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まだ小学生だった頃、夏休みになると親戚の家に行っていた
一つ上のお兄さんと一緒に夏休みの宿題をしたり、暗くなるまで遊んで、風呂に入る
のが楽しみだった お風呂と言っても当時はまだガスもなく、木を切って乾燥させて
お風呂の下に炉があって燃やしながらお湯加減をみて、調整するという昔ながらの
手法で沸かしていた 「五右衛門風呂」と言われているけど
これがなかなか難しくて何回もさせられたけど最初はうまくいかずよくお兄さんに手伝
ってもらったけど、少しずつコツが分かってきて慣れてきてそれが私の最初の分担に
なって何か嬉しくて失敗はしたらダメみたいな気持ちになって一生懸命やった
大人から認められたというのが自信につながったのかなあ
でも、お爺さんにはよく叱られた・・・牛を飼っていて、手綱を跨いだその時、お爺さん
が「こらあ~~何処を跨いどるんや~~あほか~!」って怒鳴られたと思うとゲンコ
ツが飛んできてこの時からお爺さんは怖いと思ってなるべく避けていた
お爺さんは特に厳しい人で戦争にも出兵していて無事に帰還して、苦労してきたとい
う事でお爺さんの言う事に皆は逆らえなかったみたいだ その当時、私は戦争とい
うものが理解できていなかったので、なんで?言い返さないのか不思議やった
お爺さんは頑固一徹でお酒が特に好きやった お酒といっても特級酒が好きでそ
れ以外は飲まない お爺さんはよく私たちが住んでいる家までよく来ていてお爺さ
んが来るたびに母が高いお酒を買うと今日の晩御飯粗末になるけど・・・っていつも
嘆いていた 母にお酒に水を入れたら良いやんって言ったらそんなことしたら直ぐ
にバレて怒られるって言って泣いていた 何で来るんや!って子供ながらに反発
していたのを覚えている でも、元気やったお爺さんが年とともに弱弱しくなって
いくと悲しくなってよく父と見舞いに行った 一度だけお爺さんがえらい剣幕で親戚
のお姉さんたちを怒鳴りながら怒っているのを見てびっくりして何があったのか縁の
下にもぐりこんで聞いていたらどうもお爺さんが寝ているところでオナラ○| ̄|_ =3
プッをして二人で笑ってたらしくて、それがお爺さんには気に入らなかったらしく、怒っ
てたという事やった お姉さんといってもまだ中学生で箸が転がっただけでも可笑
しくて笑う年頃やのに・・・それくらいどうしたんやって思って馬鹿らしく思えた
なかでも一番不思議だったのは一番上のお姉さんがよくガムテープを脇の下に貼っ
て勢いよく剥がしているのを見たけど最初は何をしているのか分からなかった
ゴミ箱の中を覗くとさっきのガムテープが残っていてよく見るとガムテープに毛がたく
さんついていて・・・ガムテープって毛が生えてくるんやって思って、友達に言ったらそ
んなことあり得ないって言うし・・・じゃあ、何で毛が生えているんや?って疑問を持ち
ながら、もう一回見てみようと思って観察してたら脇の下の毛を抜いているのに気が
ついた それも目を真っ赤にして・・・そんな痛いことしなくても良いやんって思った
けど・・・見るのが悪いと思いながらククッって笑いをこらえるのが辛かった
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