世界大戦後に、氏族的メシヤを送る摂理をしたかったのです。もし、それができていれば、七年間で勝利できたはずです。それが四〇年もたった今、混乱し、さらに複雑化してしまいました。サタンが基盤をすべて破壊してしまったのです。

 キリスト教文化圏の人口が一〇億以上になりましたが、全世界はどのようになっているか見てみなさい。当時、氏族的メシヤの救援摂理を憲法として定めるべきでした。それができなかったために、四〇年間遠回りして現在に至りました。一九四五年から七年が過ぎれば一九五二年です。ここに四〇年を足すと一九九二年であり、一九九三年から二〇〇〇年までが七年路程です。先生はもうすぐ八〇歳になります。世界を一つにしなければなりません。これはどんぶり勘定ではありません。公式的に摂理が動いているということを、皆さんは知らなければなりません。

 では、キリスト教が先生を受け入れなかったのはなぜでしょうか? それは再臨観の問題です。再臨主は雲に乗ってくると言いました。旧約時代に失敗したことを、新約時代に蕩減復帰し、完成させなければなりません。イエス様の時代にあって、メシヤが来るということは、その前にエリヤの再臨があるということでした。ところで、エリヤの再臨がどのような形でなされたのかというと、洗礼ヨハネとして来たのです。メシヤの再臨の時も、それと同様です。



 蕩減復帰は不可解です。ですから、イエス様を殺したように、キリスト教がレバレンド・ムーンを打ち殺そうとするのです。六回も監獄に入ったのもすべてキリスト教が反対したからです。レバレンド・ムーンを殺そうとしたのです。旧約時代にイエス様を殺したように、新約時代に統一教会のレバレンド・ムーンを殺そうとしたのです。しかし、先生は今、先生を殺そうとした怨讐を救ってあげようとしています。アメリカは先生の怨讐です。

 ですから、蕩減復帰四〇〇〇年の歴史を四〇年の間に蕩減した、その複雑な内容を先生一人で清算してきたのです。その内容をすべて理論的に体系化して、知識人たちが理解できるように解決して世界と戦っています。全世界に対して、レバレンド・ムーン一人で戦うのです。「世界平和宗教連合」を創設し、「世界平和連合」、「世界平和青年連合」、「女性連合」を創設して蕩減復帰していくのです。

  世界平和は真の家庭から始まる

 このようにして、(ボードに書かれる)母の次は青年、子女の復帰です。それで、「女性連合」をつくり、その次は「心」の立場に立つ宗教において、「世界平和宗教連合」をつくり、「体」の立場に立つ政治界において、「政治連合」をつくるのです。この「心」と「体」を一つにし、男性と女性を一つにしなければなりません。世界平和を実現させるということは、心と体を一つにし、男性と女性を一つにしなければなりません。

 現在、アメリカの家庭が間違っているのは母親の責任です。母親が子女を正しく導くことは簡単なことです。世界平和を成すためには、心と体を一つにし、そのようになった夫と妻が父母になり、父母と子女が一つになればみんな実現されるのです。

 これがアダム家庭(ボードに書かれる)ですが、堕落して心と体が分かれました。男性と女性が堕落して父母と子女が分裂しました。ですから、世界平和は他のところにあるのではありません。これから、これを中心として宗教国連をつくり、その次は政治国連、女性国連をつくります。これが一つにならなければなりません。女性は母の立場で、政治国連がカイン、宗教国連がアベルの立場です。今、先生はこれをやっています。三つの国連がアダム、エバを中心として、ここに再臨主が来られます。これはアダム家庭で失ったものを、世界的なレベルで蕩減復帰することです。



 世界の七五パーセントが宗教圏です。人類の半分は女性です。女性はお金をたくさん持っています。今は復帰時代なので、女性がすべてを持っています。エバの堕落で、お金がサタンに持っていかれたのですが、復帰においては女性の所に集まるのです。ですから、世界をどのようにしたらよいのか、分かると思います。

 アメリカが生きるためには、私の言うことを聞かなければなりません。世界を生かそうとするためには、私の言うことを聞かなければなりません。私の言うことを聞かないと、みんな滅びます。真の父母というのは永遠に一つです。トゥルーファーザーといってトゥー(Two)ではありません。一つです。オンリーワンです。アメリカでも必要とし、キリスト教、仏教でも、各国でも必要です。個人、家庭、氏族、民族、国家、どこでも必要なのがこの名詞です。堕落したすべてのことは、真の父母によって解決されなければなりません。解決できなければ偽りの父母です。真の父母が来て再び復帰し、解決してくれるという話です。

 個人が真の父母に従っても、家庭が従っても、氏族、民族、国家、世界が従っても天国へ行くのです。これは何の話かといえば、今日まで皆さんは個人的に統一教会を信じ、真の父母に従って天国へ入ろうとしました。しかし、これからは家庭が信じれば家庭が、国家が一度に信じれば国家が、世界が一度に信じれば世界のみんなが天国に入るということです。何の意味か分かりますか?

 アメリカの大統領が、これをアメリカの憲法として宣布すれば、アメリカの全国民が天国へ入ることができます。憲法さえつくっておけばよいのです。そのような時が来ます。地上に平面的に全部現れて、みんなはっきりと分かったので、誰もが分かるようになっています。堕落によって家庭から真の父母がいなくなったので、真の父母を家庭に迎えるため、氏族的メシヤを通して家庭を救うための摂理が行われるようになったのです。

 家庭を救うために氏族的メシヤを送るのです。家庭が問題なのであり、家庭が真の父母を必要としています。家庭こそが中心的出発点なのであり、国家でも世界でもありません。ですからお父様は、氏族的メシヤと家庭の救いのために送り出したのです。それができれば、氏族、国家、世界を救うことができます。

 統一教会の氏族的メシヤ宣布は、本当に偉大なる最後の戦略です。平和は家庭の真の父母から始まるのです。心と体が一つになり、夫婦が一つになり、子女が一つになることによって、真の家庭が誕生します。そこから平和と地上天国が始まります。これが基礎です。愛の王国、生命の王国、血統の王国、また地上天国と天上天国、そして幸福、平和、希望の世界が家庭から始まるのです。ですから、心と体が一つにならなければなりません。堕落によって分かれた心と体、男性と女性、息子と娘が一つになるべきです。どのようにすべきかということは、理論的に知っているので、別に問題はありません。

 真の父母は心と体の一体、夫婦の一体、子女の一体をなしました。 これが理想的モデルです。真の父母は世界的ですから、先生は世界的に天国をつくらなければなりませんが、皆さんはこのような真の父母によってすべて学んで知っているのですから、皆さんの家庭的天国だけをつくればいいのです。皆さんは、真の父母によって、心と体、夫婦、子女が一つになって、アダム家庭が堕落して失ったものを取り戻さなければなりません。これがスタートです。そうすれば、平和、幸福、自由、統一、天国、万事がオーケーなのです。

 では、アメリカの家庭の中で、(ボードに書かれる)この基準に到達している家庭が一家庭でもあると思いますか? 全部地獄です。神学博士でも、いかなる博士でも地獄行きです。それにもかかわらず、この家庭は宇宙を代表し、天宙を代表するといえますか? 先週も説教で代表者、中心者にならなければいけないと話しました。

 アダムは未来の氏族の王です。また国の王です。先生だけが真の父母ではなく、皆さんも真の父母に、みんなならなければなりません。大きな木も、大きくなるためには、そこに細胞の繁殖があります。皆さんはその細胞にならなければなりません。先生は大きな木に例えることができます。全部種、根本が似ています。

  先生が混乱した霊界を収拾

 それで、このようなことを収拾するために、霊界、肉界に混乱が起こっています。女性と息子・娘を選べず、区別や整備ができなかったということです。先生がすべてアダムの位置から、真の父母の位置まで上がっていこうとすると、サタンは反対しますが、神様は協助することができません。世の中を収拾するためには、霊界を収拾しなければなりません。それで、先生がこのような真理のみ言を探求して主張すると、サタンが反対し、神様も反対するのです。人間が神様を捨てたので、神様も人間を捨てるのです。それは蕩減なのです。

 霊界へ入り、これら全員で四〇日間の戦いが行われました。神様のみ前で大会をして攻防戦をしたのです。四〇日間、全霊界が大騒ぎでした。「レバレンド・ムーン、成約時代が何だ!」と、どなっています。しかし、神様もこのみ旨でなければならず、すべてのことが、こうでなければ世の中を理論的に収拾する道がないというのです。

 孔子は、神様が人格神であるということを知りませんでした。神様が人格神であるということが分からなかったのです。「神様ー!」と言いましたが、漠然としていたのでした。みんな質問して、失望したのです。 お父様はイエス様に、あなたが再臨論について、イエス様ご自身でなく、他の人物が来るのだということをなぜ話してくれませんでしたか、なぜ雲に乗ってくるなどと言ったのですかと言いながら失望したのです。 再臨し、空中で千年王国を成すことができますか? 霊界へ行けば、全部間違っていたということが分かります。後で、神様ご自身がすべて誰が正しいのかを判定されます。神様が後に、レバレンド・ムーンが正しいと言われるのです。(拍手)そのようにして神様の承認を受けるのです。

 混乱している霊界を収拾し、地上世界を収拾しなければなりません。統一教会にはいろいろな人がいます。中には、レバレンド・ムーンは洗礼ヨハネで自分こそがメシヤである、などと言い出す者もいます。私がこの位置にいるのは、ただこうなった訳ではありません。霊界に行って神様の承認を受けてこなければなりません。霊界を統一したので、地上においてメシヤとして認められたのです。混沌としていた霊界が先生によって、収拾されたのです。

 今まで、仏教圏、儒教圏、キリスト教圏、イスラム教圏などが、それぞれを中心に壁をつくって他を排除していましたが、これをみんなぶち壊しました。(ボードに書かれる)そして全部統一して一つの方向にしなければいけません。二つの方向ではありません。霊界がそうなると一つの方向に行きます。そして、地上へ来て、地上に五〇億の人類がいるとしたら、五〇億の方向がありますが、これを一つの方向にしなければなりません。レバレンド・ムーンを中心として、サタンが反対して殺そうといろいろなことをやるのですが、だんだん一つの方向になっていきます。

 今は世界平和のための平和主義者は、文先生であると言われています。そうなれば、先生に強い関心を持つのです。それを知っていますか。宗教指導者、政治指導者、最高指導者、学者、言論人などの組織を全部つくって糾合するのです。統一教会の皆さんは、このような先生を正しく知って、先生がしなさいという指示に従っていますか? 行動をしなければ、知っているだけではいけません。ハーバード大学の博士号をもらったとしても、何の意味がありますか? 知っていながら、じっとしているとしたら、それは何も意味をなしません。何もしないと、奪われてしまいます。共産世界の人たちに全部奪われてしまいます。その人たちは世界を救うといって、さまざまなことをしてきたので、その人たちに奪われてしまいます。

 ですから、霊界の混乱を全部収拾し、地上の混乱を収拾して一つの方向にしなければなりません。それから、世界の政治家、最高の学者、言論人など、有名人をみんな連結すれば、この人たちが先生を証しますか、証しませんか? 彼らは自分の分野であらゆる実験をし、あらゆる本をよく読んできました。このように地上世界で優れているという者たちを全部屈伏させなければなりません。

 今回、ゴルバチョフ前大統領を呼んで質問をしたり、さまざまな話をしましたが、後で、文先生の話がみんな正しいと言っていました。彼はよく聞いていました。私がゴルバチョフ前大統領について行くべきですか? ゴルバチョフ前大統領が私についてくるべきですか? 私はそのくらい有名です。だんだんレバレンド・ムーンの名前が復活します。

 先生が霊界の混乱を収拾したので、これからは地上の混乱を収拾する段階が見えるのです。そうではありませんか? どうですか? 見えますか? ここに集まった皆さんは賢い人ですね? 皆さんは「世界は私たちの手にある」と思いますか? 思いませんか? (笑い)

 ですから、先生がいなくても、先生の代わりに皆さんができるということです。そうすることのできる時が来たので、今は、優れた人でレバレンド・ムーンに反対する人はいません。皆さんは、もう先生がいなくてもできるということを知っています。そのことを、先生が知らないはずがありません。知っているので、「真の父母と成約時代」を発表しなければならないのです。これは歴史になかったことです。

 真の父母は永遠に一つです。他に誰もいません。二つではなく一つです。 真の父母に、霊界と地上が全部順応しなければなりません。成約時代とはどういう意味ですか? 創造理想が完成されるということです。それが事実なら、どんなに素晴らしいことでしょうか。

  お母様を立てるまでの歩み

 今まで先生はあらゆる迫害を受けてきましたが、誰も同情してくれませんでした。霊界が反対し、サタンはもちろん、神様も反対しました。地上もそのような立場にある先生に反対しましたが、今は最高の立場に上がっています。ですから、世界に宣布しても反対する人はいません。国家代表が全部集まって拍手をしました。では、先生が地上に来て成すべきことは何でしょうか?

 国を捜し、世界を一つにすることも問題ですが、本来のエデンの園で失ってしまったアダムとエバを取り戻すことです。エデンの園のアダムとエバが堕落したので、世界は全部怨讐になってしまいました。これを反対する基準から段階的に上がってきて一つにし、統一的基盤をつくったところで、世界のすべての家庭をサタンの侵犯を受けない、真の父母が勝利したそのような位置に立たせることが先生の生涯の目的であり、神様の摂理の目的なのです。

 宗教界はいわば、女性と息子・娘を捜すことを目的とします。個人としての女性と息子・娘ではなく世界の女性と息子・娘を捜すのです。ですから代表した立場です。ここにカインとアベルを中心として家庭、氏族、民族、国家、世界があります。これを一つにします。それゆえに家庭という形は小さいのですが、世界的基準からみれば、この源泉は同じです。こうなれば、母を捜すことが問題です。第二次世界大戦直後に母を迎えていれば、何の問題もありませんでした。それで、母親を捜すように、再び地上に横的に展開してきました。

 ところで、エバが堕落した後、霊的に神側とサタン側を行ったりきたりしたように、宗教圏内の女性たちが行ったりきたりしています。女性の世界は、このような霊的世界の分かれ目に当たっているのです。これを一つにしてあげなければなりません。 一番最後に代表の位置である頂上に上がってきて、世界の全女性を代表した一人の女性が現れなければなりません。 地上世界は堕落したエバ圏であり、アダム、エバの完成圏ではないので分からないのです。知らないでそのようなことをしているのです。

ですから、そのような女性が現れるべきですが、先生はどんな女性に会わなければいけないかというと、「私が神様の奥さんです」と言える天の女性です。 そうして、世界最高の頂上に上がっていきながらも、またそこで行ったりきたりしています。一度は神様が教えて、一度はサタンが教えるのです。

 それが分からないので、これを先生は分別させてあげなければなりませんが、そうしようとすると天も反対するのです。天も、それを信じてはいけないというのです。レバレンド・ムーンは天上世界でも異端であり、地上世界でも異端だというのです。またある時は、レバレンド・ムーンは絶対にメシヤであり、神の代身だとも教えるのです。

 先生が地上に来て、洗礼ヨハネがイエス様を敬ったように、エバとして、女性として自分の新郎になるのだと公に証せる証し人が必要です。メシヤであると証しできる女性が、再臨主であると宣布しなければいけません。女性が自信を持って証ししなければいけません。霊界で戦ったのと同様に、蕩減復帰するのです。天国の長官、天国の総理、イエス様の代身、神様の代身の立場まで上がっていくのです。蕩減復帰しなければなりません。そうするためには女性に対して、神様のように仕える過程を経ていかなければなりません。六か月以上、僕の立場で蕩減歴史を行かせるのです。そのようになっています。

 後にその女性が、お父様を神様の代身者であると証ししたその日からは、その女性は主管権を転倒しなければなりません。そのような基準があったので、お母様を選べる基準が立ったのです。数多くの霊的な女性たちが集まってきました。一〇代から八〇代までの七〇年代にあたる女性たちが横的に並んで先生をテストするのです。その女性たちがみな、先生を自分の新郎だと言いました。これは全世界的に大変なことでした。

 これを八〇代から収拾しなければなりませんでしたが、縦的な基準で勝利した基準を中心として、横的な基準でこれを整理しなければならないのです。彼女たちに、自分が神様の婦人であるということを、全部主管権の転倒をさせなければなりません。横的な面の業をしなければならないのです。その神様の妻であるという女性たちに対して、伝道しなければなりません。その場で信じなければ、その女性は気がおかしくなります。そのくらい、恐ろしいのです。

 次には、八〇代から一〇代までの女性たちに、横的、霊的な面から、縦的横的に恩恵を与えて、彼女たちに与えておいた新婦権を取り戻さなければなりません。縦的、横的に取り戻さなければなりません。地上で準備していた新婦権を取り戻さなければならないのです。八〇代から七〇代、七〇代から六〇代、六〇代から五〇代というようにして一〇代まですべて取り戻さなければなりません。 先生は新婦を選ぶ権限を持ち、メシヤになれる権限も持っています。そして、先生がすべての天国的な横的面を取り戻して選んだ人がお母様なのです。

旧約時代完成の一九六〇年にイエス時代を中心として祝福しました。国家的次元を超えたことです。堕落した位置から復帰して上がっていかなければなりませんが、ここ長成期完成級から七年を越えていくのです。これが全部サタン圏内の支配を受けていたので、迫害があるのです。先生の息子・娘はもともと苦労をしてはいけませんが、キリスト教が反対したので、苦労しながら、先生の息子・娘までも迫害されながらこの位置(長成期完成級)まで上がってきたのです。

  二世を収拾する時

 一九九二年四月一〇日、お母様が女性解放運動を宣布しました。元来、第二次世界大戦直後に、新婦権の勝利権をもって新郎を迎えればよかったのですが、失ってしまったため、蕩減してお母様を再び選びださなければならないのです。ですから、全世界的に新婦圏、女性たちがお母様の分身になり、その女性たちが初めて一つになれる時代がやってきたということです。新婦圏が平面図上で女性解放を宣布することによって、第二次世界大戦直後に失った基盤を再び取り戻します。ですから、女性時代に入るのです。一九九二年、それで、女性を捜すのです。

 女性を選び、お母様を選んだ後は、子女です。これが二世です。二世は何かというと、イスラエル民族がカナン復帰の際、四〇年荒野時代に苦痛を受けたように、先生がイスラエル王国権を取り戻すための四〇年荒野時代に入りこの地球上で、イスラエル民族に対するカナン部族のような世界の反対の群れの中に立っていました。これはイスラエルの第二世が上陸したのと同じなので、子女を二世といいます。世界自体がそのようなカナン四〇年路程と同時期であり、カナン復帰と同じです。

 二世というのは、祝福の二世も二世ですが、一九四五年以後に生まれた者も二世といいます。クリントン大統領は二世の最後です。先生の責任は何かというと、第二次世界大戦以後に生まれた者たちを、全部二世として受け入れることです。しかし、これはカインであり、祝福を受けた者たちは二世なのですが、それらをアベルと見るのです。祝福家庭は二世たち、大学を収拾すべきなので、先生の息子、娘たちもみんな大学にかかわりをもってこれを続けてやっています。大学はすべて二世たちが収拾しなければなりません。お母様とアベルが一緒にカインの二世を救うために、今大学での講演を行っているのです。

 イスラエル民族がカナン復帰をなして、カナンの地に入り、自分たちが影響を与える立場であるにもかかわらず、既成家庭とそこの息子・娘の影響を受けたことによって、樹立すべきイスラエル王権を失ってしまいました。これを蕩減復帰して、私たち二世の母たちはどうすべきかといえば、サタン世界に染まらないで、逆に天の国の地上天国を建設する上で伝統的思想を植えておくべきなのです。

 ホモセックスだの、フリーセックスだの、全部いけません!

お母様の収拾は先生がしなければなりません。お母様は子女たちを収拾しなければなりません。どのように収拾するかというと、世界の女性たちがお母様の分身になって、息子・娘たちを抱いて、強制的にでも天の側へ立ち帰らせるのです。お母様は昨年、世界二六六か所を回って大会を行いました。皆さんもこのようにすれば、国が救われ、親戚が救われます。全世界的な大会をしたのです。これは現実問題です。漠然としたことではありません。先生が四〇年間戦った現実問題です。

 皆さんも今、現実問題にぶつかっているのです。天国を探さなければなりません。それで、お母様を再び捜し、子女を捜すことを今、先生がしているので、大学や、米国で講演するのも先生を中心としてお母様に受け継がせて、お母様の時代がやってきたのです。そして大学まで動かしてきました。お母様が大学の講演をすれば一大事となるのです。既成教会の反対は今は気にする必要はありません。今は二世です。大学生と中高生さえ伝道すればいいのです。二世たちを誰が救わなければならないのかというと、女性であり母親です。

 五〇億人類の中で、三分の二以上が第二次大戦以後に生まれたと見るべきです。全世界の女性が完全に一つになれば、今後家庭での息子・娘の収拾は問題ありません。祝福家庭の女性たちは、自分の子供をアベルとし、五〇歳以下の人たちをカインとして、一つに収拾しなければなりません。そうしてこそ初めて、母親として天国に行くことができるのです。それが公式です。それがどんなに難しくても、成し遂げるのが母親としての使命です。そうすれば世界が神様の主管下に入るのです。

 このような四〇年間があったので、母を再び捜さなければなりませんでした。このような複雑なことをしてきました。息子・娘を捜すため、一六〇か国のカイン世界の反対を受けながらすべて成してきましたが、これらはどうせ、これからついてくるようになっています。祝福家庭の皆さんが、第二次大戦以後の人たちさえ収拾すれば、これは自然に収拾されます。先生がつくっておいた基盤をもって、すべて収拾されるのです。

 では、今まで既成結婚をした夫たちはどうすればいいのでしょうか? 彼らは天使長です。母、息子・娘、真の父母が完全に一つになって、真の父母の公認をもらえば、皆さんはその夫と暮らせるし、その息子・娘たちをもう一度つなげてあげることができます。ですから、全世界の女性たちはこれからお母様の分身です。一つにならなければなりません。その次に、先生は女性の大将です。大将は軍隊用語です。軍隊では絶対服従しなければなりません。軍隊では例外がありません。絶対服従しなければなりません。女性の皆さん、私に服従しますか? (イエス)。何をもって服従しますか?

 この点は、私以上に皆さん自身がよく自覚しなければなりません。さもなければ、再び堕落の道を行くことになるからです。

 アメリカの女性もそのようにしますか? (イエス)。道がありません。アメリカ・ウーマンも、アメリカ・クィーンも関係ありません。お母様を四〇年間で再び収拾し、二世の息子・娘を収拾して、夫を収拾する道を教えてあげました。それを誰がすべて成したかといえば、先生一人で成したのです。

 先生に侍りよく理解しても、お母様には時が至らなければ教えませんでした。息子・娘も親に対して、うちの親は統一教会だといって、不平を言いました。父母様が、このような数千年の歴史を歩んできたことを知りません。平面的にだけ知っています。今や女性と、皆さんが生んだ息子・娘たちを救うために先生が苦労したことを知らなければなりません。

  飢餓に苦しむ世界に責任を持つ

 今世界で、一年に二〇〇〇万人が飢えて死んでいくことに対して、誰が責任を持ちますか? 先生しか責任を持つ人はいません。すでに、私たちが海洋摂理を始めてから二〇年になります。その日は記念日にしなければなりません。この二〇年間に、海を連結していける、海洋の流通機構に対するすべての準備をしておきました。

 人間は水と土地さえあれば生きていけます。白人はアフリカの人たちに農作の方法を教えてあげなかったので、いまだに彼らは知りません。ですから、お父様は、水があれば魚を養殖することができ、土地があれば農作することができるということを教えてあげたのです。今テキサス農場をつくっています。昨日も行ってきたのですが、お母さんたちが釣りさえできるようになれば、子供たちは飢え死にしません。海には魚がたくさんいます。子供が飢えて死んでいくのをただ見ていますか? お母さんは魚を獲って食べさせ、家畜を飼い、農業をして食べさせなければなりません。

 ですから、知っている人を指導しなければいけませんが、アメリカの女性がするべきですか? そうではありませんか? 皆さんはフィッシングをし、ボートを買うことを考えていないではないですか? これからは伝道する必要がありません。全世界的なメディアを通して伝道するのです。餓死していく人にフィッシング、ハンティングを教えてあげなければなりません。そうすれば、全世界が生きていけます。

 先生は、宗教指導者がどうして釣りをし、ハンティングをするのかなどと、いろいろなことを言われてきました。神の息子・娘が餓死していくのに、魚を生かしてどうするのですか? あなたたちはボートに乗って釣りを習いますか? 女性たちは、子供の死んでいくのをただ見ていますか? これはお母さんたちの責任です。そして、食べるものがないのは、交通がつながってないからです。全世界は船を造り、道路をつくり、流通機構をつくらなければなりません。これさえ始めれば、統一教会の人数は瞬く間に、数億、数十億になります。皆さんは、船を買い釣りを習って、アフリカに行ってハンティングをしますか?

 皆さんは、みじめなアフリカの母親たちに釣りや狩りのしかたを教えるのです。そうすれば、子供たちを養うのは問題でなくなります。周りにいる女性たちもそれを見て習うようになれば、さらに多くの子供たちが救われます。これは母親の使命です。

 ですから、先生は全世界に女性組織をつくりました。小さな村の隅々まで、母親たちが連携していかなければなりません。そうすれば産物を遠隔地に流通させることが可能になります。では、準備してください。二四フィート、二〇フィートの船を何隻ずつか造って、全部展示しなければなりません。二〇年間海洋摂理にかかわった者たちが全部逃げてしまい、私一人が残りました。それは事実です。

 しかし、いずれこのことは成し遂げられます。昨日もテキサスへ行って、五時にここへ帰ってきて、それから海へ行ってきました。こんなに熱心です。その人たちを生かすために、なるべく自分で獲った魚は自分では食べません。海で一生懸命に過ごしたら、陸地で一生懸命になす時がきます。今度の六月三〇日、海上はあなたたちが全部責任を持って、陸地のハンティングの準備をしてください。

 宗教指導者がフィッシングをするとか、ハンティングをするとかいわれながら、今まで続けてやってきてよかったですか? お父様は漁師の王様です。農業でも、何でもしなければなりません。

  生涯の目的を立て天上世界の勝利者に

 「真のお父様の孤独なる四〇年生涯」、これからもこのように生きていきます。もうすぐ八〇歳になりますが、今も若い皆さんには負けたくないという気持ちです。統一教会の先生は、このような年になっても働こうとするのに、若者が統一教会に入って遊ぼうとします。これではいけません。それをやめさせなければなりません。

 ですから、「真のお父様の孤独なる四〇年生涯」、このように歴史的にすべてのことを収拾し、このようなすべての世界的問題を解決するために努力してきました。これは言葉だけではなく事実です。実績として残っている事実です。お父様の模範的な生き方の前に、恥ずかしくない皆さんの生涯を築き上げるべきである、ということを知らなければなりません。この地上生活が天上世界の所有権を決定する重要な時期です。一度きりの生涯をどう生きるかです。一度の生涯が大事です。

 お父様は地上での生活のあり方が、霊界でどれほど重要になってくるかをよく分かっているので、真剣な生き方をするのです。世界の為に生きてつくった実績が、霊界でお父様の財産になるのです。それと同様なことが、皆さんにもあてはまるのです。

 きょう、先生がこのように一人で公的なことのためにどれほど涙を流し、どれほど地を打ちたたき、どれほど悔しい思いをし、どれほど努力してきたかをもう一度反省しながら、今、皆さんの財産、皆さんの本然の国、世界をこの地上で努力して成し遂げて、天上世界の勝利者になることを願いつつ、話をしました。

 四〇年間み旨を歩むということは、そのような計画がなかったならばできません。サタン世界が全部反対します。それと同じく、皆さんも個人的に人生の目的を立ててください。先生のような、生涯の目的を決めなければなりません。生涯学校、生涯学校生活であると思いなさい。学校では単位を取らなければならないので、そのためのコースを行かなければならないのと同じです。生涯もそうです。

 いくら反対があり、どんなことがあるとしても、自分の行くべき道を最後まで行かなければなりません。自分の道を行けなかった人は結局、反対を受けるはめになります。自分のやっていることが正しいことであることを、再確認すべきです。このような過程で、困難だった時代が、いつも自分を救ってくれる支えになったのです。皆さんも生涯の目的を決めて、一つの国を救うとか、一つの地域を救うという決心をして、昼夜なく一生懸命にやれば、天は必ず協助してくださいます。それを休まず、食べず、決心していけば必ず成功します。先生が四〇年歩んでくる間に、ただ直線の道を来たと思いますか? 直線で来たのではありません。皆さんの行く道も同じです。

 ある程度の時間がたつと、必ず何かが起こります。蕩減復帰です。ここである程度やると、その分また延長させようとします。その理由を私は知っています。必ず何かがあります。夢のような四〇年がこのように過ぎ去りました。「真の父母と成約時代」を宣布し、「真の父母と成約時代安着」を宣布したということは驚くべきことです。天に感謝しなければならないことです。

 安着という言葉は知っていますか? 涙なしにはできないことです。神様は、先生の悲惨な環境の事実をよく知っておられます。先生のために、神様もたくさんの涙を流しながら日々を送られたのです。先生が地上で成すことが、霊界を通して世界に連結されるということは夢のような事実です。

 先生の息子・娘は先生に似るべきです。そうなれば、父母様が行く所に一緒に行けます。先生がこのように詳しく教えてあげたにもかかわらず、霊界へ行って自分の願わない所に行くとするなら、それはどれほど苦痛なことでしょうか。知らなかったらそれでも済みますが、知っていると苦痛です。二重、三重の苦痛です。ですからそれを忘れずに皆さんも、いくら困難でも決めたその道を成功させる皆さんになってください。そのためにきょう、このような話をしました。

 これからはみ旨を知った立場で、皆さんの行く道を決心し、先生に負けない生涯を送ろうと決心するこの時間になることを願います。それでは、元気でいてください。日本の女性食口、男性食口を教育しなければなりません。頑張らなければなりません。皆さんは若くて、先生は年寄りであることを忘れないでください。

 ゴッド・ブレス・ユー! (神の祝福が皆さんと共にありますように!)



一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
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Last updated  2022.06.08 00:19:39
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