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第十八回「愛勝日」での御言

2001年1月2日

 第十八回「愛勝日」、および「興進様昇華十七周年追慕」の記念式典が、二〇〇一年一月二日、韓国の中央修練院で執り行われ、真のご父母様が御言を語られました。


 皆さん自身が祝福の中心家庭

 きょうは「愛勝日」です。この「愛勝日」の勝利の基準は、神様と真の父母との因縁を中心とした忠孝の道理と、愛の心を勝利した基準において宣布されたのです。その条件的基準は、興進君が死の境地に立ってなしたので、その条件が死なずに生きている限り、「愛勝日」の権限は永遠に生き続けます。それゆえ、霊界に行ってもこのことをなし、人類と神様の前に、一体的生命圏を復活させるために働いているのです。それが死んでいないということを知って、一つの心、一つの意志で、一体となることができる皆さんの家庭にならなければなりません。

 興進がそのような立場に立っているのです。地上の薫淑と結婚し、信哲を養子として立てるということを(霊界に)行く前に約束したので、それを実践したのです。



 きょう、私が特別に話そうと思うことは、今まで、皆さんが祝福を受けてから暮らしたその生活を振り返ってみれば、さまざまな……。そのうえ、血統を汚したという事実がたくさんあるのです。サタンが好む影さえも見えない、純潔の基準を残さなければならないにもかかわらず、影のようなあらゆることが多くあったのです。

 今からは、家庭時代を越えていきます。皆さん自身が祝福の中心家庭であるということは、自分を中心として、アダム・エバが堕落していない本然の基準において完成し、祝福を受けることができた立場を代身したということです。それゆえ、それを連結して拡大した一族を中心として氏族の王、それを連結して民族の王、それを連結して国家の王、それを連結して世界の王、それを連結して天宙の王圏が出発するのです。このような事実を考えるとき、分かれてしまったすべてのものを連結させるのが、真の父母の仕事だというのです。

 家庭を代表して、氏族、民族、国家、世界、天宙まで、そこで長子権……。長子権とは何かというと、アベルが長子を代身して失ってしまったものを復帰するために、長子からどんな受難や苦痛を受けても、甘受して越えていかなければならないということです。そのように越えてきたので、サタンが屈伏するのです。それは、真の愛でなくては、屈伏する道はないというのです。

 このような観点で見るとき、家庭時代を越えて国家時代の峠に向かっているこの場において、皆さんはきょう以降、再び祝福を受けなければなりません。再び聖酒を飲むのです。それぞれの家庭において、父母が子女にそれを分け与えてあげなければならないのです。

 天地父母がどれほどの犠牲を払い、復活圏を、私たちに贈り物として与えてくださったことでしょうか。再び血統を元返し、新しい次元に登壇することができる権限を与えたのは、そのような真の愛の功績基盤があるがゆえに、可能になったのです。国家を越えていこうとするこの時、今まで自分勝手に暮らしてきた人は、入ることはできません。

 聖人たちがここで(=地上で)祝福を受けることができなかったのは、国がなかったからです。国がなかったがゆえに受けることができなかったのです。しかし、今では聖人たちまで祝福をし、興進君を中心として祝福を受けたすべての聖人が一つとなり、六月十三日までに、聖人を中心とした宗教圏全体の、蘇生、長成、完成と、完成段階の三分の一まで祝福をしたというのです。それを越えて、祝福を受けた者たちに「年内に自分たちに連結している宗教圏全体をすべて祝福してあげるように」と指示しました。

 また、宗教を信じていったすべての人たちも、その連結関係を中心として、聖人と殺人魔を祝福したその恵沢圏内に入っています。その宗教圏には、地獄に行った人もたくさんおり、楽園に行った人もいるのです。それゆえ、「だれでも祝福してあげ、解放圏をなしなさい」と指示したのです。

 そのような指示をしたので、その環境を中心として、解放圏の恵沢を横的に分け与えてあげるのです。そのことによって、神を信じない人でも、地上のいかなる人であっても、祝福をすることのできる自由環境が展開したというのです。分かりますか?

 地上がこのようになったと同じように、天上世界においても、今までふさがっていたすべての一族が、一つの主体の前に相対的基準を結ぶことができる内容さえ連結されれば、天の国の同等な価値の祝福を相続することができる時代に入ってきたのです。そのことを皆さんは知らなければなりません。

 それゆえ、その主体の前に絶対信仰! 問題です。今日、宗教を立てているのは絶対信仰のためであり、絶対信仰の中で何を探し求めるのかというと、神様を絶対に愛することです。神様を絶対的に愛することができなかったので、(宗教という)橋を架けて、その宗教圏の宗主を中心として「絶対愛」を主張してきたのです。その中心的存在として来られたのが、再臨のメシヤであり、真の父母なのです。真の父母が現れれば、真の父母を中心として、信仰をもっていなくても、絶対信仰、絶対愛!

 その愛は、真の愛を中心として愛するので、堕落した世界において、国王がいて、おじいさんがいて、父親がいて、自分がいて、自分の初孫がいたとしても、そのすべてを越える理想なのです。アダム・エバが絶対信仰と絶対愛の基準をもつことができず、絶対服従することができなかったので、すべての宗教が、絶対信仰、絶対愛の基準を立てるのです。そして、真の父母を中心として祝福をしたとすれば、万国を平準化させることができるのです。

 そのような時が来たので、真の父母という名前をもつか、真の父母と関係をもつ人々がいる環境において、絶対に信じ、絶対に愛し、絶対に順応することができる道理が展開すれば、いくら遠くても、千年史の核となったこの基準を延長させ、中心から最果ての人まで通じることができるのです。ここから果てまで行ってこそ、帰ってくることができるのです。

 このような時代になることによって、祝福の恵沢が、水のように万国全体に流れて平準化されるのです。地上と天上世界に平準化水平世界が到来したのです。天上と地上が真の父母を中心として水平となり、水平線で同志をつくることができる時代に入ってきたということを知らなければなりません。分かりますか? (「はい」)。

 国家基準を乗り越える



 反対するこの環境を越えて、国家基準ではなく、世界基準と天宙基準、心情基準で、国家以上に愛し、世界を代表した聖人以上に愛し、天地を代身したイエス様が願った以上の基準である、聖子の家庭を編成することができたという事実。これを遮る者はいません。これは、神様の願いでもあり、すべての道主たちの願いでもあり、堕落した人類のだれもが願うことです。その願いの基準を中心として、平準化することができる時代なのです。

 一つの家庭において、アダム・エバが分かれ、アダム・エバの息子・娘たちが怨讐となり、カインがアベルを殺すという殺戮戦が起こりました。その一つの核が拡大して、天上と地上が完全に地獄世界になったという事実。それゆえ、家庭理想を動機とし、これを拡大し、宗教圏、数多くの民族と文化背景をつくったのです。

 ところが、来られるメシヤは宗主たちの父です。数多くの宗教の宗主の父であると同時に、国の父であり、世界の父であり、天地の父なのです。それと同時に、その一人を中心として、愛を中心としたアダム家庭の理想の立体圏を備え得る内容が、地上世界に顕現してこそ、死亡圏に勝つ地上天上天国が完成するのです。そのことを知らなければなりません。分かりますか? (「はい」)。

 ですから、皆さんは帰ってすぐに、再び聖酒式を挙行しなければなりません。これは、「国家基準を乗り越える」という自信をもってしなければなりません。

 聖酒式を挙行した人たちは、イエス様が願った国家基準、民族編成以上の位置を越えることができるのです。そして、国連まで連結させ、国連に紐を結んで橋を架け、それを上がっていくことができる時を迎えたので、国の基準を放棄してしまい、今、国連の活動に命を懸けていくべき時になったというのです。分かりますか? (「はい」)。

 今は、国連の世界的峠を越えたので、天下が一つになる時に聖酒を飲めば、完全に皆さんは、旧約時代、新約時代、成約時代に結婚できなかった三時代……。 旧約時代は万物の血を流し、新約時代は息子の血を流し、成約時代は父母まで追放したのです。このすべてのものを再び取り戻し、 現時点で、一代において……。分かりますか? 今何と言いましたか? (「現時点において」)。真の父母が現時点と一代で、このすべてのものを連結させ、勝利の覇権を編成したのです。

 一月十三日になれば、神様ご自身もためらうことなく、四方に気兼ねのない立場で、引っ繰り返し……。偽りの父母が神様の王権まで引っ繰り返したのですが、それを真の父母が正しく元に戻し、祝福家庭をして、天国に直行し得る解放圏をなすことができる立場に立てたのです。それゆえ、神様と真の父母を中心として、皆さんの家庭と全人類が希望的な基準で生き残るようになるのです。

 国連を中心として、世界のために貢献した基準によって、すでに囲いができているので、そのような心情をもって、今後、NGO(非政府組織)とWANGO(世界NGO協会)の活動、国連活動に総力を注げば、アメリカであれ、ロシアであれ、いかなる国家であれ……。安全保障理事会が「紛争を防いで平和の主翼となる」といって乗り出しましたが、それが問題ではありません。

 祝福的恵沢を中心として、真の愛の血縁的因縁の実践場である皆さん個人と家庭において、解放し、和合させることができるようになれば、天地が歩調を合わせて自動的に、個人時代、家庭時代、氏族……。八段階時代を中心として、あちら側まで……。先生が(このことを)この地上でなしたので、霊界でもなすことができる時が来たのです。

 それで、祝福家庭の協助時代、その次に、祝福家庭の家庭ではなく国家協助時代、祝福家庭の世界協助時代、祝福家庭の天宙協助時代となるのです。神様を中心として真の父母が一つになった場における兄弟と同じです。それが三代を経ることによって、アダムの息子・娘がたくさん出てくるのです。アダム家庭において種だったものが三代を越え、世界の種として拡大されたとしても、対等で同じ価値をもつというのです。

 神様を中心としたアダム家庭において、三代を経て実を結んだものは、数千年の歴史が過ぎたとしても、同じ内容の価値をもった家庭生活をしなければならない、という結論が出てくるのです。分かりますか?

 それで、先生を神の愛を体現した王として侍り、家庭において神様と先生を愛の主体の王として侍り、国において侍り、世界において侍り、サタン圏を越え、国家基準さえ越えれば、私たちの世界になるということを知らなければなりません。分かりますか? それは、全体、全般、全権、全能の時代です。

 全体とは何かというと、今日のサタン世界の数多くの国家のことです。全体の国家が全般になるのです。同じ一つのものに一般化されるのです。一つの国家形態を備えるのです。それで、全権です。今までの六千年時代において、サタンがありとあらゆることを行い、天の息子・娘も捕まえて殺してきました。神様が失ってしまったすべての権限を取り戻し、一瞬の内に引っ繰り返すことができる全能の時代へと進展するのです。分かりますか? (「はい」)。

 神様が直接責任をもたれ、私たちの生活を干渉し得る時代

 そのためには、皆さんが先生を中心として、神様と一致した信仰基準を中心として、 絶対信仰するのです。一度言ってみなさい。(「絶対信仰!」)。絶対愛! (「絶対愛!」)。絶対服従! (「絶対服従!」)。

 今から、先生が皆さんに「東に行くのです」と言った場合、「昔は西に行きなさいと言っていたのに、なぜ東に行きなさいと言うのか」と考えてはいけません。「西に行くのです」と言えば西に行き、「南に行くのです」と言えば南に行き、「北に行くのです」と言えば北に行かなければならないのです。分かりますか? (「はい」)。



 皆さんの故郷の地は、日本でもなく、韓国でもなく、アメリカでもありません。地球星です。一度言ってみなさい。(「地球星!」)。

 皆さんの国は地上だけではなく、霊界を合わせたものです。神様が住んでいらっしゃる国まで合わせて、皆さんの国となるのです。その本国に行くためには、故郷を国よりももっと愛するのではありません。故郷で暮らしていたとしても、国をもっと愛するのです。反対です。今まで国を忘れ、世界をすべて忘れてしまい、自分たちの家庭や身近な者たちを思っていたのです。それは違います。

 故郷で暮らしていますが、今から私たちの家庭は国のために、それから国家のために生きていた国家は世界のために、世界のために生きていた世界は天宙のために、天宙のために生きていた天宙は神様のために、神様のための天宙は私たち個々人、私たちの各家庭のために……。このように結実しなければならないのです。このことを知らなければなりません。

 そのようにすることによって、神様が勝利されたのと同じように、解放的価値を備えた家庭となるのです。永遠なる解放です。そこで、真なる長子権復帰、家庭権復帰、王権復帰をなすことによって、億千万世、太平、盛大の時代が連結されるのです。アーメン! (「アーメン!」)。感謝です。「アーメン」と言えば、三度以上「感謝です」と言わなければなりません。(「アーメン! 感謝します! 感謝します! 感謝します!」)。

 絶対信仰、絶対愛、絶対服従 によって完結し、解放された私となり、天国自由解放圏に直行し、入っていくことができるようになったことを、三度感謝しなければならないのです。分かりますか? 感謝します。感謝します……。心でも、そのような心をもたなければなりません。

 それゆえ、帰ったら、あらゆる精誠を尽くすのです。一家が入籍しましたが、もう一度集まり、国家基準を乗り越え、イエス様が国を越えて祝福を世界に拡張することができずに、サタンが国家基準において天の側を破壊したすべてのことを、今から皆さんが完全に解放しなければならないのです。分かりますか? そうすれば、サタンがいなくなります。

 ですから、世界、あるいは天宙まで自動的に、自分が努力する以上の世界に入っていくのです。それゆえ、祈祷する時代は過ぎ去りました。祈祷というものは願うことです。「お願い申し上げます」というのが祈祷ではないですか? そのような時代は過ぎ去りました。今からは何かというと、国家基準を越えて世界に行き、神様が直接責任をもたれ、私たちの生活を干渉することができる時代に入るというのです。それゆえ、祈祷ではなく、報告しなければならないのです。報告です。分かりますか? (「はい」)。

 ですからきょう、私がはっきりと示そうと思うことは、今から皆さんは生活目標をもって生活し、それを報告する生活をしなければならないということです。

 国に対して何をしなければならないのかという題目が、今から出てきます。それを中心として、何に何時間、何にどのくらい努力をしたかです。問題は何かというと、御言を世界の果てまで宣布しなければならないということです。霊界の果てまで宣布しなければなりません。真のご父母様の御言を地の果てまで宣布するうえで、だれが早く宣布するのかという問題です。



 先生が霊界に責任をもち、すべてに責任をもって入籍させ、解放的基準をつくっておいたので、今ではすべての門が開き、行くことができるのです。それゆえ、重荷を下ろし解放された者たちは、心と体を中心として良心の呵責のない自分自身を立て、世界に負けないようにするのです。世界の兄弟です。大家族の兄弟です。彼らに負けない立場に立ち、これからは、金氏なら金氏の系列が入れ替わるのです。大きかろうと小さかろうと、世界的な国家形態を備えた国に接ぎ木しなければならないのです。分かりますか? (「はい」)。

 今、環太平洋圏時代です。大洋圏時代が来たのです。この国々の中には、(人口が)二千人の国もあります。分かりますか? 皆、放棄してしまいました。(このような小さな国々が)一つの国として国連に加入すれば、六十か国以上になります。そこに、南米とアフリカを合わせれば、国連に加盟した国の大部分は、先進国以外になるのです。分かりますか? 先進国が私たちに反対するからといって、心配するなというのです。強力に反対すれば、発展途上国はすべて、自動的に私たちを支持するようになっています。分かりますか?

 祝福を受けた家庭においては国境がなくなります。先生に反対すれば、全世界の祝福家庭は結束します。「どこどこに集まりなさい」と言えば、国境を越え、這ってでも訪ねて行くのです。なぜですか? 神様を解放するためです。地上天上天国をなすためです。神様はそのように宿命的な摂理をしてこられながら、恨に恨を重ね、真の父母も御旨のために生涯を捧げてきました。それを完全に終結したのは、皆さんのためなのです。それゆえ、皆さんがこれを終結させなければならない、決死的な時代に入ってきたということを知らなければなりません。分かりますか? (「はい」)。

 そのように理解して、そこに絶対的に一体となって責任をもちますという人は、手を挙げなさい! 下ろしてください。サタン世界への関心と、その伝統と習慣的内容があるところでは、天国を建設することはできません。サタンに血統を汚されたぼろぼろの風呂敷に、天の国が入っていくことはできないということを知らなければなりません。

 それゆえ、日本人が統一教会員になれば、完全に他の国に行って四十日を経て、自分の国に帰すのです。四十数を満たさなければなりません。何のことか分かりますか? (「はい」)。

 二世が天の国に責任をもち、地上の国にも責任をもつ

 今、残っていることは、七代に関係している自分の親戚と、その親戚と結婚した相手の親戚まですべて一つにして、全世界的に統一された祝福を行うことです。そして、後代、後孫たちにも、この祝福がどれほど難しかったかということを教えてあげなければなりません。祝福を受けて生きることが、どれほど苦労……。

 ここにいる二世たち! この勝手な者たち! 二世を前に立てるのはやめようとしました。後ろに行かなければなりません。

 神様が一代ならばアダムが二代であり、アダムの息子・娘が三代です。地上においてその三世圏を代身して、先生が一代ならばあなたたちの父母が二代であり、あなたたちが三代です。それゆえ、あなたたちが天の国に責任をもたなければならず、地上の国にも責任をもたなければなりません。それが、地上で祝福を受けた二世なのですが、あなたたちは天の国に責任をもち、地上の国に責任をもつことができる王の立場に立ちましたか?

 この者たち! 二世であるあなたたちは全員、先生が建てた神学校に入るのです。初めに、心の世界と交流して、体を支配し得る道において旗手となっていかなければならないのに、この者たちは世の中でお金を稼ぎ……。

 (そのような者たちは)私が捕まえて、サタン世界の一番端から、サタンの後から入ってくるようにさせます。負債を負った人は前に立つことはできません。分かりますか? (「はい」)。この者たち! 父母になって子供を生み、負債を負う立場で、サタン世界から剥ぎ取って食べるために、そちらに行くのですか?

 回れ右して、「サタンよ、私は千年、万年、行く! おまえが千年、万年、苦労してこそ、私の後ろについてくることができる」と宣誓して行かなければならないのにもかかわらず、あなたたちは、肥だめにいるうじ虫よりも汚い者になろうとしています。二世、分かりますか? (「はい」)。私があなたたちに復讐します。

 何が、ソウル大学ですか? どのような大学も、私は認めません。ハーバードでも何でも、私は認めません。そこは、神様に反対する人が八〇パーセントです。それで、先生がそれをすべて引っ繰り返すために大学を建てたのにもかかわらず、そのようなところに行くのですか?

 私の子女たちもそうです。ハーバードを出たとしても、UTS(統一神学校)を出なければなりません。嫁であろうとだれであろうと、行くのです。行かない人は、先生と関係を結ぶことはできません。統一教会のご飯を食べることはできません。何のことか分かりますか? (「はい」)。この子女たち、この韓国の者たち、兄にならなければならないのに、何をしているのですか? 根が腐れば、大きな木でも倒れてしまいます。新しい時代です。

 今年の標語は何ですか? 解放された! (「天地父母と」)。天地父母と! (「子女が」)。解放された子女のことです。解放されましたか? 子女が一心一体となって、それから何ですか? (「真の愛の主体」)。真の愛をもちましたか? 神様の真の愛は、主体的世界を願っています。これは歴史的な願いです。すべての聖賢、賢哲は死の道を行きながらも、真の愛の道を欽慕して行ったのです。天の福を祈って行った人たちもそうです。真の愛とは何ですか? (「主体性」)。主体性とは何ですか? 中心観です。それは何ですか? 神様の真の愛を中心とした絶対性、唯一性、不変性、永遠性の、その御旨が完成されますように。それが題目です。

 完成です。成就ではありません。完成というものは、結末を結んだということです。「このような、絶対、唯一、不変、永遠なる、真の愛の神様の属性としての主体性が、すべて成し遂げられた。それ以上なすべきことはない」ということです。それですべてでしょう。(「はい」)。

 三〇〇〇年に向かう最初の年に、皆さんは解放された自分を誇らなければなりません。自分の目、耳、鼻、口、手、すべてが神様の代身とならなければならず、真の父母の代身とならなければならないのです。その愛も、すべての環境が、そのようにならなければならないのです。そのことを知らなければなりません。

 三〇〇〇年に向かっての出発において、総清算とともに、総決算することができる主流的な核を標題として立てたのは、二〇〇一年ではなく、三〇〇〇年の主流思想として残すために、このように措置したのです。このことを理解してください。二〇〇二年、二〇〇三年に標語がなくても、これに従って生きればよいのです。分かりますか? (「はい」)。一度言ってみなさい。(「解放された天地父母と子女が一心一体となって、真の愛の主体性である絶対、唯一、不変、永遠のみ旨が完成されますように」)。

 その解放の観念が貴いのです。解放! 心と体が一つになり、夫婦が一つになり、息子・娘が一つになり、三代が一つになる前には、解放はありません。それは何によってなされるのでしょうか? 真の愛の主体性です。真の愛の主体性を願いながら、解放の道を開拓してこられたのが神様であり、宗教の歴史であり、再臨の歴史であり、今まで皆さんが歩んできた歴史だというのです。そのことを知らなければなりません。

 神様と一つになって、永遠に真の愛の主体性を灯火のように輝かせ、そこにおいて喜び、解放され、天上世界にも地上世界にも地獄がなく、だれにとっても希望の安息所であり、希望の福地とならなければならないという事実を、はっきりと自覚しておかなければなりません。分かりますか? (「はい」)。

 教育しても駄目ならば法的措置を行い、難しい法を守らせる

 皆さん、世の中もそうではないですか? 金銀財宝や立派な家財道具がある金持ちの家に嫁いでいった女性が、寡婦となり、貧しい人と再婚するようになったとすれば、どうしますか? 新しい夫に「私の家で一緒に暮らしましょう」と言う女性は、狂った女性です。分かりますか? (前の夫の)写真を掛けておいて、そこで毎日一緒に寝るのですか?

 これを千回、万回、否定して、一八〇度異なる立場で、それをきれいにするのです。神様はその影さえも、一つのほこりさえも、残ることを好まないのです。

 ところが、あなたたちは野良犬のようにして集めた自分中心のものに固執し、そこにとどまろうとする狂った者たちです。それは、正常ですか、非正常ですか? 日本の者たち! 正常ですか、非正常ですか? 韓国の者たち! (「はい」)。先生に苦労させながら、目をむいて見つめているこの者たち、目に神様の矢が突き刺さり、胸に矢が突き刺さるのです。怨讐です。極悪な怨讐です。極悪な怨讐に私が責任をもって……。何代を経てでも、この恩賜にこたえてみなさいというのです。



 私には何もありません。自分の息子・娘だとも考えません。お母様までもです。過ちを犯せば、赦すことはできません。私自身もそのようになれば赦すことはできません。自分には無慈悲な男です。どこに行っても、よいレストランには行きません。いつもファーストフードを食べていました。

 そのように生きてきた先生を真の父母として侍るならば、あなたたちは堕落した世界の本宮で汚れ切って暮らしていた者たちなのですから、何十倍も苦労しなければならず、何十倍も聖別しなければならないはずです。自分中心に残したものは、火で燃やしてしまわなければなりません。ここを越えていくことができません。分かりますか? (「はい」)。

 完全に否定しなければなりません! ここに下りてきたので否定し、それからここに上がっていき入籍しようとすれば、再び否定しなければなりません。サタン世界を否定しなければならないのです。天の世界のプログラムに合わせるためには、世の中のものを好み、自分中心の所有権を好んでいたことを、完全に一八〇度転換し、そのようなものに対してつばを吐いてしまうことができる心をもたなければなりません。

 そのようなものを餌にして引きずられ、天の奥底に恨の釘を打ち込んでいたということを知らなければいけません。それを抜いて燃やしてしまう心がなければ、天国に入っていくことはできません。

 統一教会の祝福を受けた家庭として、このような話をしたのにもかかわらず、それを中心として、今から十年後に国連を通して法が制定されるとき、そこに引っかかった人は、一つの島に押し込んで、再び訓練する時が来るかもしれません。分かりますか? (「はい」)。

 これは先生の決意ではありません。神様の決意です。堕落した痕跡の影さえも、ほこり一つでも、意識したくないのです。「新しい天地を創造したい」という心が、どれほど強いか分かりません。

 しかし、あなたたちを掃き捨ててしまうことはできないのです。真の父母の御旨を中心として教育しても駄目ならば、法的措置を行って、難しい法を守らせるようにするのです。それは滅ぼすためではありません。復興させて、天国に連れていくためです。そのような修練過程を経なければならない未来が待っているということを知らなければなりません。

 それゆえ、大洋で、海の上で暮らさなければならず、島国を訪ねて訓練しなければならず、陸地を離れて半島を経て、島国、大洋、海へと行って、そこで水に溺れずに再び上陸しなければならないのです。

 ですから、大陸、半島、海洋世界の還元を宣布して戻っていくために、天の国の四大心情圏還元を宣布したのです。それは何ですか? 清い純潔な愛の伝統、血統を中心として一致することができる統一的……。神様がご覧になれば、(一人の)大きな男性と(一人の)大きな女性の二人しかいないというのです。そうではないですか? 神様の性相と形状が分かれたのが人間であり、性相の細胞と形状の細胞が男性と女性です。

 天の国に行けば、神様は心の立場におられ、天地父母は体の立場にいて、人類はその細胞の立場で、一つの体にならなければならないのです。心情圏の体恤ができない人は、そこで垢となってすべて押し出されてしまうのです。皮がむけて垢になって落ちていくのです。そのことを知らなければなりません。それゆえ、ただ何となく歩んでいくならば、結局は、あなたたちの後孫は歴史時代において流れていく群れとなるのです。

 先生は霊界に行ったとしても、「神様が創造された世界が汚され、恨の標的になってしまったので、残しておかずに、新しい天国を創造してください」と言うこともできます。創造できるというのです。私たちの思い通りにできるのです。

 そのような解放された世界に向かっていくのですが、地上で自分の環境的条件に絡まれ、自分中心のものに固執して、それを失うのを恐れて後ろを振り返れば……。何ですか? ソドムとゴモラの何ですか? (「ロトの妻です」)。塩の柱になったのですが、それ以上になるというのです。

 総生畜です。サタンの主管と神様の主管に分けていた時代ではありません。全体を一つにした基準において、今から四十三日修練を受けなければなりません。できなければ、這ってでも行きなさい。もらい食いしてでも行きなさい。

 尹晶老! (「はい」)。私の言うことが分かりましたか? (「はい、分かりました」)。教区長に言って、修練を受けていない人が何名なのか把握し、修練を受けさせなければなりません。

 そして、総生畜献納基金はみなが完全に行うのです。この者たち! 一日いくらずつかでも集めて、きちんと捧げるのです。アフリカに行って暮らしていても、「先祖が悪いことをしたので、このような所で暮らすのだ。それを清算するために、一年ではなく、十年でも精誠を尽くそう」と言って精誠を尽くせば、天が祝福してくれるのです。そのように理解し、それをきれいに清算してから暮らさなければなりません。

 責任者でそれができない人は、再び教育を受けるかもしれません。分かりましたか? (「はい」)。国家メシヤ、国の責任者は、それを知らなければなりません。総生畜献納基金を使ってはいけません。

 さあ、そのようなことをすべて理解して、新しく決心してください。三〇〇〇年に向かって出発する二〇〇一年は違います。暗闇の世界を過ぎ、黎明を経て、先生と共に全宇宙を明るく照らすようになっているのです。 ​それゆえ、今からはラジオ放送をしなければならず、テレビジョン、新聞、言論を通して、あらゆる方向に宣伝するのです。​




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。
奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵
世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。
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